先日書いたウエディング・ベル考察に重大なる過失があったのでここで訂正をする
本来ならすっとぼけて終われば良いのだか… いやいかなる場合においてもそのようなことは許されるべきではないのである。
ここにシュガー並びに作詞・曲の古田氏にも多大なるご迷惑をおかけしたことを陳謝し、下記に訂正を行う
①訂正に至った経緯
前回の私ブログ『ウエディング・ベル考察』において、曲の主人公の「私」をストーカーとしておりました
そのような結論に至ったのは、名曲『ウエディング・ベル』の歌詞の前半部分から筆者が稚拙な考えと経験からそう推測し
一方的に結論づけていたことによります
執筆のあと、カラオケ店で名曲『ウエディング・ベル』を選曲し 歌い始めること1分40秒
今回の結論に何の疑いも持たず… いや、確信さえ覚えながら間奏を聞いていました
しかし… その5秒後… Bメロが始まり歌い進めることが出来なくなり その場にうずくまりました…
②訂正内容
Bメロの出だしは結婚式の様子を歌っています
愛の誓いには耳を塞ぎ、指輪の交換は目を閉じ、神父の声に気が遠くなりふらつく「私」
そりゃそうだろ このストーカー…
そう思っていたのは ここまでで 今度はこちらがふらつく番となります…
『お化粧する娘はきらいだなんて あのやさしい瞳はなんだったの』
えっ ただのストーカーではない… 直観しました
「あなた」は「私」を知っている…
いや知っているどころではない それ以上の関係ではないかっ
③再考察
上記のように、前回の考察が誤りである以上 さらに追及をしたくなる… いや!しなければならないのが昭和を代表するシュガーとともに生きた筆者の責務ではないだろうか
Bメロについては先述のとおりである。
内容としては式が進行する中での「私」の行動を歌い、最後はあの名セリフ『アーメン』で〆ている
ひとつBメロで特筆するべきは、このメロだけコーラスが入らないことである
前ブログの(カッコ)で表記した分である。
これはなぜか?
筆者が推測するに先に書いたようにBメロは式の進行状況なので、この次にくるCメロで一気の攻勢をするため布石では…
実際、Cメロはいきなりのコーラスによるカウンターパンチから始まる
以下Cメロ
~・~・~・~・~・~・~・~・
祝福の拍手の輪につつまれて(私はしないの)
どんどんあなたが近づいてくるわ(私はここよ)
お嫁さんの瞳に喜びの涙(きれいな涙)
悲しい涙にならなきゃいいけど(そうねならなきゃいいけど)
そうよもうすぐあなたは私を見つけ
無邪気に微笑んでみせるでしょ
そしたらこんなふうに言うのよ お久しぶりね
おめでとう とても素敵な人ね
どうもありがとう招待状を
私のお祝いの言葉よ くたばっちまえ アーメン
~・~・~・~・~・~・~・~・
みなさん、どうでしょう?
祝福の拍手を私はしない 悲しい涙にならなきゃいいけど…
きついカウンターでしょう
筆者にとってもここできついカウンターがありました
なんと… 「私」にも招待状が届いていたんですね
『お久しぶりね』ということは、以前の彼女が「私」だったのでしょうか?
前の彼女「私」を呼ぶ彼氏「あなた」も相当ですが、それを見届けようとする「私」もたいしたもの
なにより、だんだん近づく元カレを『私はここよ』と迎え撃つ「私」の凛とした姿は容易に脳裏に浮かぶのがこの歌のすごいところ
そしてなにより 周りに祝福する人が大勢いるなかでの『くたばっちまえ アーメン』……
長々と前編の考察、そして訂正(意図せず)にお付き合いいただきありがとうございます。
こうして、歌を掘り下げてみると本当に面白いなと思うことが出来てまたやってみたいと思います。
次は… あみん『待つわ』などどうでしょう…?
『かわいいフリしてあの娘 割とやるもんだねっと 言われ続けたあの頃 生きるのがつらかった…』
う~~~ん… 深そうだ…