イメージを形にする…という事で、
頭の中に描いているものを形にしたり、描写するって、私にはなかなか難しく、イラストなど何も見ずにサラサラっと描ける方、ほんとに憧れです。
今日はそんなクリエイティブな事が日々繰り広げられている可愛い園児達のお話しです。
副業でフリーランス保育士として保育園で働くようになって一年。
他業種から飛び込んだ私にとって、
保育士とは、保育とは、を現場で学ぶ事から始まり、
現在直面している少子化対策にまつわる諸々の問題も、リアルに感じ取れる環境にいて、いろいろと思うところも増えてきました。
とは言え、純粋無垢な園児たちから与えられる幸せホルモンは、それはそれは半端なく、まぁ可愛いエピソードが沢山あって、長年デスクワークばかりやってきた私にとってはどれも新鮮で、
「あー今日も楽しかった!!」
今のところこの感想がダントツトップです。
そんな楽しい日々の中から園児たちのブロック遊びのエピソードをご紹介します。
私が勤務する時間帯は、通常保育が始まる前、又は通常保育が終わった後の合同保育時間が主です。
ゆえに、お座りができないバブバブちゃんから、足し算引き算や国旗の名前を得意げに披露してくれる年長さんまで様々な園児と関わらせてもらっています。
合同保育時間は大き目のブロックで遊ぶことも多いのですが、そのブロックで何を作るか?
黙々と創作に集中する子どもたち。
何を作ってるんだろうー…
5歳の女の子は…長く杖のように繋げて、先端をシュモクザメのように横長にセッティング。
「せんせい、見てー!掃除機よー」
あ!なるほどね、スティック型の掃除機ね!
うまく作ったなぁ。。。
押し引きの掃除機を動かす仕草も様になっています。
お母さんの事、よく見てるのね。
また違う日。
同じ女の子です。
今日は少し小さめのブロックを使ってなにやらコンパクトにまとめています。
平面の板にブロックを横1列に色を分けて並べて、長辺の上部にカーブのかかったブロックを重ね、傾斜をつけて平面の板をつなげています。
「せんせい見て〜 iPadよ!」
おぉ!キーボード付きのiPadね!
目の付け所がなかなかのポイントです。
また別の日、今度は3歳の女の子です。
大き目のブロックのカーブ型のものを四つ繋げて円形にしています。
それを2つ重ねていたので、
パンケーキかな?と聞いてみると、
「違うよ!お掃除ロボットだよ!」
そう言うと、お掃除ロボットの稼働音を真似してくれました。
「ふぅーん、そんな音でお掃除してるのねー
せんせい知らないからビックリよ。」
ほんと。
また別のある日。
4歳の男の子です。
これはきっと電車だな!と思って、
「電車かな?速そうだねぇ〜 」
そう言うと、男の子はニッコリ笑って
「これは特急○○!こっちは新幹線!」
すごいねー!新幹線も作れたんだねぇ〜
感心していると、隣で違う遊びをしていたその男の子のお兄ちゃんが、
「あのね、今作ってるのは電車が"モチーフ"になってるんだよ」
モ、モチーフ
6歳の語彙力、恐るべし。
とまぁ、私の想像を遥かに超えるクオリティに、こどもの無限の可能性を目の当たりにしたりして。
そして今日は線路をながーく繋げて、電車と電車を"連結"させよう!と壮大な作品が出来上がりました。
今日も楽しかったです