ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

日本昔話・・?

2006-07-23 21:47:03 | 着物・古布

男の子の着物ではよく見る「桃太郎柄」、ただかぶとがあるだけでなく、
どこかに「桃太郎」をあらわすものがはいっています。
これはもう、まずは「旗」の桃のしるし、こちらはお供の「キジ」、
おもちゃのキジ車ですね。その下は「凱旋」したときのお宝・・。







右側に臼と杵があるのは「きび団子」をあらわしているのでしょうね。
実は、この柄を出してきたのはこれをいただいたから・・。





ホンモノの「きびだんご」なんておいしいものじゃない・・と聞きますが、
このおみやげきび団子は、柔らかくてとてもおいしかったですー。
こちらにはきっちり、犬も猿も描かれていますね。

桃太郎のお話は、もうダレでも知っていますけど、
ちゃんと最後までお話できますか?
昔話って、いざ話しだすと、途中で「あれっ?」っていうことがよくあります。
「藁しべ長者」で、一本の藁しべは、どんな順番で
「長者の屋敷」までかわっていったか・・。
一寸法師はどこで鬼退治をしたか、一度思い出してみるのもおもしろいかと。

すみません、ほんとは昔話についてもう少し書きたかったのですが、
どうもアップするのにものすごく時間がかかるのです。
日曜の夜ということもあるのかもしれませんが、
写真を入れるのにもえらい時間がかかるので、今日はこれでやめておきます。
せめて・・明日使おうと思っていた画像ですが、お見せします。
私の手持ちの古い着物です。鬼しぼちりめんと錦紗の襦袢。
いずれまた、ご紹介したいとおもっています。
今夜はこれで・・すみません。







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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2006-07-23 22:56:01
とんぼ様



桃太郎も一寸法師も藁しべ長者も

読んだんですけどね~。

ほんとに記憶があいまいで、よく

孫を寝かしつける時にお話をしたのですが

途中から話がごちゃまぜになって

お話が終わらない・・・

いい加減なことを教える悪いおばあちゃんです。
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侵略者? (雪花)
2006-07-23 22:58:08
桃太郎は桃から生まれたんではなくて、本当はお爺さんとお婆さんが桃を食べて若返って作った子供…というのをトリビアでやってました。なんか可笑しい。





桃は不老長寿の薬だったとされていますけれど、今私たちが食べているあまーい白桃とはだいぶ味が違ったのでしょうね。どんなんだったんかなあ。





物語の方は、巌谷小波が国情に合わせて歪めたものが流布してしまって、鬼の立つ瀬がないのが可哀想な気がします。



この錦紗、色合いが素敵ですね!

記事が楽しみです♪
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Unknown (とんぼ)
2006-07-24 12:11:29
陽花様

やっとメンテが終わりました。

昔話って、あれだけ聞いたのにあれだけ読んだのに、

途中のささいなことを覚えてなくて「あれっ?」って

思うことありますね。

ごちゃ混ぜで終わらない、そりゃ「創作童話」です!



雪花様

桃と言う字の「兆」の部分は「孕みの兆候」の意味の

「きざし」つまり、子宝に恵まれる

という意味だそうです。桃は日本にもふる~くから

伝わっている果物ですが、

今とは当然違ったんでしょうね。

「鬼退治」の話しは多いですが、

鬼と呼ばれるものもいろいろで、

元は人だとか、時には「鬼神」といわれるように

「神様」と一緒にもなりますし、

昔話しも、奥は深いですね。

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吉備津彦命の温羅退治? (因幡のりさこ)
2006-07-27 13:21:31
とんぼさま♪

きびだんご、岡山のお土産ですね♪岡山の吉備津神社には、鬼退治の元になった神話「吉備津彦命の温羅退治・きびつひこのみことのうらたいじ」が伝えられています。吉備津彦命が鬼と呼ばれた温羅を弓で退治したという神話で、今も退治された温羅がお釜殿の釜を鳴らして吉凶を教えるそうです(^^; 雉、猿、鶏、おじいさんとおばあさんは神話には出てこないようですが…白桃は岡山の特産で、マスカットと共に有名ですね~そこから桃太郎の名前が出てきたのかな?
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Unknown (とんぼ)
2006-07-29 01:00:34
因幡のりさこ様

おいしかったっすよー。求肥みたいな感じでした。

桃太郎の桃は「子宝」「回春」の意味ですー。

岡山が桃の栽培に着手したのは明治になってから。

「桃太郎」の話しは、神話と口伝がごっちゃになり、

江戸時代の草紙で今の形がほぼできあがり・・

という経路をたどっています。

モトをただせば、よくいう「五行説」に

基づいているんですね。

俗に「三太郎」といわれる民話は、

ほんと奥が深いです。
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