高速の上から看板が見えてきた。その名も「世界の珍味・グルメヤマオカ」。
怪しい。周りは人気の無い倉庫地帯で、実際普段は倉庫として機能してるらしいのですが、週末の土日だけの営業だそうです。
店頭にはすっぽんとフグが乱立してる。期待を膨らましながら店内に入ると、あるわあるわ、おっ馬肉だ、鹿肉も旨そうだ。鴨は買っておこう。さすがにキャビアは高いなぁ、クジラも旨そうだ。フォアグラもお手ごろですね。猪肉なんてありますよ。牡蠣も安いし、ん?ラクダのミンチ?うさぎ、カエル、蛇、ワニの手!!青海亀!!
珍肉のオンパレードです。だんだん普通に思えてきた自分が怖い。
本日のメインディッシュも買えたし、そろそろ行きましょうか。次に目指すは有名な黒門市場へ。
日曜だからか、閉まってるお店も多いですねぇ。藤田氏は珍味愛好家でありながら元魚屋でもあるのです。旨そうな魚がずらりと並んでいる中、普通の魚には目もくれず次々にお店をはしごしていきます。
今日は何もないなぁ、おっあそこのお店に入ってみよう。
そこはタイ人がやってるタイ食材のお店だ。
メンダーありますか?メンダーないねぇ、でもメンダーペーストならあるよ。
メンダーは何を合わしたら旨いかなぁ?それなら、ライギョがおいしいよ。
日本人がメンダーを探しにくることはめったに無いのか、店員さんも最初はびっくり、でもすごく嬉しそうだ。
メンダーとは何か。実物を見てたら、それが何かを知ってしまったらあまり食べたくない なんと 「たがめ」なのです。そうです、あの虫です。
黒門にてきっつい2品、メンダーとライギョの燻製を手に入れた珍味探し御一行は最終目的地 今里にある魚屋さん「活魚センター」向かったのです。
人通りもまばらな日曜の午後、その活魚センターの活気は凄かった!!駐車場待ちの車の列がずらーっと並んでいて、店内は魚に群がる人、人、人。
お魚関係のものはたいがい揃うんじゃないでしょうか。みなさんがお魚に夢中なのを尻目に我々は人もまばらな珍味コーナーへ。
ありましたよ!!フグの真子の糠漬けが!!毒素が完全に抜けていることを願いながら購入。コノワタもあったので合わせて購入。魚屋さんなのにお肉コーナーがあって、馬肉や猪肉や妙に充実してましたね。でも、もう目が慣れてしまってますから。
さてさてもう十分に揃いましたしそろそろトドムンドに戻りましょうか。
名品・珍品の品々のおさらい
・秋田いぶりがっこ
・青森ホヤの酒盗
・青森はたはたの燻製
・にしんの切り込み
・氷頭
・山形あけがらし
・蕗味噌
・このわた
・フグの真子の糠漬け
・山ウニ豆腐
・いちご汁
・鴨
・鹿
・ワニの手
・青海亀
・メンダー
・ライギョの燻製
トドムンドに着いたら本日のメニューを決めないといけない。
【続く】
怪しい。周りは人気の無い倉庫地帯で、実際普段は倉庫として機能してるらしいのですが、週末の土日だけの営業だそうです。
店頭にはすっぽんとフグが乱立してる。期待を膨らましながら店内に入ると、あるわあるわ、おっ馬肉だ、鹿肉も旨そうだ。鴨は買っておこう。さすがにキャビアは高いなぁ、クジラも旨そうだ。フォアグラもお手ごろですね。猪肉なんてありますよ。牡蠣も安いし、ん?ラクダのミンチ?うさぎ、カエル、蛇、ワニの手!!青海亀!!
