赤鉛筆

このところの天気の変動からくる不調と、期初の忙しさから、少し更新が滞ってしまいました。

低気圧頭痛も年々酷くなるような。。。

そんな雨の日の憂鬱を、娘のあーちゃん1年生の時のエピソードでホッコリと。。。

以下当時のblogより。

　　　　　　　　　

今日も雨が降ったり止んだりの中、
スコアラーとしてベンチ入りする私とは離れた場所で、1人傘をさしながらお兄ちゃんの野球の試合に付き合うあーちゃん。

今日の試合が終わったら、明日も早朝集合にて遠征で地方の大会に出ます。

また週末が野球で潰れてしまうのに、付いていくしかないあーちゃん。

少し不憫に思い、野球から戻って買い物に行った際に何かいるのある？と聞くと、

・筆箱
・鉛筆
・赤鉛筆

を挙げました。

思いのほか沢山…

でもまぁ、明日はバスだし、
同じように付いてくる妹ちゃんと二人で“お絵書き”したりするから、
今回は特別ね！とリクエストの品を百均で購入。

明日は早いからもう寝なさーい
早めの就寝を促して…

20分後・・・、

「ママーっ！」と二階の子供部屋から叫ぶ声…

んもぅ、寝なさいって言ったのに…

「なぁにー！？」面倒くさそうに返事する私。

「ママーママーいいから来てぇー」 

「ちょっとパパ見てきてよ」

「ママって言ってるやんか」

しぶしぶ重い腰を上げ、階段を上がる…

ドアを開けると、あら、
小さい照明の中で、あーちゃんかなりな泣きっ面。

「ど、どーしたの？」

「あのね、あのね、明日持って行きたくてね、赤鉛筆削ってたのに、折れて、また折れて、削れてないのにこれくらい短くなって…うゎ～ん」

なんだ、ビックリした

あーちゃん、携帯用のミニ鉛筆削りで削っていたので

「どうしてこっちでしないの？貸してごらん」
と電動鉛筆削りに差し込もうとすると、

「待って！待って！ だってお兄ちゃん達が起きちゃう」

あーそれで…

一所懸命この小さい照明の中、ちっちゃいので削ってたのね。。。

音出さないように
電気をつけて起きないように気遣かったのに、
買ったばかりの赤鉛筆はどんどん短くなって
どうしたらいいのか？怒られる？
お気に入りがなくなってしまう～

悲しくて涙流しながらとにかく“ママー”だったんだ

「大丈夫よほらね、音立ててもお兄ちゃんたち起きないでしょ」

満面の笑みで「ママありがとう」

今夜はちょっとセンチメンタルに
幼い時のように子守唄を歌いながら
トントンしながら添い寝し、夢の中へ

ママ、ありがとう　とつぶやくあーちゃん。
こちらこそありがとうあーちゃん。

　　　　　　　　　

しかし…あの、手動のミニ鉛筆削り…

なぜ色鉛筆は折れやすいんでしょうね。

削る角度や芯の柔らかさ、手の力加減に関連してそうですが、

子供ながらにもったいない〜、なくなってしまう〜という悲しい経験誰にもあるのではないでしょうか。

カッターで削るのが1番なんでしょうけど。。。

カッターで削るとより鉛筆が愛おしく感じるし、大事に使うような気がします。不思議。

まだ1年生には難易度高いですが。。。

見出し画像は好きな色が揃った色鉛筆。

いつ使おうか、何を描こうか考えるだけでワクワクです