先日、迷ってばかりいた「口金バッグ」、生地を一度は「これ」と決めて、大体の寸法を計ったり、
裏はこれ、と決めたりしたのに…ふと、見つけてしまった棚の中のハギレ…。
なんでそういうときは、迷わず決まるかなぁ。紅葉だし、季節だし、明るい色合いだし、柄細かいし…。
まぁ、自分自身への言い訳はいいから。
というわけで、クリーム地にもみじ柄のかつて小紋だった着物のハギレ。
アップするとこんな感じ。雲取り地紋にもみじ。
それで、まず袖分のハギレを広げました。
とにかく「型紙のないところから始める」のが、いつものことなので、
とりあえず、大雑把に計ってと・・・袖なら少しは長く取れるかとおもったのに、
見事に「袖の丸み」のところで擦り切れてるし…。
結局、横は反幅をいっぱいに使い、縫い代はミミ分とちょっとプラスして7ミリくらい。
長さはなんとか58センチくらいとれました。袖丈長くてラッキーでした。
裏は、これも八掛のハギレです。本当は、もう少しかわいらしい色にしたかったのですが、
長さがたりませんでした。でも、けっこう落ち着いた色かな?
作り方は、今回細かくなくてすみません。
まず表も中袋も、半分に折って、下から16センチ縫い合わせます。
つまり、ちゃんとした袋にはならず、口の部分はヒラヒラ分かれているわけです。
中袋は、表より両方とも3ミリくらい控えて縫い合わせ、同じように、口部分はひらひら。
表、中袋ともに、底マチを7センチくらいになるようにつまんで縫います。
表はひっくり返し、中袋はそのままなかに入れてあわせ、それぞれ「あいている部分を
表と中袋をあわせて綴じます。
口の上を2.5センチくらい折り返し、三つ折の要領で、1.5センチアタリでまつりつけます。
こんな感じです。巾着の紐通しと同じ縫い方です。
口金がこちら、横に入っている細い棒部分の両端にビスが止まっていますので、
片側はしっかり止まり、片側ははずれます。
上で縫った「紐通し」の部分に、この「棒部分」を通し、ビスを止めて、これもしっかり締めます。
これでおしまい。こんな感じになります。
この口金のいいところは、作り方が簡単なのと、
がま口と同じようなカタチだけど、口金部分に手先を入れて下げられること。
なんか、斜めって見えますが、よく見たら、ちゃんと底板を作ってないので、そのためのゆがみです。
合皮のショルダー紐を出し忘れたので、ちょっと変わりに黒い紐で…
バスの車掌さんのスタイルだとこんな感じ。紐はもっと長いですけど。
私のように、口金に布を詰めるタイプのを作るのが苦手なものには、ほんとに簡単ラクラクなのですが、
これの欠点は…けっこう大きいバッグになるのですけど、口の横幅がややせまい…。
下は、デジカメのケースを横に置いたところです。
でも、考えてみると、安全という点では、スリなどは仕事しにくいタイプのバッグですね。
この口金は18センチ、というサイズですが、大きいものもあります。
旅行先で、財布やハンカチ、デジカメとケータイ…くらいなら、これで十分ですね。
もし大きくしたければ、口金をおおきいものにするか、これで丈を長くすればいいわけです。
深くなると、下の方のものは取り出しにくいですけれど。
逆に、ラメっぽい生地や、金襴などで丈をもう少し短くしたら、パーティーバッグにいいかなと。
けっこう応用きくじゃんこの口金…と、なんかマイブームになりそうなケハイ…。
簡単なので、今日はミシンではなく、全部手縫いです。(アップに耐えない程度の!)
