これを探したりほかの木綿を引っ張り出してるうちに、
時間が経ってしまいました。
本日ショートです。
時代物ですー。写真は「久留米絣」と「備後絣」。
日本の三大絣は「久留米・伊予・備後」といわれています。
どこかに「伊予」もあるはずなんですが…。
この三大絣、それぞれに「それを考案した功労者」といわれている人がいます。
久留米は「高橋 伝」、伊予は「鍵谷カナ」、備後は「富田久三郎」。
それぞれに特徴のある絣模様やその製作方法を考案し、
それまでは単なる自家用、或いは農閑期の片手間仕事であったものを、
地域の産物として発展させたという功績があります。
絣の作り方はたいへん手間がかかるもので、
まず最初に模様を考えます、そして染め上がったらそこだけ白く残るように、
縦糸の柄のくる場所、横糸の柄のくる場所をそれぞれきつく糸でくくって、
それを藍染の甕のなかで染めます。
染め上がったら糸を乾かし、くくってあった糸を解くと、
もようになる部分だけ白く抜けた糸が出来上がります。
これを縦用糸は縦糸として機(はた)にかけ、横用糸は杼で横糸として
くぐらせると、白く抜けたところが交差して柄になっていくわけです。
ずれないようにあわせるのが大変なわけですが、僅かのずれや、
糸の染のにじみ部分などがかすれたような感じに織りあがることが特徴。
この「かすれたような」というのが「絣」という呼び名の
始まりとも言われています。
大きなモチーフがカマ柄でどんと置かれたような柄もあれば、
細かい模様の連続もあります。特に難しいといわれるのは
「十字絣」、反幅の中に細かく十文字に絣が並ぶようにするのは、
僅かのズレでも柄に響くので、大変なわけです。
特に細かいものは「蚊がすり」と呼ばれます。
さて、上の写真の左側は久留米絣、こんな証紙がついています。
たぶんですが、最近のものと思います。
巻き芯には「三越」のロゴが入っています。
まだちゃんと広げて調べていないのですが、反物でおいておくと起きてしまう、
一番外側のヤケ、は見られないようです。お安く提供したいですねぇ。
そしてこちらが「備後絣」これはしっかり古いです。
なんたって「山本富士子さん」が「若い」です。分かりますかねぇ?
えっ山本富士子って誰?そりゃないか…。
こちらはむき出しでしまわれていたようで、外側に全体的な汚れがあり、
折りたたんだ外側のフチが変色しています。
こんな感じ…真ん中あたり、横長に少し白っぽくなってるの見えるでしょうか。
糊でカチカチですから、一度水洗いしたらさっぱりすると思います。
家で着るものなら、いいんじゃないかなーと勝手に考えてます。
ハギレも出してきたので、あとは「無地」かなー。
とりあえず本日これまで、あ~手が少し薄汚れました、やっぱりねぇ。
あっもうひとつおまけのお話し、
近所のお庭の花です。何の花かご存知のかた教えてください。
石垣の上で、しかも草丈が高くてひょろ~んと伸びた先に咲いているんもんで、
近くでとってもこれくらい、しかも風に揺れていたので少しブレてます。
花は結構大きくて、私の手のひらくらいはゆうにあると思うのですが…。
いったい何というお花でしょうか…。
時間が経ってしまいました。
本日ショートです。
時代物ですー。写真は「久留米絣」と「備後絣」。
日本の三大絣は「久留米・伊予・備後」といわれています。
どこかに「伊予」もあるはずなんですが…。
この三大絣、それぞれに「それを考案した功労者」といわれている人がいます。
久留米は「高橋 伝」、伊予は「鍵谷カナ」、備後は「富田久三郎」。
それぞれに特徴のある絣模様やその製作方法を考案し、
それまでは単なる自家用、或いは農閑期の片手間仕事であったものを、
地域の産物として発展させたという功績があります。
絣の作り方はたいへん手間がかかるもので、
まず最初に模様を考えます、そして染め上がったらそこだけ白く残るように、
縦糸の柄のくる場所、横糸の柄のくる場所をそれぞれきつく糸でくくって、
それを藍染の甕のなかで染めます。
染め上がったら糸を乾かし、くくってあった糸を解くと、
もようになる部分だけ白く抜けた糸が出来上がります。
これを縦用糸は縦糸として機(はた)にかけ、横用糸は杼で横糸として
くぐらせると、白く抜けたところが交差して柄になっていくわけです。
ずれないようにあわせるのが大変なわけですが、僅かのずれや、
糸の染のにじみ部分などがかすれたような感じに織りあがることが特徴。
この「かすれたような」というのが「絣」という呼び名の
始まりとも言われています。
大きなモチーフがカマ柄でどんと置かれたような柄もあれば、
細かい模様の連続もあります。特に難しいといわれるのは
「十字絣」、反幅の中に細かく十文字に絣が並ぶようにするのは、
僅かのズレでも柄に響くので、大変なわけです。
特に細かいものは「蚊がすり」と呼ばれます。
さて、上の写真の左側は久留米絣、こんな証紙がついています。
たぶんですが、最近のものと思います。
巻き芯には「三越」のロゴが入っています。
まだちゃんと広げて調べていないのですが、反物でおいておくと起きてしまう、
一番外側のヤケ、は見られないようです。お安く提供したいですねぇ。
そしてこちらが「備後絣」これはしっかり古いです。
なんたって「山本富士子さん」が「若い」です。分かりますかねぇ?