珍肉のオンパレードです。だんだん普通に思えてきた自分が怖い。
本日のメインディッシュも買えたし、そろそろ行きましょうか。次に目指すは有名な黒門市場へ。
日曜だからか、閉まってるお店も多いですねぇ。藤田氏は珍味愛好家でありながら元魚屋でもあるのです。旨そうな魚がずらりと並んでいる中、普通の魚には目もくれず次々にお店をはしごしていきます。
今日は何もないなぁ、おっあそこのお店に入ってみよう。
そこはタイ人がやってるタイ食材のお店だ。
メンダーありますか?メンダーないねぇ、でもメンダーペーストならあるよ。
メンダーは何を合わしたら旨いかなぁ?それなら、ライギョがおいしいよ。
日本人がメンダーを探しにくることはめったに無いのか、店員さんも最初はびっくり、でもすごく嬉しそうだ。
メンダーとは何か。実物を見てたら、それが何かを知ってしまったらあまり食べたくない なんと 「たがめ」なのです。そうです、あの虫です。
黒門にてきっつい2品、メンダーとライギョの燻製を手に入れた珍味探し御一行は最終目的地 今里にある魚屋さん「活魚センター」向かったのです。
人通りもまばらな日曜の午後、その活魚センターの活気は凄かった!!駐車場待ちの車の列がずらーっと並んでいて、店内は魚に群がる人、人、人。
お魚関係のものはたいがい揃うんじゃないでしょうか。みなさんがお魚に夢中なのを尻目に我々は人もまばらな珍味コーナーへ。
ありましたよ!!フグの真子の糠漬けが!!毒素が完全に抜けていることを願いながら購入。コノワタもあったので合わせて購入。魚屋さんなのにお肉コーナーがあって、馬肉や猪肉や妙に充実してましたね。でも、もう目が慣れてしまってますから。
さてさてもう十分に揃いましたしそろそろトドムンドに戻りましょうか。
名品・珍品の品々のおさらい
・秋田いぶりがっこ
・青森ホヤの酒盗
・青森はたはたの燻製
・にしんの切り込み
・氷頭
・山形あけがらし
・蕗味噌
・このわた
・フグの真子の糠漬け
・山ウニ豆腐
・いちご汁
・鴨
・鹿
・ワニの手
・青海亀
・メンダー
・ライギョの燻製
トドムンドに着いたら本日のメニューを決めないといけない。
【続く】
当日は珍味愛好家珍ダル藤田氏がトドムンドまで迎えに来てくれると言う。朝までお仕事だった僕は、仮眠を取りながら連絡を待っていたのです。
おーしそろそろ行こうやという電話をもらい車に乗り込むと、珍味愛好家珍ダル藤田氏(以降珍ダル藤田氏いや藤田氏)は嬉しそうに後部座席を見てみろと言う。
クーラーボックスには満載に前日までに集めた東北関係の珍味がぎっしり詰まってるじゃないですか。どうも藤田氏はネーミングに弱いみたいだ。
いぶりがっこ、ホヤの酒盗、切り込み、氷頭(ヒズ)、ハタハタの燻製などなど・・・。
名前を見ただけではよく分からない珍味のレクチャーを受けながら、とりあえず前日までに調べておいた北摂に点在する珍味なお店を目指したのです。
牛肉・豚肉・鶏肉・羊肉・馬肉・鹿肉・猪肉・カエル・蛇・うさぎ・鶉・何でもこいこいというお肉屋さんが池田にあるという情報を得て、控えていた電話番号に電話をしました。
「現在この番号は使われておりません」というアナウンス。
気を取り直して、吹田にある地方物産店で何か珍しい物を探そうと車を走らすとそこは空家だった。
やっぱり珍味は世間に受けないのかと二人で嘆きながら、社っちょさんに教えてもらった酒屋なんだけれども、アテがかなり充実しているお店へ。
おーやってるやってると店内に入ると藤田氏の鼻が利きだしました。最初はこのお店でトドムンドの珍五にも登場したことがある山ウニ豆腐を買うつもりで来たのですが、それだけでは終われないのが藤田氏です。その名も「あけがらし」。これ、かなり旨いですよ。後ほど藤田氏の思いつきで出来たメニューが大好評だったのですがそれは後ほど。僕が見つけてきた「蕗味噌」はあっそれ旨いでと驚きもなく購入。
魚崎にな、オモロイ店があるねん。
阪神高速を使えばすぐやでと言いながら、車内では味見味見と秋田名産いぶりがっこの封を切ってぽりぽり食べだしたのです。
うーわ、めちゃ旨いやんけー!!!
