木綿です。やっと販売！！

写真は「木綿」です。ゴシャリとあります。
やっと少しずつオシゴトを…。

まずはちょっとお知らせです。

「こぎれ庵　和之介」のほうですが、
ご注文はお休みナシにできますが
メールのお返事や、発送は今日から新年の１月６日まで、
おやすみさせていただきます。
よろしくお願い致します。

「こぎれ庵　和之介」のほうで、木綿、おもに藍木綿のパックを少し出せました。
以前は正絹しか触っていませんでしたので、なかなか難しくて悩みました。
とりあえずは木綿のパッチワークをなさる方に、と思いまして、
大きなものではなく、使いやすいハギレを何枚かずつパックしました。
いかがなもんでございましょう。
自分がかつて「モノ作り」をやっていましたので、大きい柄もほしい、
細かい柄もほしい、縞や格子も…と、そんな風に思っていましたので、
それにそって分けてみました。今後も出す予定です。

まだ昔の布団のような柄、パッチワークをなさる方なら「ああ、あれ」と
すぐにおわかりになる唐草とか花模様などの古いのがあります。
もう少しお待ちくださいね。

使い込んだ木綿は本当に柔らかくて、それでも凛としています。
野良着だったもの、布団だったもの、子供の着物だったもの…、
それぞれに味があって、手にとって模様をなぞったりしていると、
それが着られていたところの風景までもが見えてくる気がします。
どうかまた別のものに生まれ変わって、大切にされますようにと祈ります。

こちらは私のもんぺ、本当は材料用にと仕入れたのですが、
まだはけるよぉ…と、しっかりはいてます。


　　　


裾は傷んだのでしょうね、そこを切り取り、残り布をたしたものです。
色がはっきり違いますね。この「継ぎ足し布」も、一枚じゃありません。
１０センチくらいのハギレを丁寧につないであります。
折り返しのゴムを入れる部分も、４センチくらいの布のつぎはぎです。
一応ミシン縫いですし、そんなに古いものではないと思うのです。
こうやって細かい手仕事をしていた人が、まだつい最近までいたことに、
なにやらホッとしています。これは私が穿き倒して、ボロボロになったら
「ハギレ」で売りますかねぇ。
実は…私には長いんですよ、足短いんだわあたし…。

ＨＰのほうは、暮れからお正月にかけてもう少し更新したかったし、
なにかクリスマス・セール、みたいなことも考えていたのですが、
めまいだなんだと自分の不摂生がたたって、遅れてしまいました。
年があけましたら「新春セール」など考えております。
と言いつつ、そのうち七夕セールになっちゃったりする…コラコラ。

とりあえず、気になっていたことをひとつ、進めることができました。
今後とも、よろしくお願い致します。