携帯電話に、青森県深浦町の港に外国人の男女4人が漂着したとのニュースが届いた…。北朝鮮のボートピープルではないか、と直感し、インターネットで調べたところ、【警察当局や政府関係者によると、発見されたのは男女4人で、20代~60代の男3人と女1人と見られる。「北朝鮮から来た」と話しているという。発見された際、1人が「新潟はどこか」と日本語でたずねたという。政府は「脱北者でほぼ間違いない。所持品など状況からみて、工作員の可能性はない」としている】(朝日)という。
若い人は知らないだろうが、中国の経済が民主化したり、一定程度の自由が与えられたりする前に、中国からはボートに乗って、日本に来る人たち、ボートピープルがいた。ボートピープルはある意味、体制に大きな変化がある前触れだといえる。ボートに乗って出国する気持ちになる人々がいるということは、それだけ体制に対する不満が貯まっているということであり、それらを止めるためには、一定程度の自由を与えるしかない…。
北朝鮮を敵視した日本の外交は誤りであり、北朝鮮の崩壊、南北統一はそう遠くないと繰り返してきたが、その動きが一気に加速しそうな予感がする。
北朝鮮という仮想敵国が消滅する事態を予測したためか、安倍らは、「価値観外交を推進する議員の会」なるものを設け(ここ参照)、仮想敵国を中国とするべく方針転換を図ろうとしている。
しかし、それは米国が許さない。このまま、安倍が中国敵視政策を維持しようとするならば、恐らく、米国が安倍政権を葬るだろう。
アーミテージレポートは次のように言う。
【The United States and Japan should also seek to build relationships with countries such as Vietnam, which has a growing interest in being a part of Asia’s trading life, and New Zealand, which shares our values. All these efforts should be coupled with measures to expand areas of cooperation with China, while being candid with Beijing about areas of disagreement. Working within Asia in this manner, we believe, will be key to positively influencing the growth and direction of all of Asia, including China, thereby “getting Asia right.”】
【アメリカ合衆国と日本は、アジアでの貿易の一員になろうとすることに多大な関心を持つヴェトナムのような国や同じ価値観を有するニュージーランドのような国との関係を強化しなければなりません。そして、これらの努力は、中国との協力範囲を拡大する努力とともに行わなければなりません。例え、現在は中国政府がその範囲では一致できないとあからさまにしているとしても…。アジアにおいて、このような戦略をとることが、中国を含むアジアを発展させ、正しい方向へ向けさせ、ひいては、「アジアのあり方を正しくすること」につながるのだと考えている。】
有権者諸君(コピーライト:外山恒一)、今度の参院選では、安倍のいう世界ではなく、本当の世界に目を向けよう!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
若い人は知らないだろうが、中国の経済が民主化したり、一定程度の自由が与えられたりする前に、中国からはボートに乗って、日本に来る人たち、ボートピープルがいた。ボートピープルはある意味、体制に大きな変化がある前触れだといえる。ボートに乗って出国する気持ちになる人々がいるということは、それだけ体制に対する不満が貯まっているということであり、それらを止めるためには、一定程度の自由を与えるしかない…。
北朝鮮を敵視した日本の外交は誤りであり、北朝鮮の崩壊、南北統一はそう遠くないと繰り返してきたが、その動きが一気に加速しそうな予感がする。
北朝鮮という仮想敵国が消滅する事態を予測したためか、安倍らは、「価値観外交を推進する議員の会」なるものを設け(ここ参照)、仮想敵国を中国とするべく方針転換を図ろうとしている。
しかし、それは米国が許さない。このまま、安倍が中国敵視政策を維持しようとするならば、恐らく、米国が安倍政権を葬るだろう。
アーミテージレポートは次のように言う。
【The United States and Japan should also seek to build relationships with countries such as Vietnam, which has a growing interest in being a part of Asia’s trading life, and New Zealand, which shares our values. All these efforts should be coupled with measures to expand areas of cooperation with China, while being candid with Beijing about areas of disagreement. Working within Asia in this manner, we believe, will be key to positively influencing the growth and direction of all of Asia, including China, thereby “getting Asia right.”】
【アメリカ合衆国と日本は、アジアでの貿易の一員になろうとすることに多大な関心を持つヴェトナムのような国や同じ価値観を有するニュージーランドのような国との関係を強化しなければなりません。そして、これらの努力は、中国との協力範囲を拡大する努力とともに行わなければなりません。例え、現在は中国政府がその範囲では一致できないとあからさまにしているとしても…。アジアにおいて、このような戦略をとることが、中国を含むアジアを発展させ、正しい方向へ向けさせ、ひいては、「アジアのあり方を正しくすること」につながるのだと考えている。】
有権者諸君(コピーライト:外山恒一)、今度の参院選では、安倍のいう世界ではなく、本当の世界に目を向けよう!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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