スモークされたにんじん(他にも色々なお野菜があるそうです)のお漬物は車内をいっぺんにスモーキーな香りで満たしました。
燻されたBMW2002tiは一路、魚崎へ快調に阪神高速を走りだしました。
【続く】
おーしそろそろ行こうやという電話をもらい車に乗り込むと、珍味愛好家珍ダル藤田氏(以降珍ダル藤田氏いや藤田氏)は嬉しそうに後部座席を見てみろと言う。
クーラーボックスには満載に前日までに集めた東北関係の珍味がぎっしり詰まってるじゃないですか。どうも藤田氏はネーミングに弱いみたいだ。
いぶりがっこ、ホヤの酒盗、切り込み、氷頭(ヒズ)、ハタハタの燻製などなど・・・。
名前を見ただけではよく分からない珍味のレクチャーを受けながら、とりあえず前日までに調べておいた北摂に点在する珍味なお店を目指したのです。
牛肉・豚肉・鶏肉・羊肉・馬肉・鹿肉・猪肉・カエル・蛇・うさぎ・鶉・何でもこいこいというお肉屋さんが池田にあるという情報を得て、控えていた電話番号に電話をしました。
「現在この番号は使われておりません」というアナウンス。
気を取り直して、吹田にある地方物産店で何か珍しい物を探そうと車を走らすとそこは空家だった。
やっぱり珍味は世間に受けないのかと二人で嘆きながら、社っちょさんに教えてもらった酒屋なんだけれども、アテがかなり充実しているお店へ。
おーやってるやってると店内に入ると藤田氏の鼻が利きだしました。最初はこのお店でトドムンドの珍五にも登場したことがある山ウニ豆腐を買うつもりで来たのですが、それだけでは終われないのが藤田氏です。その名も「あけがらし」。これ、かなり旨いですよ。後ほど藤田氏の思いつきで出来たメニューが大好評だったのですがそれは後ほど。僕が見つけてきた「蕗味噌」はあっそれ旨いでと驚きもなく購入。
魚崎にな、オモロイ店があるねん。
阪神高速を使えばすぐやでと言いながら、車内では味見味見と秋田名産いぶりがっこの封を切ってぽりぽり食べだしたのです。
うーわ、めちゃ旨いやんけー!!!
スモークされたにんじん(他にも色々なお野菜があるそうです)のお漬物は車内をいっぺんにスモーキーな香りで満たしました。
燻されたBMW2002tiは一路、魚崎へ快調に阪神高速を走りだしました。
【続く】
昔からボジョレー・ヌーヴォーには抵抗があって、「バカがいきなりタキシードでうやうやしく解禁日に大騒ぎ」という構図がオエーだったわけだ。今もそ
れは変わらない。
「初もの」珍重の感覚・風習は江戸時代から一般的になり、当時「天下の台所」であった大坂は全国の物産が集中し、それをそこからまた全国に需要に応じ
てディストリビュートしていたわけだけど、当時の酒処と言えば「灘」「伏見」。秋にできた新酒を5つほどの回船でお江戸まで運ぶ「競争」がとりおこなわ
れ、江戸の民衆は今か今かとその回船の到着を待ち焦がれ、もっとも速かった回船には賞賛の嵐で、そんなことを想像するなら閉ざされはしていたものの(鎖
国だったからね)その中でのかなりの・殿様から庶民に至るまでの密度の濃い「充実」なんて感じが容易に感じられ、すでに都市となり得ていた大坂・江戸の
そのライヴ感を思うとき、なんだかそれってかっこいいじゃん。
日本酒の新酒はその味がはかなく、腫れ物に触るがごとく大事に育てられてきた深窓の令嬢を味わうみたいでぞくっとくるような快感がありつつも・うんこ
れがこう育ってあんなことを経験し、こんなことを悪いオトコに教えられ、途中からは自らそんなことまでやっちゃって、うわそんな積極的になって・ちょっ
と待ってよー・などと言ってるうちに・あの・小股の切れ上がった特別本醸造あるいは純米酒のなじみの味になっていくんだよね・そうだよね・なんてことが
分かるんだが、
ワイン・特にボジョレー・ヌーヴォーはそのはかなさははかなさとしてわかるとはいうものの、それと・フルーツ爆弾ともいえるような自分の好きな濃縮感の
ある舌の奥から喉にかけてズカーンとくる味との間には「断絶」があった。だからハヤリもの的に、アジなんてわかんないんじゃないの・なんてバカたちが
ヌーヴォーヌーヴォーと騒げば騒ぐほどこちらは醒めていき、「なぁにがボジョレー・ヌーヴォーじゃ~・ぼけぇ!!!」なんて心境の時代は15.6年続い
てた。そんなある時、チリの新酒を見つけた。チリ・ワインとしてはヌーヴォーのおこぼれに預かろうとしたセコい戦略だったのかもしれない。ご存知のよう
