私は、以前よりアレルギーっ子で、アトピー性皮膚炎と喘息があり、喘息は大きな発作は起こしたことは無いが、アトピーは難治でかゆくて眠れず、かきむしるために布団血が付いたりといったこともあった。それでもなんとか付き合えるようになってきて、自分では並みの皮膚科の医師よりはこの病気について詳しいと思っているし、学生時代には一時は研究者になろうかと思ったくらい、免疫学やアレルギーに関しては研究室にも出入りもして勉強していた。実際、自分の血液は好酸球も9%あり、IgEも2500以上ある立派なアレルギー体質である。
しかし、ひとつこういった病気をもっていると非常に勉強になり慢性疾患との付き合いというのも覚える。確かにストレスや精神状態、体調をもろに反映するし当直続きの日や、飲みすぎた翌日は露骨に肌は悪化する。埃っぽい汚い部屋もダメだし、以前飼っていたネコも苦手になり、目のかゆさや鼻づまり、息苦しさがでてくる。自分の体を観察対象としてみるのも興味深いし、皮膚科に受診しても医者はむちゃなことばかりいうのもわかる(いろいろ教わりはしたが・・・)
ラテックスにもある日突然感作された。外科を研修で回っていたときにはラテックスの手袋をつけても平気だったのに、その後胃腸科をまわっていたときにラテックスの手袋で手が真っ赤になり、ぶつぶつができて、かゆくなるようになりステロイドの軟膏をぬっていたが、それでも別の機会に使うと今度は目はゴロゴロショボショボからだはかゆくて、おなかもむずむず、なんとなく息苦しいような感じになり、ステロイドを飲んで数時間は体を冷やしたり、横になったりして動けなくなった。それが一度ならずあったのでラテックスではあるが抗原性を減らしたパウダーフリーのものをつかってもやはり手が赤くかゆくなったのであきらめた。清潔操作が必要なときはプラスチックの滅菌手袋を使うが、密着性がわるいので細かい操作はできない。神様にお前はこっちじゃないよといわれている気がして手技の多い科にすすむのはあきらめた。ついでにエコーの練習をしていたときにエコーのゼリーにも感作されたらしくぶつぶつ赤みがでるようになった。こんなに抗原に囲まれていてはいつアナフィラキシーになってもおかしくは無い。エピネフリンを持っていたほうが良いかもしれないがエピペンは自費だ。(病院にいる限りは大丈夫だろうが。)
それからどうも、何に感作されたのか、突然、顔は真っ赤、体がじとっとなり痛がゆくなり、掻くと皮膚が真っ赤になり、皮膚はぼろぼろ、しばらくは体全体がむずむずして具合が悪くうごけなくなることがしばしばある。アレルギーバーストだ。そういうときは体の中で、ある種のサイトカインがあばれているのだとおもう。ラテックスフルーツ症候群のように交叉抗原性のある食物にやられているのかもしれないが原因がわからないことのほうが多い。しかし寝不足や体調の悪いときにおこることが多いのは確実な気がする。そんなときは、こっそり抜け出し、シャワーで体を冷やし、抗ヒスタミンとステロイドの合剤を飲んで、軟膏を塗り、嵐が過ぎ去るまで数時間、できれば涼しいところ下肢を挙上し横になっているしかない。そんなときに抜けられない仕事がたまっていたりすると大変だ。しかしよく眠って翌日になると赤みはとれ落屑がぼろぼろ。みごとな湿疹三角を描いて治癒していく。このように不便ではあるがいろいろ勉強させてくれる体ではある。
しかし、ひとつこういった病気をもっていると非常に勉強になり慢性疾患との付き合いというのも覚える。確かにストレスや精神状態、体調をもろに反映するし当直続きの日や、飲みすぎた翌日は露骨に肌は悪化する。埃っぽい汚い部屋もダメだし、以前飼っていたネコも苦手になり、目のかゆさや鼻づまり、息苦しさがでてくる。自分の体を観察対象としてみるのも興味深いし、皮膚科に受診しても医者はむちゃなことばかりいうのもわかる(いろいろ教わりはしたが・・・)
ラテックスにもある日突然感作された。外科を研修で回っていたときにはラテックスの手袋をつけても平気だったのに、その後胃腸科をまわっていたときにラテックスの手袋で手が真っ赤になり、ぶつぶつができて、かゆくなるようになりステロイドの軟膏をぬっていたが、それでも別の機会に使うと今度は目はゴロゴロショボショボからだはかゆくて、おなかもむずむず、なんとなく息苦しいような感じになり、ステロイドを飲んで数時間は体を冷やしたり、横になったりして動けなくなった。それが一度ならずあったのでラテックスではあるが抗原性を減らしたパウダーフリーのものをつかってもやはり手が赤くかゆくなったのであきらめた。清潔操作が必要なときはプラスチックの滅菌手袋を使うが、密着性がわるいので細かい操作はできない。神様にお前はこっちじゃないよといわれている気がして手技の多い科にすすむのはあきらめた。ついでにエコーの練習をしていたときにエコーのゼリーにも感作されたらしくぶつぶつ赤みがでるようになった。こんなに抗原に囲まれていてはいつアナフィラキシーになってもおかしくは無い。エピネフリンを持っていたほうが良いかもしれないがエピペンは自費だ。(病院にいる限りは大丈夫だろうが。)
それからどうも、何に感作されたのか、突然、顔は真っ赤、体がじとっとなり痛がゆくなり、掻くと皮膚が真っ赤になり、皮膚はぼろぼろ、しばらくは体全体がむずむずして具合が悪くうごけなくなることがしばしばある。アレルギーバーストだ。そういうときは体の中で、ある種のサイトカインがあばれているのだとおもう。ラテックスフルーツ症候群のように交叉抗原性のある食物にやられているのかもしれないが原因がわからないことのほうが多い。しかし寝不足や体調の悪いときにおこることが多いのは確実な気がする。そんなときは、こっそり抜け出し、シャワーで体を冷やし、抗ヒスタミンとステロイドの合剤を飲んで、軟膏を塗り、嵐が過ぎ去るまで数時間、できれば涼しいところ下肢を挙上し横になっているしかない。そんなときに抜けられない仕事がたまっていたりすると大変だ。しかしよく眠って翌日になると赤みはとれ落屑がぼろぼろ。みごとな湿疹三角を描いて治癒していく。このように不便ではあるがいろいろ勉強させてくれる体ではある。
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