あぁひとつ片付いた…いえいえ、これは「試作」なのですから、これは解いて作り直しの予定。
けっこうこんな色柄でもいけるかな…もあったので、さぁ…また生地で悩むところからです。
実際使うのは「いつやねん!」
追記 この口金バッグは、両サイドの布に最初から「マチ布」を入れたりもできます。
とても上品な色柄。
やはり生地は季節ものに目が行きますね
縫い方の説明を読むと
とても簡単そうなのですが・・・
すぐに出来上がるからこそ
その時期の季節柄でもOKなのであって
出来上がりがいつになるか判らない者にとっては
季節柄はご法度かな
このタイプの口金、私も一度使いたいなぁと思っているんです。巾着作るのと手間は同じで、布によってはカジュアルからフォーマルまでいけますものね。
でも私も頭の中で計画たてるのに忙しくて、実際出来上がったら季節が替わってた…なんてことばかりですが(T¬T)
「袋物ばっかり、こんなに誰が使うんじゃい」なのですが、バザーなどで売るほどは作れない…なんとも中途半端ですf(^_^;
解いてしまうのはもったいないような…これを仮縫いにして、そのままミシンを掛けて、襠だけはまっすぐ取り直すとか。
もしかしたらこの口金はセットした後も付け直しとかできるんでしょうか?
一つの口金で,季節ごとに違う袋にできるとかだと、なんとなく経済的で季節違いはコンパクトにしまって置けてよさそうですね。
形もかわいらしいし、生地次第で洋服でも和服でも使えそうだし、いいですね。
口が広くて底が浅いカバンが好みなので(開いたときに中がよく見えるので色々行方不明にならない)、口が広いのを探してみようかと思います。
*簡単なので、今日はミシンではなく、全部手縫いです。(アップに耐えない程度の!)
あぁひとつ片付いた…いえいえ、これは「試作」なのですから、これは解いて作り直しの予定。*
上記文章が私の記憶から完全に消えている
私の頭の中に入って来なかったの?
*マイブームになりそうなケハイ…。*
までは しっかり記憶に残っているのに。
そして
*けっこうこんな色柄でもいけるかな…もあったので、さぁ…また生地で悩むところからです。
実際使うのは「いつやねん!」*
も きちんと記憶にある
(読んでいて そうそう口金がまだあったと書いてあったものね
なんて 思ったのだから・・・)
出来た!と舞いあがり過ぎ?
思い込み激し過ぎ?
どうも 脳の中を調べて貰った方が良さそうだわ
試作品などと言わず
どうぞ お使い下さいませ・・・
でも これから持つとなると
秋より冬 の方が良いのかしら。
季節感のある素敵なものになりましたね!
私も口金に布を入れていくのは大の苦手。
バック用の大きな口金も持っているのですが、そなまま手を付けていません!
このタイプの口金は、以前本で見て面白いなあと思っていたのですが最近は持ち手も簡単に共布で作ることが多くなってしまいました。
なんだかマンネリの私です。
たまに変わった持ち手もいいですね~
コメント二つ分まとめて、書かせていただきます。
「物忘れ」…ははは、人のことは言えない私です。
似たようなもんですから、ご心配なく。
手縫いなので、さくっと片付けた部分があるんです。
この色柄もいいかな、なので、ミシンで仕上げなおしかな?です。
季節限定というのは、ある種の贅沢ですよね。
こうなったら「桜に朝顔に雪輪」で4個にする??
袋物って、いくつあっても、まだ作りますよね。
こういう形はないから…とかなんとかいって。
これは試作なので、ところどころテキトー縫い付けがあります。
きちんとあわせて、ちゃんと作りたいと思っています。
なんか思ったより感じよくできると、その気になるんですよね。
作られるほうこそいい迷惑かもですー。
これは、そのまま部分解きして縫い直そうかと思っています。
マチつきにするには寸法が合いませんから。
この口金は、作りとしてはビスをはずせば、本体交換は可能です。
私も今回、使うに当たってシゲシゲと見たのですが、
ネジはご承知のように「振動で緩むもの」です。
きっちり締めても、時々緩みをきにしなければなりませんし、
このビス、小さいですから知らないうちに取れていたら…です。
あと、あまり締めたり取ったりしているとゆるくなると思いますし。
私は、本格的に作ったら、仕上げにビスを締めるとき、
強力接着剤つけて
戻らないようにしようと思っています。
時々緩みを確かめつつ、季節ごとの取替えくらいなら、
大丈夫だと思いますが。
なんとか形になるとこうなんだと、わかりました。
口金手芸も、最近はいろいろ道具があるのよ、と
おしえてもらって、手芸店覗いたら、
うまく詰め込む道具とか、いろいろありました。
カタチから入る私ですので、揃えてみようかな…なんて、
また欲を出しています。