えっ山本富士子って誰?そりゃないか…。
こちらはむき出しでしまわれていたようで、外側に全体的な汚れがあり、
折りたたんだ外側のフチが変色しています。
こんな感じ…真ん中あたり、横長に少し白っぽくなってるの見えるでしょうか。
糊でカチカチですから、一度水洗いしたらさっぱりすると思います。
家で着るものなら、いいんじゃないかなーと勝手に考えてます。
ハギレも出してきたので、あとは「無地」かなー。
とりあえず本日これまで、あ~手が少し薄汚れました、やっぱりねぇ。
あっもうひとつおまけのお話し、
近所のお庭の花です。何の花かご存知のかた教えてください。
石垣の上で、しかも草丈が高くてひょろ~んと伸びた先に咲いているんもんで、
近くでとってもこれくらい、しかも風に揺れていたので少しブレてます。
花は結構大きくて、私の手のひらくらいはゆうにあると思うのですが…。
いったい何というお花でしょうか…。
ご存知ない方もおられるのかもですね。
久留米絣の柄は面白いですね~
大きなお花、ダリアかと思ったんですが、
なんなんでしょうね。気になります。
この花は皇帝ダリア、帝王ダリアという人もいますが、私も昨年知ったのよ。
丈がありすぎて花がなかなか間近で見られないのは残念だけど、とっても奇麗ですよね。
我が家の方でもよく見かけるようになりました。
あまりにも綺麗なもんだから名前を問うた様な訳でして・・
さらに木村さんは「これは挿し木で育てる事ができますよ、名前を訊ねる程、貴方がお気に入りの花でしたら、私が挿し木して育て上げ、植え替えの時期にお渡ししましょうか」・「そりゃ有難いですナ、ほんじゃ
宜しくお願いします」・・てなことでした。
「ダリアなんだ!」と思いました。
まえに、鎌倉文学館でも見たことがあります。
びっくりするほど背が高いんですよね、二メートルぐらいあるくきの上だけに花が咲いていました。
結構大きくて派手で、きれいな花ですね。
筒袖の先で鼻汁を拭くもんで、いつもそのあたりがテカテカに光ってましたっけ(笑)
でも、町医者の若ぼん(雅彦くん)だけは、さすがお大尽の子だけあって、金ボタンのいいオーバーを着てましたヨ・・あの頃は、お大尽の子と貧乏人の子とのいでたちの差は歴然としてましたからねぇ・・(笑)
そうですねぇ山本富士子さんは、
最近テレビなどに出ませんものね。
ミス・ユニバースでしたっけ。
今とは美人の基準が違うことがよく分かりますね。
お花「皇帝ダリア」だそうです。大きいですわ!
マックはは様
ありがとうございます!
なるほど「皇帝」「帝王」、そういわれるカンロク
ありますね、ひまわりみたいだもん。
アンマリひょろ長くて、折れるんじゃないかと
この前の強風の日は心配してました。
伊藤様
挿し木で増えるんですね。
そのうち下に種がこぼれないかと、
セコーイことを考えていたのですが…。
とても大きくて、華やかですね。
いろんな色があるんでしょうね。
このお宅はエンゼルトランペットとか、
大きいお花があるんですよ。
いつも「よそ様の庭」で、楽しませて頂いててます。
なぎさ様
ほんとに背の高さにびっくりです。
たくさん並んで咲いてたら、壮観でしょうねぇ。
はっぱはなんだか小さくてほよほよしているもんで、
よけいにお花が目立ちます。
ほしいなぁと思ったけど、咲いたら二階から
写真撮るようですねぇ。
伊藤様
絣の綿入れ、ありましたねぇ。
筒袖がテカテカもありました。
「お大尽」という言い方もしましたね。
「あそこはお大尽だから…」なんて。
それでもいい時代だったと思います。