NPOコミュニティシネマ松本シネマセレクトが主催で、映画「人生、ここにあり!」の上映会がMウィングであったのでみてきました。
松本平の映画館も街中のエンギザなどの映画館も閉鎖され、シネコンのシネマライツとアイシティシネマしかなくなってしまいました。
大北地域からは映画館へのアクセスが遠くて大変です。豊科あたりにシネコンの一つくらいあっても良さそうな気がしますが・・・。
Mウィング(松本市中央公民館)のホールはせり出しの階段席はありますが映画専用ではないので、ややスクリーンが遠いのが残念です。
かつて日本は世界中の映画を見られる映画王国だったそうですが、今やハリウッドの大作や企画ものの邦画以外は、映画祭で賞をとったような秀作でもなかなか地方都市ではみられなくなってしまいました。
ロードショーといって転々と移動しながら上映し映画館で人が集まり文化をつくるということはスゴく意義があることだと思うのですがね・・。
人生、ここにあり!
さて、「人生、ここにあり!」、原題は『Si Puo Fare!(やればできるさ)」です。
1978年、イタリアではバザリア法の制定から精神病院が閉鎖、「自由こそ治療だ」という考えのもと、それまで病院に閉じ込められ人としての扱いを受けていなかった患者たちを一般社会で生活させるために地域にもどしました
本作はそんな時代に起った実話をもとに舞台を1983年のミラノに設定して誕生した傑作です。
(パンフレットより)
所属していた労働組合で組合運動をやりすぎて異端児として異動を命じられたネッロがやってきたのは病院附属の精神障害当事者の「協同組合180」
そこの11人お愉快な仲間たちと失敗をくりかえしながら、寄せ木細工などで自分たちの仕事を作り、人生を取り戻していく・・。
バザリア派のフルラン医師の協力のもと薬を減らし、EUの助成金で情操教育のもと娼婦を雇い・・・。
陽気なイタリアの雰囲気がベースですが、精神障害者の解放、差別、現実、恋愛、メンバーの死などなど、いろんなテーマが盛り込まれていましたが純粋にエンターティメントとしても楽しめました。
でも登場人物の中で一番偉いのは主人公のネッロの恋人のサラだと思う。
映画は次のような言葉がスクリーンに出て終わります。
今、イタリアには2500以上の協同組合があり、ほぼ3万人に及ぶ異なる能力をもつ組合員に働く場を提供しています・・。
「べてる」の人たちもそうですが、丁寧につくりこまれた登場人物は皆それぞれキャラがたっています。(目立ちたくなくても目立ってしまう・・・)
差別のこと、障害者の社会参加のこと、いろいろ考えさせられました。
保護のもとでの就労ではなく、当事者が組合をつくって、みんなで決めていく。
日本では今でもなかなかみられません。(べてるなんかでは、それっぽい雰囲気はありそうですが・・)
全国各地のミニシアターでロードショーをしていますが、来月の11月29日には安曇野市でも上映会(+大熊一夫氏の講演会)がありますので、お近くの方どうぞ。
特に障害者支援に関わる人、当事者、家族・・・。におすすめです。
11月29日 安曇野市穂高交流学習センター 「みらい」
主催 長野県せいしれん(精神障害者地域生活支援連絡協議会)
参加費(せいしれんの会員は無料、それ以外は800円)
10:30 受付
11:00~12:30 大熊一夫氏の講演会
12:30~13:20 昼食休憩
13:30~15:30 映画上映「人生、ここにあり!」
15:30~16:10 ディスカッション
野の花セミナー「障がい者就労の在り方を考える」
精神病院に頼らない精神保健(大熊一夫氏講演会)
松本平の映画館も街中のエンギザなどの映画館も閉鎖され、シネコンのシネマライツとアイシティシネマしかなくなってしまいました。
大北地域からは映画館へのアクセスが遠くて大変です。豊科あたりにシネコンの一つくらいあっても良さそうな気がしますが・・・。
Mウィング(松本市中央公民館)のホールはせり出しの階段席はありますが映画専用ではないので、ややスクリーンが遠いのが残念です。
かつて日本は世界中の映画を見られる映画王国だったそうですが、今やハリウッドの大作や企画ものの邦画以外は、映画祭で賞をとったような秀作でもなかなか地方都市ではみられなくなってしまいました。
ロードショーといって転々と移動しながら上映し映画館で人が集まり文化をつくるということはスゴく意義があることだと思うのですがね・・。
人生、ここにあり!
