春先から初夏…なんていうと、白っぽい着物は、とてもステキなんですけどねぇ。
私はニガテなんです。なぜか…チビなのと顔が幼稚系なので、ボケたり膨張して見えてしまうのです。
若いころは、白っぽくてもはっきりした模様でも飛んでいれば、それなりに工夫して着たのですが、
横幅が広くなってくると、よけいに自信がなくなりましてねぇ。
写真は、去年の夏、おとサンが片づけのために、いつのまにか奥へ奥へと
押しやっていた茶箱で保管していたもの。「発掘」いたしました。
とりあえず小紋だけ3反出してきました。うち2本は白地と白に近い色。
それぞれアップで見ますと、白いものはこちら…今はあまりみない、シボのあるちりめんです。
写真撮りが昨夜遅い時間になってしまったので、いつもより更にテキトウ・ピンワークで巻きつけてみました。
まーず遠目に見ると、なんかよくわかりません。とりあえず「なんか柄がある」…?
もうちょっと近づくと、やっと着物の柄らしくなりました。
アップしてみるとこんなです。「遠山に桜」、色から行くと、単衣で着たいところですが「桜」ではねぇ…。
こちらは真っ白ではなくて、ごくごくわずかに「青味」を帯びています。
柄は少ないのですが、一つずつはかわいらしいのです。
左が「帯」、「傘にポックリと桜の花びら」、右上は「丸に蕪」…いやこれは聖護院大根でしょうね。
隣の斜めは「花見だんご」
こちらは「都をどり」のちょうちんに、紅葉の中は「橋の欄干と擬宝珠」。三条大橋か五条大橋か…。
扇子は京都の名産品。この柄は「京都」をテーマにしているということですね。
どちらも柄やその分量などは好きなのですが、地色でどうしてもひっかかって、仕立てずにきました。
特に「桜」の方は、柄は春先、3月からせいぜい4月の半ばくらいなのに、白地に薄青で、
なんとなく寒々しい感じがしてしまいます。見ようによっては、春先のさわやかさ…なのかもしれませんが。
そんなこんなで、反物で見てるといいんだけどねぇ…ですでに○年経過…。
3本目は、二枚見た後だと、地色が濃いというだけで、なぜかホッとする私…。
うまく色が出ていません。実際にはとても濃い「モスグリーン」です。
これよりは少し濃いです。色が出ない~。
柄は「染の絞り」、つまり絞りのように描いてあります。花のある部分は「地紙」のように見えますが、
扇子の形ではなく、「結び文」の形です。
特別ジミすぎす、ハデすぎず、ちょいちょい着には重宝な1枚になりそうです。
白地の方は、着物でダメなら羽織でいけるかなとか、桜の方はいっそ帯の方が使い勝手がいいかなとか、
とりあえず「使い道」を悩む楽しみだけ、今味わっています。
茶箱の中には、まだ江戸小紋の両面染めとか、普段用の帯地とか…。
まだ全部出して並べてチェックの余裕はありません。
風のある湿度の低い時期はそう長くはありませんから、気になるものだけは、とにかく出して調べようと…
少しずつスピード・アップしている感じです。
反物に触っているだけでも、元気出ますー。
母の日にと頼んであった「カーネーション」、決行前の予約だったので、
頼んだことを忘れて、買わなきゃなんて思ってたりして…ほんと、ボケないようにしないと…。
紫のカーネーションですが…んー母はきっと一番濃いカーネーションについては、
「紫やったらなんでもえぇ…ってもんでもないで」と、言ってそうです。
正直、カーネーションの濃いのは赤かオレンジ…だなぁと思いました。
クマさんついてるし、ごめんねぇです。
そうなんです。
ジミ目は当たり前になってしまうんですよね。
なので私も明るいめの色など、気にするようになったのですが、
白だけはどうにもイケマセン。
明るい黄色やグリーン、ブルー、渋めのローズ系など、
いろいろ眺めています。
帯でおちつかせればいいのだからと、
今までは敬遠していたものを、並べたりしています。
濃い色のものばかり着ていました!
ところが ある日 若いころから一押しの 濃い臙脂と黒の大きいぼかしの市松の大島(遠目には無地に見える)を 着てでかけ ふとウインドーに写った自分に目がいくと
そこには どこのおばあちゃん?いえいえ これは まぎれもなく わたくしめ!という瞬間に遭遇!
その日から 着物は着るレフ版と 思い直し 今まで 敬遠していた 白っぽいもの・トーンの明るいもの・綸子・大島の光沢のあるもの・・・に 移行してみると
くすんで汚くなった顔も 今年60歳 体型〈陸に上がったトド〉の わたくしめでも なんとか 人様の前に出られる自分(自分の理想に近い)に なれましたよ!
お嫁ちゃんいわく「お母さんの辞書に派手という文字は消滅!そのほうが お母さんらしいわ!」ですって!
これって 成功!だと 思いませんか?!
洋服だと、白も着ていたんですが、
着物は面積広いですし、敬遠しますねぇ。
明るい色、私も最近心がけてます。
ある日引き出し開けたら、黒、茶、グレーしかない…。
夏の安いTシャツも、明るいいろや、柄のあるものは、
少しかわいいめとか、花柄とか選ぶ努力してます。
着るのにも勇気はいるんですけどね。
おかげさまで、なんとかボチボチです。
たまたま私も、いとこがマンションに越したので、
私のところにも着物がきましたが、
引っ越し終わったら、いとこのおよめさんが、
マンションって狭いっと…。
戸建てからだと、そう感じるでしょうねぇ。
ずいぶんいろいろ処分したけど、まだまだって。
引っ越し貧乏ともいいますしね。
白い着物、やっぱりねぇ…です。
汚れも気になりますしね。
茶箱は、やはり湿気除けにはいいものですね。
買うと高いそうです。
お茶屋の知り合いがいたので、
実家にも我が家にも、何個かずつあります。
持ち運びしにくいですけれど。
私も白っぽいものは何故か手が出ない。
洋服も今までは黒やグレーなど色のないものばかりだったのですが、最近になって歳のせいか明るい色に惹かれだしました。
でも着物はねえ~~
どうしてでしょうか???
カーネーションの色も色々なものが出てきたのですねえ。
びっくりです!!!
私はこのところ超多忙でご無沙汰していました。お元気そうなご様子でほっとしています。
きょう、妹から沢山の着物が送られてきました。彼女は足を悪くして歩くのが不自由になったので便利なマンションに引っ越すことになりました。処分する物の中で一番つらい物は着物と箪笥だそうです。そこで着物は私が貰うことになったのです。私の着物、母の着物、そして妹の着物と、着物はたくさんあるのですが・・・・現実は宝の持ち腐れでして、ユニクロのTシャツ着て毎日あくせくと草取りに追われてます。 それにしても私もやっぱり白い着物は苦手ですねえ。 なぜか着にくいです。
お茶箱 そうですね…押し入れに 着物や 何か色々と入って 奥へ…と 昔は有りました。
古い絣のアンサンブルを サルエルパンツに 直したら なかなか 今風モンペのようになり 仕事に着ていくと 婆ちゃんたちが 喜んでくるました。