車体の下なので見えにくい部品ですが、ダブルウィッシュボーン式サスペンションです。ウイッシュボーンは鳥の叉骨(さこつ)で、形が似ている事からそう呼ばれるようです。
材質は折れにくいダクタイル鋳鉄で、さらにクロームメッキをかけています。
材質は折れにくいダクタイル鋳鉄で、さらにクロームメッキをかけています。
写真で左がFRPを作るための樹脂型で、サイコウッド材を使用しています。サイコウッドは非常に高価な材料ですが、抜けが良いので最適です。
右が型から抜いたFRPで、ガラスクロスが入っています。半分ずつを張り合わせ、塗装をすればタイヤカバーの完成です。
右が型から抜いたFRPで、ガラスクロスが入っています。半分ずつを張り合わせ、塗装をすればタイヤカバーの完成です。
超硬のボールエンドミルで表側の荒加工をしているところです。
樹脂の切削では、ご覧の様に切粉がかなり出ますので、切粉が粉にならずカールする材料を選ぶ事も重要です。
それでも細かい粉塵は出ますので、加工しながら集塵機で吸っています。
樹脂の切削では、ご覧の様に切粉がかなり出ますので、切粉が粉にならずカールする材料を選ぶ事も重要です。
それでも細かい粉塵は出ますので、加工しながら集塵機で吸っています。
次は加工データを作るために、CADをCAMで読み込みます。当社のCAMは丁寧な仕上げで評判の良い「クラフトミル」です。従って金属加工でも全く問題ありません。
写真はCAM画面で、荒取りのカッターパス(工具軌跡~削り方)を示しています。
予め樹脂材を仕上げ形状に近い所迄バンドソーで切っておくと、このように荒加工の軌跡が少なくて済みます。
写真はCAM画面で、荒取りのカッターパス(工具軌跡~削り方)を示しています。
予め樹脂材を仕上げ形状に近い所迄バンドソーで切っておくと、このように荒加工の軌跡が少なくて済みます。