昔からボジョレー・ヌーヴォーには抵抗があって、「バカがいきなりタキシードでうやうやしく解禁日に大騒ぎ」という構図がオエーだったわけだ。今もそ
れは変わらない。
「初もの」珍重の感覚・風習は江戸時代から一般的になり、当時「天下の台所」であった大坂は全国の物産が集中し、それをそこからまた全国に需要に応じ
てディストリビュートしていたわけだけど、当時の酒処と言えば「灘」「伏見」。秋にできた新酒を5つほどの回船でお江戸まで運ぶ「競争」がとりおこなわ
れ、江戸の民衆は今か今かとその回船の到着を待ち焦がれ、もっとも速かった回船には賞賛の嵐で、そんなことを想像するなら閉ざされはしていたものの(鎖
国だったからね)その中でのかなりの・殿様から庶民に至るまでの密度の濃い「充実」なんて感じが容易に感じられ、すでに都市となり得ていた大坂・江戸の
そのライヴ感を思うとき、なんだかそれってかっこいいじゃん。
日本酒の新酒はその味がはかなく、腫れ物に触るがごとく大事に育てられてきた深窓の令嬢を味わうみたいでぞくっとくるような快感がありつつも・うんこ
れがこう育ってあんなことを経験し、こんなことを悪いオトコに教えられ、途中からは自らそんなことまでやっちゃって、うわそんな積極的になって・ちょっ
と待ってよー・などと言ってるうちに・あの・小股の切れ上がった特別本醸造あるいは純米酒のなじみの味になっていくんだよね・そうだよね・なんてことが
分かるんだが、
ワイン・特にボジョレー・ヌーヴォーはそのはかなさははかなさとしてわかるとはいうものの、それと・フルーツ爆弾ともいえるような自分の好きな濃縮感の
ある舌の奥から喉にかけてズカーンとくる味との間には「断絶」があった。だからハヤリもの的に、アジなんてわかんないんじゃないの・なんてバカたちが
ヌーヴォーヌーヴォーと騒げば騒ぐほどこちらは醒めていき、「なぁにがボジョレー・ヌーヴォーじゃ~・ぼけぇ!!!」なんて心境の時代は15.6年続い
てた。そんなある時、チリの新酒を見つけた。チリ・ワインとしてはヌーヴォーのおこぼれに預かろうとしたセコい戦略だったのかもしれない。ご存知のよう
に南半球のチリは我々北半球人の季節とはまるっきり逆なのであって、その新酒は5月なんていう「間の悪い」時期に店頭に並んでた。おれはそのセコい戦略
に当初・もち・批判的で、「ケッ・イモ」なんて思い横目で眺めていたのだけど、不当に高いボジョレー・ヌーヴォーの6割ほどの値段だったのと、好奇心と
「カネパ」というチリの中でも自分内ベスト3に入るメーカーの酒だったことから・ダメ元で買って飲んでみた。
「目からウロコ」だった。さわやかで濃い・これこそフレッシュ・フルーツ・ダイナマイトだった。清楚ないまどきこんな娘おらんやろというような姿カタ
チなのにもう一回目からフェラチオ名人・そして・うわ・この舌使い「なんじゃ・こりゃ~」と思い目を開ければ、そこには澄んだ目の女子高生が・・・とい
うどっからどう転んでも「意外な展開」に翻弄されたのだった。しかしね・それが「ラテン(アメリカ)」なのね・ということなのだ。快感のツボを教わらな
くともわかっている・超かわいい娘なんてのがいるのよ・ラテンには。そのかわり浮気したら殺されそうだけど。
そんな経験をしてしまったものだから初夏が毎年待ち遠しかったわけ・ね。3年間ほどはそんな状態が続き、そして「そろそろチリ・ヌーヴォーの季節やな
あ」など店の者たちと話し、いつもの酒屋に「今年はチリ・ヌーヴォーはまだ?」など訊けば「今年からもう入ってこないみたいです」
・・・・・・ガーン・でしょ。あの黒い瞳もあの舌使いも遠い世界に行ってしまった・それも突然。「そりゃないぜ!!!」そりゃないぜ・と思うのは当然
で、いつまでも良いものというのはあったり前に「そこに」あるわけではないのだ・という経験をその後それをきっかけに何度もすることになるのだった。
だからヌーヴォーはそれ以来、また「勝手にやってろ!!!」な世界になっとったのだけど、「ん・ちょ・待てよ」と思うのだった。フランスに新酒が・そ
してチリにも新酒が・と・いうことは・・・・・・・・!!!!イタリアに新酒があっても「いいぢゃないか!!!」と突然岡本太郎的コロンブスの卵風ヒラ
メキが突如ワタシのアタマをストラックなわけなのよ。
で調べて発見したのがこの「ヴィーノ・ノヴェッロ」なわけなのね。このイタリア新酒もおフランスとは違って、一見清楚なOL風のねえちゃんが、あれよ
あれよ・というマにもうどんどん脱いでっちゃって気がつけば紐パン一丁ではげしくケツを振っている・というコルボ・グロッソのような充実ぶりです。しか
もボジョレー・ヌーヴォーの解禁日が11.16なのにこのヴィーノ・ノヴェッロの解禁は11.6。10日もフライング!!!ってこれいいでしょ。
TODO O
MUNDOでは11.6から一週間「ねえあなたちょっとはやいわよもうイタリアン・ヌーヴォーお先にしつれいガブ飲みフェア」です。好評なら
11.19(日)のボジョレー・ヌーヴォー飲もう会は「フレンチvsイタリアン新酒飲み比べよう会」に変更いたします。このイタリアン・ヌーヴォー、余
所では飲めんよ・いやまじで。
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alt="b5_03.jpg" width="77" height="150" border="0" /> href="http://monile7777.up.seesaa.net/image/b5_03.jpg"