さて、「人生、ここにあり!」、原題は『Si Puo Fare!(やればできるさ)」です。
1978年、イタリアではバザリア法の制定から精神病院が閉鎖、「自由こそ治療だ」という考えのもと、それまで病院に閉じ込められ人としての扱いを受けていなかった患者たちを一般社会で生活させるために地域にもどしました
本作はそんな時代に起った実話をもとに舞台を1983年のミラノに設定して誕生した傑作です。
(パンフレットより)
所属していた労働組合で組合運動をやりすぎて異端児として異動を命じられたネッロがやってきたのは病院附属の精神障害当事者の「協同組合180」
そこの11人お愉快な仲間たちと失敗をくりかえしながら、寄せ木細工などで自分たちの仕事を作り、人生を取り戻していく・・。
バザリア派のフルラン医師の協力のもと薬を減らし、EUの助成金で情操教育のもと娼婦を雇い・・・。
陽気なイタリアの雰囲気がベースですが、精神障害者の解放、差別、現実、恋愛、メンバーの死などなど、いろんなテーマが盛り込まれていましたが純粋にエンターティメントとしても楽しめました。
でも登場人物の中で一番偉いのは主人公のネッロの恋人のサラだと思う。
映画は次のような言葉がスクリーンに出て終わります。
今、イタリアには2500以上の協同組合があり、ほぼ3万人に及ぶ異なる能力をもつ組合員に働く場を提供しています・・。
「べてる」の人たちもそうですが、丁寧につくりこまれた登場人物は皆それぞれキャラがたっています。(目立ちたくなくても目立ってしまう・・・)
差別のこと、障害者の社会参加のこと、いろいろ考えさせられました。
保護のもとでの就労ではなく、当事者が組合をつくって、みんなで決めていく。
日本では今でもなかなかみられません。(べてるなんかでは、それっぽい雰囲気はありそうですが・・)
全国各地のミニシアターでロードショーをしていますが、来月の11月29日には安曇野市でも上映会(+大熊一夫氏の講演会)がありますので、お近くの方どうぞ。
特に障害者支援に関わる人、当事者、家族・・・。におすすめです。
11月29日 安曇野市穂高交流学習センター 「みらい」
主催 長野県せいしれん(精神障害者地域生活支援連絡協議会)
参加費(せいしれんの会員は無料、それ以外は800円)
10:30 受付
11:00~12:30 大熊一夫氏の講演会
12:30~13:20 昼食休憩
13:30~15:30 映画上映「人生、ここにあり!」
15:30~16:10 ディスカッション
野の花セミナー「障がい者就労の在り方を考える」
精神病院に頼らない精神保健(大熊一夫氏講演会)
関汽交通労組はハラスメントに対応しろ!
● 自分はいったい、どんな悪いことをしたのだろう・・・
● 仕事がうまくこなせず叱られてばかり、自分はダメな人間だと思ってしまう
● なぜ上司はあんなに酷いことを平気でするのだろう?
もしあなたがこんな感じで、職場の人間関係で辛くなってしまっているとしたら、それはモラル・ハラスメントが原因かもしれません。
職場のモラル・ハラスメントとは、静かに・じわじわと・陰湿に行われる精神的ないじめ・嫌がらせです。大人げない態度や、きつい言い方であっても、一見、指導などの形態でなされるモラル・ハラスメント。 周囲はもちろん、言われている本人も、それが 「ハラスメント」とは気づかず、その本人自身が 悪いと感じていることがほとんどです。
あなたは、職場で下記のような言動で苦しんでいませんか?
言葉の例
●人格・能力を否定する言葉を使う
(例:「生きている価値がない」「何をやってもダメなヤツだ!」)
●コンプレックスを持っている弱点・欠点をあげつらう
(例:「デブ」、「ハゲ」、「メタボ」)
●聞こえよがしに嫌味を言う
(例:「自分の仕事もできないのに、人の世話を焼いているヤツがいるよ」)
●家族を非難する
(例:「おまえの親なら、どうせろくでなしだろう」)
●退職を促す
(例:「イヤだったら、いつでも辞めていいぞ」「まだ会社にいる気か?」)
態度の例
●罵声をあびせる
●あいさつや会話をしない(無視)
●肩を突く、胸ぐらをつかむ
●目の前でヒソヒソ話をする
●舌打ち・鼻を鳴らす
●執拗な注意・叱責をする
●悪い噂を流す
●仕事を取り上げる、新しい仕事を与えない
●不正行為を強要する