勤めている会社が副業解禁となり、申請してみたら、、、
承認されてしまいました〜
ひゃ〜どうしよう~
本当に承認されてしまった・・・
という、前回までのお話ですが、
どちらかと言えば、勢いで申請ボタンを押してしまった感が強く、
どういう働き方にしようか、というのは起業してから考えるという能天気な個人事業主でした。。。
前回のblogに記載しましたが、
朝のジョギングの時間に公園の清掃をされている老夫妻の姿を、ただ横目で見ているだけでいいのか?
私のジョギングコースの途中には保育園があります。
その門には
”求人:保育士 7:00~9:00または夕方17:00~19:00”
と記載されたポスターが貼りだされていて、
随分長い期間貼りだされているようで、すっかり色褪せて目に留まる目的を失いかけています。
なかなかエントリーされないのかな、、、
私が持っている資格、始業前の2時間、終業後の2時間、副業が解禁されたら使えるのにな・・・
なんてことを漠然と考えながら通り過ぎる日々。
いざ解禁されたら・・・
どうしよう…と迷う自分と、
申請せんのかーい!! もう一人の自分が突いてきます。
悩みつつも、躊躇している訳にいきません。何のために取得した資格なのだ!
迷ったらGOよ!我が子達に背中を見せなければ…という事で、申請ボタンをポチっとな。
そして、起業届を出して、屋号も決めて、さぁ次にやるべきことは??
知りたいことがネットに溢れている今の時代に生きててよかった。
わからないことはネットが教えてくれるのですから。
ところが、、、
”フリーランス保育士”で検索すると、ベビーシッターとして活躍されている方が、殆どで、
保育園に勤務されている方のコメントや記事に行き当たりません。
ん、フリーランス保育士ってベビーシッターのことなのかしら?
それすら知らないという状況。
保育士の資格を取った理由の一つに、保育園に恩返しがしたいという思いがありました。
シングルで3人育てることに必死でしたが、末っ子が20歳を迎え、ようやく一区切りつけられたのは、
今の会社に勤められたから・・・
産休・育休を3回取得しても尚、勤めることができたのは、
保育園に預けて働くことができたから、、。
長男・次男・長女と3人一緒に保育園に通う時期が1年間あり、
その1年を入れて、計9年間保育園に通園させてもらいました。
それも朝7時半には登園し、延長19時のラストを争うギリギリまで、、、
本当にお世話になりました。
ゆえに、次の働く世代のお父さん、お母さんの力になりたい。
保育士の先生方のサポーターになりたい。
ということで、私がフリーランス保育士として働く場を求めるのは、
ベビーシッターではなく、まずは保育園での勤務でした。
しかし、いくら調べても、フリーランス保育士で保育園勤務の方・・の情報がなかなかヒットしません。
保育園で働く事は難しいのか?
とりあえず、ベビーシッターの登録だけは済ませて、保育士の求人を探してみます。
毎週日曜日の新聞の折込チラシに入ってくる求人一覧は社会情勢を表していると思っているので、いつも興味深く見ていました。
そこに必ず掲載される保育士の求人募集。ニーズはあるんですよね。
ネットで"保育士"を検索すると、
あなたにお勧めの求人!とサーチ情報から次々とスマホ画面に広告が表示されます。
早朝、延長を含む募集は思っていたより沢山ありました。
どうしよう。。。
フリーランスではたらくという事は、個人事業主という事であり、雇用契約を結ばずに、業務委託契約を結ばなくてはなりません。
業務委託契約って。。。
とりあえず契約してくれそうなところを探してみる。。。
30年ぶりに書く履歴書。
志望動機を考えて。。。
自分の直感を信じてエントリーのボタンを…
押してしまった。。。
まぁまだ採用されるかわからないしね。
すると直ぐにWeb面接の日程調整の連絡をいただきました!!
そのレスポンスの速さにただただ嬉しくて、
何度も何度もスマホのカメラに映る自分を確認しながら、大丈夫大丈夫と緊張を落ち着かせる。
丁度その年は次男の就活のシーズンでした。
エントリーシートを書いて、インターンに行き、面接を受け、、何になりたいか、何をやりたいか、どういう将来を描いているか、、そんな次男の就活の様子を応援しながら、母も就活です。
次男の就活と私の就活と一つだけ違うとしたら、私には、主たる勤務先が既にあり、主たる収入源が確保されているという事。この気持ちの持ち方は後の複業の働き方にも大きく影響してきます。
そして迎えたWeb面接の日。
その日の朝刊に、今後期待される成長企業として保育業界の企業が取り上げられていました。
えっ?この会社、今日面接する会社なんですけど??
なんと私が面接を受ける企業の記事がトピックとして取り上げられていたのです。
なんという偶然。これは何か良い兆しか?と面接のテンションも上がります。
そして、約束の時間となり、スマホ画面に先方の人事の方が登場されました。
わ、若いっ!
私が持っていた人事の方のイメージとは違い、若いハツラツとした男性の方がテキパキと質問され、その誠実そうなお人柄に、私も思いつくだけの志望動機をお話しして、あっという間に時間は過ぎました。
「私が本日お話をお伺いする限りは、ぜひ仲間になっていただきたいと思うのですが、問題は雇用形態ですよね…。」
「申し訳ありません。どうしても雇用契約を結ぶ事は不可能で、業務委託契約という形になってしまうのですが…」
「正直私どももそのような形での契約をした事がなく、、、うーん、、」
先方の方が心なしかトーンダウンしました。やはり、ここがネックになるか。。。
前例がないという事…この言葉に打ちのめされる事、結構あります。
前例が無いなら作れば良いじゃないですか!
第一号になれば良いじゃないですか!
第一号になるにはいくつものハードルと壁を乗り越えてその道を作らねばなりません。かなりのエネルギーが必要となり、諦めの境地に陥る事もしばしば。でも、そこを乗り越えると、次に続く人の道が開けます。
そういう悔しい思いをこれまで沢山抱えてきたからこそ、
「私もいろいろと調べてみましたが、業務委託で保育園に勤務する保育士という情報がなかなか見当たりませんでした。ようやく副業を認める企業が増え出した昨今です。これまでに無い新しい働き方を一緒に模索していただけませんか?」
えっ?こんな台詞私が言ったの?と今でも思います。
でも、言えたんです。
もちろんその場の勢いもありましたが、自分が個人事業主となった事、起業して一歩を踏み出した事が、いつのまにか私の自信となり、会社対会社の立ち位置で商談をする、、そんな気持ちだったのかもしれません。
兎にも角にも、どっちの結果になるかわからないにしても、30年ぶりの就活、初めてのWeb面接は、忘れられない日となりました。
先日、創立記念日を祝して、市内観光へ。
初めて水上バスにも乗り、テラスでランチされている方から手を振ってもらい、温かい気持ちに胸がいっぱい。
いつも見ている街並みが輝いて見えました。