同じテーマで書いた昨日のブログを、後になって読み返してみると、
建前ばかり言ったつもりもないものの、校長先生の訓示のような、
「当たり障りなく体裁を整えてみました」というだけの代物に読めなくもなく、
きまり悪くもあるので、もう少し「あからさま」に徹して書いてみようと思う。
たとえば、「見た目」の話。
美人は面接に有利なのか。
実は、僕が今通っている歯医者さんは結構な美人で、これはなかなかしめたものなのだが、だからと言って、
その先生の腕が悪そうと思えたら、すぐによその歯医者に切り替えることを考えるだろう。
(この歯科に辿り着くまで、ここ1年半で僕はすでに2軒の歯科を訪ねている)
つまり、「それはそれ、これはこれ」ということだ。別問題。面接での判定だって同じことだ。
また、美人を鑑賞するためには、こちらにそれなりに余裕がなきゃいけないわけで、
(「診察台で身を任せてさえいればいい状態」とか)
限られた時間内で相手を見究めなきゃいけない面接の場では、とても「美人を愛でる」余裕などない。
それに、顔について言えば、「つくり」より「表情」が物を言うのも間違いない。
表情というのは、顔の「つくり」の出来よりも、話の「喋り」の出来に連動するものだ。
トークが盛り上がれば、いい表情もどんどん出てくるだろう。
だから、顔をあれこれどうにかしようと思うくらいなら、喋りを磨いた方がいいと思う。
化粧やファッションも関係ないな。特に注目もしないし、覚えてもいない。
前に、顔にファンデーションを塗っている男子がいて、それはさすがに印象に残っているが。
(別に塗ったっていいが、「塗ってる」ってバレるような塗り方じゃ駄目だろう)。
ただ、「見た目」について一つだけ言うなら、姿勢は良くするよう気をつけた方がいいと思う。
今回面接した中で、どうにも姿勢が悪い男子がいて、喋るうちにどんどん猫背で前のめりになってくるし
(そのうち膝に頬杖をつくんじゃないかとすら思えた)、おまけに顔もくたーっと横に傾けるので、
彼の目を見ながら話を聞いていたら、時空間が歪み始めるんじゃないかと思えたよ。
あとは、女子で、大学で打ち込んだことの話が一風変わっていて、
ちょっとヘンな人だけど通してみたら面白いかも…と僕は思いかけたのだが、
後で別の面接官と協議をしたら、「彼女、猫背でしたねー!」の一言であっさり斬られ、
そうなると、いい意味で「ヘン」と思えたのも、
実は、姿勢が悪いがために奇妙な雰囲気を醸し出していただけかも…と思えてきてしまい、
途端に彼女を押せなくなった。
自分も姿勢はいいとは言えない方だが、小さい頃から親に背中をピシャッと叩かれることが多く、
「姿勢が悪いのはだらしないこと」という意識は根強くある。
箸を正しくもつとか、物を噛む時に音を立てないとかと同様、根本的な「しつけ」の問題で、
それができていないと、多くの人にマイナスイメージを植え付けるには結構強力なものがある。
姿勢が悪くていいことは一つもない。
…といろいろ書いているが、
「じゃあ、自分はどうなのよ?人を合格だ不合格だなんて言う資格あるの?」
と問い詰められれば、返す言葉もない。本当に。
その言い訳に言うわけじゃないが、面接官にも間違いなく当たり外れはある。
僕自身の就職活動を振り返っても、幸い「圧迫面接」とかいうくだらないものには当たったことがないが、
まああいつは単なる「嫌な奴」だったんだろうな、というのは何人か思い当たるし。
今の時代なら考えられず、あの時代でも相当珍しかったが、
タバコをのべつまくなし吸いまくって、机の上の灰皿が山盛り、って面接官もいたもんな。超有名企業で。
「その会社に落ちた」ということは、「その会社に落ちた」という以上の意味も、以下の意味ももたない。
すぐに気持ちを切り替えた方がいい。
…なーんて、アドバイスって柄でも器でもないだろうに。もうやめておこう。
