トドムンド日誌

DE曽根崎デッド・エンド・ストリートPARA中津マージナルヴィル[トドムンド]の赤裸々な記録である。

お満開2

2009-04-01 09:49:59 | Weblog
 イタリアのスパークリングには「フリッツァンテ」というグループがありまして、それは「微発泡」ということなのだけど、TODO O MUNDOにおいてるそのフリッツァンテがおいしいので、ちょっと説明。

 それは、 レ・ヴァカンツェ・シャルドネ・フリッツァンテ・デル・ヴェネト、と舌噛みそな・あるいは無駄に巻き舌しちゃいそうなフリッツァンテなのですが、まあそうは言ってもヴェネト州のシャルドネ由来の微発泡だよ・っつうことなのですが。こいつは微発泡なので、炭酸がちょい苦手で、ビールと同じくすぐお腹がはっちゃう・なんて方にも大丈夫・かと思います。スパークリングというと、口の中でパチパチ・シュワシュワのその炭酸のアバレ加減が、なんとなく祝祭的な気持ちにさせるのですが、それも大変よし・なのですが、このフリッツァンテはマイルドです。シュワワワワ・以上!!!という感じ。

 やさしい気持ちにさせてくれます。はんなり・なんて形容詞が似合うと思います。しかし、普通の白とも違って、舌の味蕾を優しく刺激もする。やや日本酒のスパークリングとも共通する、炭酸の通り過ぎた後にあらわれる本来のワイン(酒)としての味に値打ちあり・です。

 和食ともどんぴしゃなフリッツァンテは「鰆の蒸し物」などと一緒に味わってみるのもよいか・と思ってます。ホタテのオリーブオイル焼きなどともいいでしょうね。

 世の中の厳しさからちょいと逃げて、街全体が「アジール」な中津に隠れにきてください。春ならではの「優しい味」とユルさで待ってますから。