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時の関守

これからを生きるきみへ (8) 最後に伝えたいこと

これからを生きるきみへ。
最後に伝えたい言葉は、なんだろうか。

「神を(自分のなかに)見いだしてほしい。」

そのことは、一番目に大切なことなので、そして、それ以外に大事なことはないと言ってもよいので。
だから、これから話すことは、そのための準備段階みたいなもの。
もし、ちょっとでも気にかけてくれるなら、少しは役に立つかもしれない。
そんな程度のことです。

このことは、実はえらそうに、きみに言いたくはないのです。
なぜなら、私がこれまで、一番犯してしまったまちがいなのだからです。

「できれば、どんなときにも言い訳(わけ)しないでほしいのです。」

君がこれから生きていくなかで、さまざまな失敗を繰り返すでしょう。
それは、ほとんどが君のミスなのですが、中には、君のミスとは言えないような、しかたのないことだってあります。
ただ、そのことにちょっと、関わっていたというだけのこと。
そんなことだってあるでしょう。
不可抗力の、どうにもしようがなかった、なんてことだってあるでしょう。
でも、言い訳はしないでください。

相手がもし、(それが)必要と思うなら、必ず聞いてきますので、それまで、待っていてください。
その前に言い訳すると、その失敗は自分(の責任)ではないと言っているのですから、自分は関係ないのだと宣言していることになります。
でも、本当はすべてのことは、君に関係があるのです。
関係があるのに、関係ないのだと宣言してしまうと、この出来事のほんとうの意味を、けっきょく、知らずに終わってしまうということなります。
だから、言い訳は極力しないでほしいのです。

私たちが日々の生活で、見ること、聞くこと、体験すること、すべてのことは、自分のある一面を現しています。
つまり、それらは、私たち一人一人が、自分が主役である舞台の一部分なのですから、自分の心がうつしだされたもの(結果)なのです。

それらを、詳細に見ていくと、きっときみは、自分のほんとうの姿を知ることになります。
もしかすると、思いもかけなかったような、自分の(自分でも知らなかった)見えてなかった部分も知ることができるでしょう。

自分を知るということ。
自分の光も影も知れば、全体像が見えてくるかもしれませんね。
それは、神に一歩近づいたということなのです。
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