毎日のように通販モノが届く我が家ですが、覚えのないものが…。
見ればブログのお友達から…あらら何かしらと、あけてみたらば!
入っていたのが写真のものです。帯に立てていれる小銭入れ。
硬貨がきれいに並ぶので使いやすいのです。
なんていい色なんでしょう…もう何度も出してはニマニマしているのです。
一つじゃないんです、こちらも。
これもいいでしょう。私の好みです。この格子の色の具合がなんとも…。
送ってくださったのは、ブログでお友達になった「かい子」さま。
まだ一度もお目にかかっていないのですが、もともとはキリ番がご縁…です。
以来古布のことなどで、いろいろおつきあいいただいていました。
そのかい子さまが、2月に私が「はんこいれ」を小銭いれに…という記事をごらんになって、
作ってみようと思い立たれたのだそうです。
はんこいれが使いづらいのは、横のマチ布がないから。横から小銭が落ちそうになるのです。
小さな1枚の布なのですが、だいじなんですねぇ。
これにはちゃんと横布がついています。
大きさもちょうど帯に、差し込むのにバッチリです。私のガラケーと並べました。
あら、ストラップ、夏バージョンのまんまだわ。
そしてなんといいますか、この「中の地色」の心地よさ…。
あけたときに「そうそう、こうでなくちゃ!」と思わずカッサイ。
ちらりと見える色って大事なんですよね。
博多の方はこちら、ちゃんとでませんね、もう少し落ち着いたからし色です。
格子さんの方は、この色。
例えば、博多の方、これで中が表に合わせて紺だったら。
それはそれで同色で落ち着いて見えます。でもこの色だから粋。
格子の方は、もし私が20代だったら、きっと縞の中の赤系か黄色系を使ってくださったと思います。
私の年齢ではかわいさのある縞だからこそ、中は落ち着いた色…
こういうことは和装の妙にも通じることだと思います。
和装は「チラリ」と見えることに、面白みを感じる装束です。
洋装の場合、真っ白で透けるような服には、黒い裏や赤い裏はつけません。
それはそれで、表に写って違和感を感じないようにという洋装のオシャレの基本です。
またスーツなどにはだいたい同系色の裏がつきます。それもまた、オシャレのスジなんですね。
それでもお遊びのジャケットなどには、派手な色をつけたりスカーフのような柄物をつけたりして楽しみます。
「見えないところのオシャレ」って、洋装も和装も実は表のオシャレより難しい…。
着物にとって、帯締めも半衿も、袖口や八掛も、見える分量は全体からして極端に少ないですが、
その色使いひとつで、全体が壊れてしまう場合もあります。
むかーし、友人の一人が私に触発されて「着物」を着たことがありました。
毎年お正月には、お互い着物で会ったのですけれど、
着物と帯は変われども、帯揚げ帯締め、そして草履が毎度同じなのです。
気になって「その帯には、○○色系の帯締めの方がいいんじゃない?」と言ったら、
あっさり「これしかないから」…。そういえば…彼女は成人式の振袖に、普通の草履で来たのでした。
母が昔「着物にはいろいろ『ウソ』がある。うそつきじゅばんも、着物の胴接ぎも、表から見えへんウソや。
それでも表からチラリとでも見えるとこにはウソつかへん。本気で見せるんや」と言いました。
お財布の中は「ウソ」ではありませんけれど、チラリと見えるところ…
たとえヒトサマに広げてみせるものでなくても、ちょっとあけたときに心惹かれる色目だったら、
オシャレゴコロは満たされます。こういう本気のチラリズム…楽しいですね。
ふたつとも大事に大事に使わせていただきます。
がま口金、使い方をもう一度覚えて私も…ホラホラ、また始まった…。
だって「今は接着剤もいいのがあるし、大丈夫」って、かい子さまが教えてくれたし~~~。
いえねぇ、むかーし母が毎日の買い物に持っていた「がまぐち」、
あれのどでかーいのが、ほしいかなぁなんて、思ったりしているわけですよ。
クラッチバッグは好きじゃないけど、持ち手つければ提げられるし…。
はい、またしても私は「妄想の森」にさまよいこみ「助けて~」なんて、
助かる気なんかサラサラないのに叫ぼうとしています。(だいじょぶ、だれも助けないし…)
作って下さった・・・のですね
出来る人は出来るのですねぇ
そして
出来ない人は出来ない
格子柄 可愛い色合いながら 粋ですね。
どちらも お似合いになりそうです。
私も二つ目の格子の、すごく好きです。
自分用だったら裏は辛子とか辛子系の茶色とかにするかな。
藍色も美しいですね。独鈷柄の割合とか。
この形、開けたときよく見えていいなあと思う一方で、小銭が入りきらないくらいになったらどうしたらいいんだろう?と昔から思います…そんなに溜める方がだめなのかも。
口金に差し込んでいくの、私も苦手で。
ファスナーよりも口金でぱっと開く感じが好きなので、うまく作れるといいですねぇ。
ずっと使っている二重口金のお財布も、買い換えようと思いながら気に入った柄がなくて、使い続けてます。
ありがたいですね。
私の好きなものもみんなご存じなので、
ほんとにお気に入りになりました。
口金、詰め込むのもやってみる気になってます。
小物から、これを使うならこんな色目の着物と帯・・・とか、
それも考えたりするくらいです。
和柄は、小物にしてもいいものですね。
こちらのお店は、生地を送ると作ってくれますよ。
http://item.rakuten.co.jp/oharibako/c0-631/
感心しました。
がま口作りはまずは四角い口金から始めると簡単と言われてたのでそこからやってみようかなと思っていたのですが、果たしてそう簡単にいくかなあ~ ナカナカ奥は深そうですね。
どちらも素敵ですね。中布も良い色で私も好みです。
友人が勤めてるお店です。
好きで、HPはちょくちょく見ているので簪オーダーはいつか頼みたいと思っていたのですが、がま口もオーダーしてくれるとは知りませんでした。
二重がま口は難しそうだし、頼むのもいいですね~。
ちょっとしたことなのですが、いいと思ってやってみたら、
あら、ここがねぇ…なんてこともあるわけです。
今日、本のご紹介をしました。
なかなかですよ。
自分の大好きなハギレだと、自分でやって失敗したら…
を思います。ははは。
私はとりあえず、口金に再チャレンジを考えています。