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VAMOS TOMAR!!!と言えよう。
れは変わらない。
「初もの」珍重の感覚・風習は江戸時代から一般的になり、当時「天下の台所」であった大坂は全国の物産が集中し、それをそこからまた全国に需要に応じ
てディストリビュートしていたわけだけど、当時の酒処と言えば「灘」「伏見」。秋にできた新酒を5つほどの回船でお江戸まで運ぶ「競争」がとりおこなわ
れ、江戸の民衆は今か今かとその回船の到着を待ち焦がれ、もっとも速かった回船には賞賛の嵐で、そんなことを想像するなら閉ざされはしていたものの(鎖
国だったからね)その中でのかなりの・殿様から庶民に至るまでの密度の濃い「充実」なんて感じが容易に感じられ、すでに都市となり得ていた大坂・江戸の
そのライヴ感を思うとき、なんだかそれってかっこいいじゃん。
日本酒の新酒はその味がはかなく、腫れ物に触るがごとく大事に育てられてきた深窓の令嬢を味わうみたいでぞくっとくるような快感がありつつも・うんこ
れがこう育ってあんなことを経験し、こんなことを悪いオトコに教えられ、途中からは自らそんなことまでやっちゃって、うわそんな積極的になって・ちょっ
と待ってよー・などと言ってるうちに・あの・小股の切れ上がった特別本醸造あるいは純米酒のなじみの味になっていくんだよね・そうだよね・なんてことが
分かるんだが、
ワイン・特にボジョレー・ヌーヴォーはそのはかなさははかなさとしてわかるとはいうものの、それと・フルーツ爆弾ともいえるような自分の好きな濃縮感の
ある舌の奥から喉にかけてズカーンとくる味との間には「断絶」があった。だからハヤリもの的に、アジなんてわかんないんじゃないの・なんてバカたちが
ヌーヴォーヌーヴォーと騒げば騒ぐほどこちらは醒めていき、「なぁにがボジョレー・ヌーヴォーじゃ~・ぼけぇ!!!」なんて心境の時代は15.6年続い
てた。そんなある時、チリの新酒を見つけた。チリ・ワインとしてはヌーヴォーのおこぼれに預かろうとしたセコい戦略だったのかもしれない。ご存知のよう
に南半球のチリは我々北半球人の季節とはまるっきり逆なのであって、その新酒は5月なんていう「間の悪い」時期に店頭に並んでた。おれはそのセコい戦略
に当初・もち・批判的で、「ケッ・イモ」なんて思い横目で眺めていたのだけど、不当に高いボジョレー・ヌーヴォーの6割ほどの値段だったのと、好奇心と
「カネパ」というチリの中でも自分内ベスト3に入るメーカーの酒だったことから・ダメ元で買って飲んでみた。
「目からウロコ」だった。さわやかで濃い・これこそフレッシュ・フルーツ・ダイナマイトだった。清楚ないまどきこんな娘おらんやろというような姿カタ
チなのにもう一回目からフェラチオ名人・そして・うわ・この舌使い「なんじゃ・こりゃ~」と思い目を開ければ、そこには澄んだ目の女子高生が・・・とい
うどっからどう転んでも「意外な展開」に翻弄されたのだった。しかしね・それが「ラテン(アメリカ)」なのね・ということなのだ。快感のツボを教わらな
くともわかっている・超かわいい娘なんてのがいるのよ・ラテンには。そのかわり浮気したら殺されそうだけど。
そんな経験をしてしまったものだから初夏が毎年待ち遠しかったわけ・ね。3年間ほどはそんな状態が続き、そして「そろそろチリ・ヌーヴォーの季節やな
あ」など店の者たちと話し、いつもの酒屋に「今年はチリ・ヌーヴォーはまだ?」など訊けば「今年からもう入ってこないみたいです」
・・・・・・ガーン・でしょ。あの黒い瞳もあの舌使いも遠い世界に行ってしまった・それも突然。「そりゃないぜ!!!」そりゃないぜ・と思うのは当然
で、いつまでも良いものというのはあったり前に「そこに」あるわけではないのだ・という経験をその後それをきっかけに何度もすることになるのだった。
だからヌーヴォーはそれ以来、また「勝手にやってろ!!!」な世界になっとったのだけど、「ん・ちょ・待てよ」と思うのだった。フランスに新酒が・そ
してチリにも新酒が・と・いうことは・・・・・・・・!!!!イタリアに新酒があっても「いいぢゃないか!!!」と突然岡本太郎的コロンブスの卵風ヒラ
メキが突如ワタシのアタマをストラックなわけなのよ。
で調べて発見したのがこの「ヴィーノ・ノヴェッロ」なわけなのね。このイタリア新酒もおフランスとは違って、一見清楚なOL風のねえちゃんが、あれよ
あれよ・というマにもうどんどん脱いでっちゃって気がつけば紐パン一丁ではげしくケツを振っている・というコルボ・グロッソのような充実ぶりです。しか
もボジョレー・ヌーヴォーの解禁日が11.16なのにこのヴィーノ・ノヴェッロの解禁は11.6。10日もフライング!!!ってこれいいでしょ。
TODO O
MUNDOでは11.6から一週間「ねえあなたちょっとはやいわよもうイタリアン・ヌーヴォーお先にしつれいガブ飲みフェア」です。好評なら
11.19(日)のボジョレー・ヌーヴォー飲もう会は「フレンチvsイタリアン新酒飲み比べよう会」に変更いたします。このイタリアン・ヌーヴォー、余
所では飲めんよ・いやまじで。
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VAMOS TOMAR!!!と言えよう。