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面談DAY1

2023-06-11 11:00:00 | シングルマザー
民事手続き全面IT化…
先日衆院本会議で可決、成立した改正法です。
昨年、民事裁判は提訴から判決までオンライン化が成立していましたが、裁判の手続き全体もオンライン化になる、、というお話です。
書類の申請はメールや電子ファイルでオンライン利用となり、記録は原則データ化され、当事者は自宅からアクセスできるようにする・・・とのこと。
申立書はEメールで、口頭弁論はWEB会議で、記録は電子化。
時代ですね・・・。
 
私は元夫と3つの調停、裁判を経て離婚した経緯があります。
当時はまぁ事が運ぶのが遅くて遅くて。
もどかしくもあり、慎重に考えなさいという期間でもあるのかな、とか、
もう取り下げますと諦めさせる時間稼ぎなのかな、とか、とにかく苦悶の日々だったのですが、
オンライン化ですと言われたら、、、そんな深い意味はなかったのか、なんて。

これからは苦悶の日々の短縮とスピード解決が実現しそうで良かったです。
 
さて、前々回、家庭裁判所調査官について少し記載しました。
子供たちを守りたい一心で離婚を決意しましたが、
元夫は全面否定で、子供たちの話を聞く必要があるとの判断で、家庭裁判所調査官の登場!となった訳ですが…
 
今日はその続きです。
 
以下当時のblogより
         
 
家裁調査官が自宅にきて子供達と面会をするということで・・・

調査官は訴状を見て我が家の現状を把握するのか?
調停の内容で判断されるのか?
全体像をどうやって掴むのか?

調査官はいわゆる裁判所の“遣い”です。
その報告書に記載されることが何を意味するのか・・・
それには細かい事情までを知ってもらう必要がある、というのに知る術は何なのか?

と思っていたら、「子供達との面会の前にお母さんから事情を伺いたい」と申し入れがありました。
そうだよね、そうじゃないとわかってもらえない、と。

訴状はあくまで離婚についてのこちらの主張であり、その中の面会交流については訴状の一部でしかなく、調査官が書面で実情を理解しようとするには情報が乏しいはずでした。

そこで家庭裁判所へ赴き、話すこと2時間あまり。

子供と父親との関係について
子供達の意思確認
児童相談所への電話相談
県の女性センターへの面会相談
交番へ相談
そして調停
弁護士依頼
裁判
 
これまでの経緯を説明し、子供にとって元夫が父親であり、私が母親であるということは変えがたい事実であり、夫婦としては成立することが難しい状況になったけれど、できれば父親・母親に対してそれぞれに同じ想いを抱いて育って欲しい。
願わくば父親に対して“憎しみ”という感情を持たずに成長して欲しい。

そう締めくくったら、
 
「私もそう思います」

調停の場では若干冷たい印象だった男性の調査官は今回は深く頷いている様子でした。

傍らには新人の女性調査官が“補佐”という立場で座っていて、
私の話に同情するかのようにため息まじりにメモをとっていました。

あとは子供達が証言してくれるのみ。
 
子供達の口から“家を代わって欲しい”という話が出れば少し進展するかもしれませんね、
と弁護士の先生は「言わせてみたら?」といわんばかりに示唆したけれど、
私はそういう卑怯な手は使いたくなかったのです。
正々堂々と。正義は勝って欲しいから。
子供達には言いたいことを自由に言っていいのよ、とだけ伝えて面会の日を待ちました。
 
        
 
当時、私と子供たち3人は元夫から逃げるように家を飛び出しアパート暮らしをしていました。
別居したことで安心して眠れる場を確保できたことが何よりでしたが、
家を出るや否や、元夫は給与口座を変更し、一切の生活費を入れなくなり、戸建てに居座り続けることになるのですが、これが一つのキーとなります。
 
面会交流とは”こどもの福祉において”検討すべきことであり、子供本人の権利です・・・とことあるごとに言われました。
 
しかしながら、
会わせないなら婚姻費用は払わない
婚姻費用を払わないなら会わせない というループに陥りがちです。
 
加えて我が家の場合、
家を変わらないなら会わせない
会わせないなら家は変わらない というループにも陥りがち…
 
私が意地になって会わせないとしているわけではなく、
安心して会わせられない理由があり、子供たちが会いたいと思うか、、なのです。
 
兵糧攻めにて生活はどんどん困窮していきます。
アパートに住んでいることを子供たちは友達にどう説明しているのか…
やりきれない思いを抱えている時に言われたのが
 
「子供達の口から“家を代わって欲しい”という話が出れば少し進展するかもしれませんね」という弁護士先生の言葉でした。
 
先生、そんなことで”やつ”が動くなら、とっくに解決していますよ。
モラルハラスメントとは、モラ夫とは、、、当時まだ市民権を得ていなかった頃なので、若い弁護士先生には色々と衝撃だったかもしれません。

面談が予定されていたのは、夏のとても暑い日でした。
この日のことを思い出す度、いつもクスッと笑ってしまうのですが、その話は分けて書きたいと思います。
 
ヘビーな内容になってしまったので、
可愛いヘビイチゴの写真をヘビ繋がりで



 
見出し画像は散歩の途中道端で見つけた木苺の一種。
Googleカメラで調べてみたらナワシロイチゴと表示されました。



我が家の木苺もたくさん収穫させてもらってます。



可愛い😍

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