建前ばかり言ったつもりもないものの、校長先生の訓示のような、
「当たり障りなく体裁を整えてみました」というだけの代物に読めなくもなく、
きまり悪くもあるので、もう少し「あからさま」に徹して書いてみようと思う。
たとえば、「見た目」の話。
美人は面接に有利なのか。
実は、僕が今通っている歯医者さんは結構な美人で、これはなかなかしめたものなのだが、だからと言って、
その先生の腕が悪そうと思えたら、すぐによその歯医者に切り替えることを考えるだろう。
(この歯科に辿り着くまで、ここ1年半で僕はすでに2軒の歯科を訪ねている)
つまり、「それはそれ、これはこれ」ということだ。別問題。面接での判定だって同じことだ。
また、美人を鑑賞するためには、こちらにそれなりに余裕がなきゃいけないわけで、
(「診察台で身を任せてさえいればいい状態」とか)
限られた時間内で相手を見究めなきゃいけない面接の場では、とても「美人を愛でる」余裕などない。
それに、顔について言えば、「つくり」より「表情」が物を言うのも間違いない。
表情というのは、顔の「つくり」の出来よりも、話の「喋り」の出来に連動するものだ。
トークが盛り上がれば、いい表情もどんどん出てくるだろう。
だから、顔をあれこれどうにかしようと思うくらいなら、喋りを磨いた方がいいと思う。
化粧やファッションも関係ないな。特に注目もしないし、覚えてもいない。
前に、顔にファンデーションを塗っている男子がいて、それはさすがに印象に残っているが。
(別に塗ったっていいが、「塗ってる」ってバレるような塗り方じゃ駄目だろう)。
ただ、「見た目」について一つだけ言うなら、姿勢は良くするよう気をつけた方がいいと思う。
今回面接した中で、どうにも姿勢が悪い男子がいて、喋るうちにどんどん猫背で前のめりになってくるし
(そのうち膝に頬杖をつくんじゃないかとすら思えた)、おまけに顔もくたーっと横に傾けるので、
彼の目を見ながら話を聞いていたら、時空間が歪み始めるんじゃないかと思えたよ。
あとは、女子で、大学で打ち込んだことの話が一風変わっていて、
ちょっとヘンな人だけど通してみたら面白いかも…と僕は思いかけたのだが、
後で別の面接官と協議をしたら、「彼女、猫背でしたねー!」の一言であっさり斬られ、
そうなると、いい意味で「ヘン」と思えたのも、
実は、姿勢が悪いがために奇妙な雰囲気を醸し出していただけかも…と思えてきてしまい、
途端に彼女を押せなくなった。
自分も姿勢はいいとは言えない方だが、小さい頃から親に背中をピシャッと叩かれることが多く、
「姿勢が悪いのはだらしないこと」という意識は根強くある。
箸を正しくもつとか、物を噛む時に音を立てないとかと同様、根本的な「しつけ」の問題で、
それができていないと、多くの人にマイナスイメージを植え付けるには結構強力なものがある。
姿勢が悪くていいことは一つもない。
…といろいろ書いているが、
「じゃあ、自分はどうなのよ?人を合格だ不合格だなんて言う資格あるの?」
と問い詰められれば、返す言葉もない。本当に。
その言い訳に言うわけじゃないが、面接官にも間違いなく当たり外れはある。
僕自身の就職活動を振り返っても、幸い「圧迫面接」とかいうくだらないものには当たったことがないが、
まああいつは単なる「嫌な奴」だったんだろうな、というのは何人か思い当たるし。
今の時代なら考えられず、あの時代でも相当珍しかったが、
タバコをのべつまくなし吸いまくって、机の上の灰皿が山盛り、って面接官もいたもんな。超有名企業で。
「その会社に落ちた」ということは、「その会社に落ちた」という以上の意味も、以下の意味ももたない。
すぐに気持ちを切り替えた方がいい。
…なーんて、アドバイスって柄でも器でもないだろうに。もうやめておこう。