に南半球のチリは我々北半球人の季節とはまるっきり逆なのであって、その新酒は5月なんていう「間の悪い」時期に店頭に並んでた。おれはそのセコい戦略
に当初・もち・批判的で、「ケッ・イモ」なんて思い横目で眺めていたのだけど、不当に高いボジョレー・ヌーヴォーの6割ほどの値段だったのと、好奇心と
「カネパ」というチリの中でも自分内ベスト3に入るメーカーの酒だったことから・ダメ元で買って飲んでみた。
「目からウロコ」だった。さわやかで濃い・これこそフレッシュ・フルーツ・ダイナマイトだった。清楚ないまどきこんな娘おらんやろというような姿カタ
チなのにもう一回目からフェラチオ名人・そして・うわ・この舌使い「なんじゃ・こりゃ~」と思い目を開ければ、そこには澄んだ目の女子高生が・・・とい
うどっからどう転んでも「意外な展開」に翻弄されたのだった。しかしね・それが「ラテン(アメリカ)」なのね・ということなのだ。快感のツボを教わらな
くともわかっている・超かわいい娘なんてのがいるのよ・ラテンには。そのかわり浮気したら殺されそうだけど。
そんな経験をしてしまったものだから初夏が毎年待ち遠しかったわけ・ね。3年間ほどはそんな状態が続き、そして「そろそろチリ・ヌーヴォーの季節やな
あ」など店の者たちと話し、いつもの酒屋に「今年はチリ・ヌーヴォーはまだ?」など訊けば「今年からもう入ってこないみたいです」
・・・・・・ガーン・でしょ。あの黒い瞳もあの舌使いも遠い世界に行ってしまった・それも突然。「そりゃないぜ!!!」そりゃないぜ・と思うのは当然
で、いつまでも良いものというのはあったり前に「そこに」あるわけではないのだ・という経験をその後それをきっかけに何度もすることになるのだった。
だからヌーヴォーはそれ以来、また「勝手にやってろ!!!」な世界になっとったのだけど、「ん・ちょ・待てよ」と思うのだった。フランスに新酒が・そ
してチリにも新酒が・と・いうことは・・・・・・・・!!!!イタリアに新酒があっても「いいぢゃないか!!!」と突然岡本太郎的コロンブスの卵風ヒラ
メキが突如ワタシのアタマをストラックなわけなのよ。
で調べて発見したのがこの「ヴィーノ・ノヴェッロ」なわけなのね。このイタリア新酒もおフランスとは違って、一見清楚なOL風のねえちゃんが、あれよ
あれよ・というマにもうどんどん脱いでっちゃって気がつけば紐パン一丁ではげしくケツを振っている・というコルボ・グロッソのような充実ぶりです。しか
もボジョレー・ヌーヴォーの解禁日が11.16なのにこのヴィーノ・ノヴェッロの解禁は11.6。10日もフライング!!!ってこれいいでしょ。
TODO O
MUNDOでは11.6から一週間「ねえあなたちょっとはやいわよもうイタリアン・ヌーヴォーお先にしつれいガブ飲みフェア」です。好評なら
11.19(日)のボジョレー・ヌーヴォー飲もう会は「フレンチvsイタリアン新酒飲み比べよう会」に変更いたします。このイタリアン・ヌーヴォー、余
所では飲めんよ・いやまじで。
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alt="b5_03.jpg" width="77" height="150" border="0" /> href="http://monile7777.up.seesaa.net/image/b5_03.jpg"
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VAMOS TOMAR!!!と言えよう。
れは変わらない。
「初もの」珍重の感覚・風習は江戸時代から一般的になり、当時「天下の台所」であった大坂は全国の物産が集中し、それをそこからまた全国に需要に応じ
てディストリビュートしていたわけだけど、当時の酒処と言えば「灘」「伏見」。秋にできた新酒を5つほどの回船でお江戸まで運ぶ「競争」がとりおこなわ
れ、江戸の民衆は今か今かとその回船の到着を待ち焦がれ、もっとも速かった回船には賞賛の嵐で、そんなことを想像するなら閉ざされはしていたものの(鎖
国だったからね)その中でのかなりの・殿様から庶民に至るまでの密度の濃い「充実」なんて感じが容易に感じられ、すでに都市となり得ていた大坂・江戸の
そのライヴ感を思うとき、なんだかそれってかっこいいじゃん。
