先日セミの抜け殻の話をブログに書きました。
その数日後、保育園での読み聞かせの時にこの絵本に出会いました。
セミくんいよいよこんやです
私自身も初めて手に取った絵本でしたが、私の観察通り、ちゃんと葉っぱの裏で羽化していました笑
物語は地中で過ごしていたセミくんが、いよいよ地上に出てくるとなった時に、虫の世界で起こる様子を描いた素敵な物語です。
何と言っても絵が可愛い。
セミくんの部屋がまた面白い
これまでの脱皮した抜け殻がハンガーにかけられていたり、セミの絵が飾られていたり、
セミくんが読んでる本のタイトル「セミのぼうけん」どんな冒険だろー笑
セミの一生は短いと思われがちですが、地中生活を合わせると結構な年数です。
人間目線の想像だと、地中より地上だろー!と思いがちですが、このセミくんのおうちを見ていると、地中生活も満喫していた様子。
想像力を掻き立てられる絵本です。
絵本の中のセミくんは愛らしいキャラクターですが、リアルな蝉はやはり苦手。
先日保育園に出勤しようと玄関ドアを開けたら目に入ってきたのは立派な蝉。
蝉の鳴き声近いなと思ったら、どうりで。
えっと、これは正に玄関ドア全開したら飛ぶパターンよね。どこ行くかわからないよね、ってか家の中に入ってきたらパニックだわ、、と、
玄関半開きにして、辛うじて届く範囲で日傘の先を蝉に向けます。
一瞬飛んだのが見えてすぐに玄関ドアを閉めました。
再びそーっと玄関ドアを開けると、蝉の姿はもうありません。
今までならただ毛嫌いして終わりだけど、セミくん読んだばかりだし、セミくんの最後の言葉も印象的だったので、
こんな所で道草くってないで、冒険の続きを楽しんで〜 と、送り出す事が出来ました。
セミや虫に興味があるお子さんには喜ばれる絵本だと思います。
セミくんの最後の台詞が気になる方、また
夏ならではの絵本としていかがでしょうか?