私が水彩画を始めた動機は、あのシルクロード タクラマン砂漠を日中友好共同企画に参加され駱駝隊と共に走破したTさん(水彩画もすばらしく、鎌倉彫りの先生)に、ご紹介いただいたスケッチ水彩画家 山永 晃先生です。山永先生は、1932年朝鮮全羅北道郡山府に生まれ、戦後、日本引揚。石炭関係、生コン関係等に勤務。50歳の時絵を描き始め、デッサン、油彩、水彩画など専門機関での習得また独学での絵の研究をされ、水彩画による個展16回を数え、大手絵画出版社主催絵画展に出品入選するなど多くの賞を受賞し、また、水彩スケッチ会の指導者として活躍され、今は、ご自宅で、教え子の持ち込む風景スケッチ水彩画にコメントを加えるなどしています。先生は、風景スケッチは、現場で描くを徹底され、それは、感性度を高め、空気感、感動を得て観る立場で魅力を発揮するものだとよく言われました。ときに、現場で2~3枚描くときもあったと記憶している。しかし、完成度は高く、色の濁りもなく、躍動感あふれる作品になる。山永先生にありがとう感謝の気持ちでいっぱいです。尚、先生は、2005年に詩人 西田 湘名で詩集「四千枚の絵」を出版。水彩画集発行に加え、詩と水彩画の結びつきがすばらしい。私は「出会い」の詩が好きだ
田舎の風景
静から動への一日のドラマが始まるようだ。
先生の詩集に詠まれる何かを求めて魂を感じます
江の島ヨットハーバーにて
ヨットの描き方等よく指導いただいた
北海道函館ハリストス正教会にて
先生の主催する湘南光彩会メンバーでの2日間のスケッチ旅。
すばらしい想い出を創ってくれた。
座間谷戸山公園にて。 私が、定年後、初めてのスケッチ会参加。
初級絵の基本を丁寧に教わりました。
平塚市遠藤原にて。 大山を遠景にブロッコリー畑。
ブロッコリーの色について先生のアドバイスが記憶に甦る。
茅ヶ崎中央公園の秋。建物の立方体の描き方、基本を勉強するように
よくご指導いただく(といってもなかなか難しい)
静岡市宇津谷集落。かって「伊勢物語」にも登場した宇津谷峠近くの集落。
先生とイーゼル近くに描く姿が懐かしい。心に癒しを感ずる歴史風景だ
南足柄 矢倉岳を背景に。
先生ご夫妻と箱根恩賜公園にスケッチ旅。
スケッチ途中の昼食むすびがうまっかった。美味しい空気のせいなのか
自分では、仕事人間としてきた道、後悔はないが、定年後、無趣味な私に、心の時間軸と挑みへの行動性に水彩画への出会いは感動的だ。山永晃先生の水彩画。最初の出会いと、先生の経歴からくるのか、先生の絵に躍動感と癒しを感ずるのは何だろう水彩画への挑戦を素人ながら続けたい。絵の奥に何が存在するのか。
出会いを大切に 私の宝箱だ
西田 湘 詩集より 「出会い」 本名 山永 晃 先生
(注) 本ブログ紹介の水彩画は、山永 晃水彩画集に加え先生よりご提供受けた CD編集山永 晃水彩画集により私が懐想スケッチの旅で一部選択した作品を 先生のご了解の上、ブログ用に編集掲載しているもので原画と違うこと、他への 転載は禁じておりますので、ご了解下さい。