日本酒の新酒はその味がはかなく、腫れ物に触るがごとく大事に育てられてきた深窓の令嬢を味わうみたいでぞくっとくるような快感がありつつも・うんこ
れがこう育ってあんなことを経験し、こんなことを悪いオトコに教えられ、途中からは自らそんなことまでやっちゃって、うわそんな積極的になって・ちょっ
と待ってよー・などと言ってるうちに・あの・小股の切れ上がった特別本醸造あるいは純米酒のなじみの味になっていくんだよね・そうだよね・なんてことが
分かるんだが、
ワイン・特にボジョレー・ヌーヴォーはそのはかなさははかなさとしてわかるとはいうものの、それと・フルーツ爆弾ともいえるような自分の好きな濃縮感の
ある舌の奥から喉にかけてズカーンとくる味との間には「断絶」があった。だからハヤリもの的に、アジなんてわかんないんじゃないの・なんてバカたちが
ヌーヴォーヌーヴォーと騒げば騒ぐほどこちらは醒めていき、「なぁにがボジョレー・ヌーヴォーじゃ~・ぼけぇ!!!」なんて心境の時代は15.6年続い
てた。そんなある時、チリの新酒を見つけた。チリ・ワインとしてはヌーヴォーのおこぼれに預かろうとしたセコい戦略だったのかもしれない。ご存知のよう
に南半球のチリは我々北半球人の季節とはまるっきり逆なのであって、その新酒は5月なんていう「間の悪い」時期に店頭に並んでた。おれはそのセコい戦略
に当初・もち・批判的で、「ケッ・イモ」なんて思い横目で眺めていたのだけど、不当に高いボジョレー・ヌーヴォーの6割ほどの値段だったのと、好奇心と
「カネパ」というチリの中でも自分内ベスト3に入るメーカーの酒だったことから・ダメ元で買って飲んでみた。
「目からウロコ」だった。さわやかで濃い・これこそフレッシュ・フルーツ・ダイナマイトだった。清楚ないまどきこんな娘おらんやろというような姿カタ
チなのにもう一回目からフェラチオ名人・そして・うわ・この舌使い「なんじゃ・こりゃ~」と思い目を開ければ、そこには澄んだ目の女子高生が・・・とい
うどっからどう転んでも「意外な展開」に翻弄されたのだった。しかしね・それが「ラテン(アメリカ)」なのね・ということなのだ。快感のツボを教わらな
くともわかっている・超かわいい娘なんてのがいるのよ・ラテンには。そのかわり浮気したら殺されそうだけど。
そんな経験をしてしまったものだから初夏が毎年待ち遠しかったわけ・ね。3年間ほどはそんな状態が続き、そして「そろそろチリ・ヌーヴォーの季節やな
あ」など店の者たちと話し、いつもの酒屋に「今年はチリ・ヌーヴォーはまだ?」など訊けば「今年からもう入ってこないみたいです」
・・・・・・ガーン・でしょ。あの黒い瞳もあの舌使いも遠い世界に行ってしまった・それも突然。「そりゃないぜ!!!」そりゃないぜ・と思うのは当然
で、いつまでも良いものというのはあったり前に「そこに」あるわけではないのだ・という経験をその後それをきっかけに何度もすることになるのだった。
だからヌーヴォーはそれ以来、また「勝手にやってろ!!!」な世界になっとったのだけど、「ん・ちょ・待てよ」と思うのだった。フランスに新酒が・そ
してチリにも新酒が・と・いうことは・・・・・・・・!!!!イタリアに新酒があっても「いいぢゃないか!!!」と突然岡本太郎的コロンブスの卵風ヒラ
メキが突如ワタシのアタマをストラックなわけなのよ。
で調べて発見したのがこの「ヴィーノ・ノヴェッロ」なわけなのね。このイタリア新酒もおフランスとは違って、一見清楚なOL風のねえちゃんが、あれよ
あれよ・というマにもうどんどん脱いでっちゃって気がつけば紐パン一丁ではげしくケツを振っている・というコルボ・グロッソのような充実ぶりです。しか
もボジョレー・ヌーヴォーの解禁日が11.16なのにこのヴィーノ・ノヴェッロの解禁は11.6。10日もフライング!!!ってこれいいでしょ。
TODO O
MUNDOでは11.6から一週間「ねえあなたちょっとはやいわよもうイタリアン・ヌーヴォーお先にしつれいガブ飲みフェア」です。好評なら
11.19(日)のボジョレー・ヌーヴォー飲もう会は「フレンチvsイタリアン新酒飲み比べよう会」に変更いたします。このイタリアン・ヌーヴォー、余
所では飲めんよ・いやまじで。
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VAMOS TOMAR!!!と言えよう。