成人の日ですね。
そして先日、その日は地域の掃除の日で、
「…クスン…あーちゃんには“早く食べてもう行く”って“厳しい”…」とポツリ。
一人置いていかれまいと必死で食べているのに、
“もう行くよ”って「そんなー」な心境を
“厳しいよ”と言われて…
そうね、厳しい注文だった…
いつもあーちゃんに教えられる。
成人を迎えられた若者の皆さん、おめでとうございます。
そして、その若者の成長を見守ってこられた大人の皆さま、おめでとうございます。
我が家も末っ子あーちゃんが、昨日無事成人式を終える事ができました。
これで本当の意味でホッとしました。
上2人は男の子だったので、成人式もせいぜいネクタイくらいしか新調しませんでしたが、
女の子はまぁ〜〜〜大変です。
ヘアメイクの予約時間は朝6時。
アラームは5時に鳴りましたが、冬の朝にてなかなかお布団から抜け出せません。。。
はっ!
私も送迎しないといけないから身支度しなきゃだった!と飛び起きる。
そして…めいっぱい急いでる時に
「もう!早くして!」
娘に急かされる母。。。
すっかり立場逆転です。
"早くしなさい!"
一重に私の不徳の致すところに原因があることがほとんどで、
子供の立場からするとなんて理不尽な…
ついつい子供を急かしてしまうこの言葉。
娘に急かされながら、娘の幼い頃を思い出し、フッと笑みが溢れます。
それは娘のあーちゃんが6歳の頃のお話です。
以下当時のブログより。
子供にイライラしてつい怒鳴ってしまうことは多々ありますが、
一重に私の不徳の致すところに原因があることがほとんどで、
子供の立場からするとなんて理不尽な…
と冷静になれば思うのですが…
一番使う言葉は「早く!」というセリフ…
先日もマイペースなあーちゃんに、何度も急かして、ついに
一番使う言葉は「早く!」というセリフ…
先日もマイペースなあーちゃんに、何度も急かして、ついに
「もう!早くっていーよろーが!」と怒鳴ると、
「…そんな強く言わんで。ママの子なんだから…」
と指摘され、ハッと我に返る・・・
「そうだったね、ママの子だった ゴメン、ゴメン」
と指摘され、ハッと我に返る・・・
「そうだったね、ママの子だった ゴメン、ゴメン」
と語気を強めたところで意味がないことに気付く。
そして先日、その日は地域の掃除の日で、
朝から地域の隣組の皆さんとゴミ拾いだったり、雑草の草むしりだったりの作業の日、
気づいたら時計の針は開始時刻を回っていて、とっくに近所の方は作業開始!
あーちゃんも一緒にお掃除する!と前日から予告され、張り切っていたので、朝から起こして準備していました。
が、、、
マイペースなあーちゃん。
「早く食べてよ!もう行くよ!」
そうと言うと、ベソかいて
「…クスン…あーちゃんには“早く食べてもう行く”って“厳しい”…」とポツリ。
そうだった…
精一杯食べることに全力を尽くしているのに、
精一杯食べることに全力を尽くしているのに、
一人置いていかれまいと必死で食べているのに、
“もう行くよ”って「そんなー」な心境を
“厳しいよ”と言われて…
そうね、厳しい注文だった…
でも皆もうお掃除始めてるからちょっとだけ急いで…
と若干気持ちにゆとりができる…
と若干気持ちにゆとりができる…
いつもあーちゃんに教えられる。
これがあーちゃんパワーなのでした。
"アサーション"という言葉があります。
コミュニケーションスキルの一つで、
相手に配慮しつつ、自分の意見や意思をその場にふさわしい言葉で述べる事、と言うような意味です。
相手を否定せず尊重しながら自分も尊重してもらう為に、言葉を選んでみたら良いよという解釈でしょうか。
あるサイトには、
「強い口調で無理に押し込めるのではなく、お互いの価値観を尊重しつつ、自分の意見を的確に言葉にするための方法です。」
と記載されていました。
"強い口調で無理に押し込めるのではなく…"
耳が痛い…
6歳と言えど、しっかり人格を持った一個人です。
なんならその6歳の娘から諭されるのですから、私は何を学んで来たのかと愕然としたりして。
とは言え、人は学習を繰り返して身につくもので、、、
思春期の頃の娘に訪れた絶賛反抗期の最中は、お互い"強い口調で無理に押し込める"言葉の応酬ばかりで、アサーションのアの字も思い出さなかったのが実情です。。。
そんなこんなを経て、
晴れ着を身にまとい、一見お淑やかに装う娘は、ただただ眩しく、
若いって良いなぁ〜
若いってパワーみなぎってるなぁ〜
若いってお肌ピチピチだなぁ〜
私も負けてられないわ!
と更に良い刺激を受け、
お肌のメンテナンスちゃんとしなくちゃと決意したのでした。。。
ではなくて、、もとい、
アサーションは大事です、を思い出した娘の晴れの日のお話でした。
見出し画像は今年初の満月🌕
"ウルフムーン"というそうです。
福岡の実家は都心部からは離れているので、
いつも以上に明明と輝いて見え、
振り袖を着る日の"晴れ"を確信しつつ、
これぞまさしく"晴れ着"なのだな、と。
今日は大阪に戻ります。
実家では私の母の遅ればせながらの軽い御節をいただき、
洋間にダブルの布団を敷いて娘と一緒に寝ました。
お布団の中で娘をギュッと抱きしめて、二十歳に成長した姿を"体感"できた事が私の子育て卒業式だった気がします。
シングルになった時、なんとしてでも3人を成人させなければ、、その一心で頑張ってきました。
なので、ここで本当にホッと一区切りです。
今夜は1人で祝杯です
本当にお疲れ様でした。そしてこれからも益々良い日が続きますように!
なんだか親戚の子が成人式を迎えたような幸せな気持ちになりました。幸せのお裾分け有り難うございました! なおとも
まだまだ想定外な事が起こりそうですが、それも含め楽しみたいと思います^_^