
気になり始めるとねぇ…とまらくなるんです。
浴衣つながりで今度は「甚平」、じんべさんですね。
トップは再出、息子の甚平セット、今年もまだナントカ着られそうかな。背が伸びてるしなぁ…。
ずいぶん前から、子供用のものは「女の子用」もありましたが、
ここ何年かは「女性用甚平」が出ています。まだ私の中では許容範囲外です。
あれねぇ…それこそ、昨日の「浴衣をラクに着たい、はだけるのがいやだからキュロットで」と言った方、
これを着たらいかがかと…思ったのですけれどねぇ。
いえ、実は「ねまきにゃいいな」と思ったのは事実なんです。
ただ、私はもう足をむき出しで寝ると冷える年齢なので、このパンツの長さではちょっと…なのですが。
では甚平について…これは以前書いていますが、もう一度。
元々は例によって「武士」…の「陣羽織」、それが雑兵たちが上着にきるようになって…
「ジン」ということばと「ヘイ」という言葉がまじりあって…と言うようなことを書いてあるところを見つけました。
いずれにしても、日本では江戸幕府以来「平穏」な時代が続いたので、元々武士のもの、
元々男のもの…みたいなものが、少しずつ形を変え目的もかわっていった…ということが多くあります。
甚平は最終的に「男性の夏の涼み着」という位置づけになったわけですが、
陣羽織、というだけあって、元は袖なし、袖がついたのは明治にはいってからといわれています。
また今の時代、甚平というと、おソロのショートパンツとワンセット、つまり今売り出されているものを言いますが、
本来の甚平は「上だけ」です。そして少なくとも「ヒザ丈」から「ヒザ下丈」。
これも再出の写真ですが、嫁入りに私が主人に縫って持ってきたもの。
すでに、ほかの浴衣などと合わせて、解いてしまいました。だって1回しか着なかったんだもん。
これでもまだ正式ではなく、袖付けは縫わずに「千鳥がけ」。
麻や楊柳などもあり、ひたすら風の通る凉し~~いものです。
本来の甚平は、下は「気にしない人はふんどし」「さすがに気にする人はステテコ」が定番。
子供のころの夏の夕方、近所の縁側や、庭に引っ張り出した縁台で、
この甚平に縮みのステテコ、更には甚平の前さえあけて、
近所のおじさんやおじいさんが、将棋さしたりしていたものです。
甚平の前まであけて、でっぱったおなかや、しなびた胸も丸見えで…うちわと蚊遣り、時にはスイカの一切れも…。
「夕涼み よくぞ男に生まれけり」とは、ここまでハダカみたいに涼しいカッコができる、あぁ男でヨカッタ…です。
あぁそれなのに…なんで女が、しかもピチピチの若い娘が、甚平を着にゃならん…。
はいはい「かわいいからいいのっ」「ファッションじゃん」…なのでしょうね。
販売側のうたい文句は「浴衣より簡単に着られて大人気…」、比べられる浴衣こそ迷惑でありましょう。
甚平着るのになんの技術もいるものか。
どう見てもパジャマで外歩いているようにしか見えないのは、私の眼が「オバサン」だから?
ちょっと前までは「最近は、昔とかわってそろいのパンツがついたものが普通。男性や子供の着る夏のくつろぎ着」
なんて説明があったんですがねぇ。
私、この「レディース甚平」というのを見て、別の「レディース」を連想してしまいました。
ま、これでバイクは乗らんでしょうけれど。
洋装のショートパンツやミニスカートのお嬢さん方を見ると、それはそれなりに、
はつらつとして若いうちはいいなあと思えるのですが、同じ「ショート」でも、
甚平だと「超ミニステテコ」としか見えない…。足も全体もきれいに見えないんですよね。なんか中途半端で。
まあヒトサマのお好みにケチをつける気はありませんが、もし自分に娘がいてこれを着るといったら…
その時点で「部屋に閉じ込め」ます。夏の間、でてくるんじゃないっ!?
昨日いただいたコメントにもありましたが、売る側が…なんでここまで迎合する…と思います。
ま、文句ばかり言っってないで、とりあえず、以前のページですが、
丈の長い甚平の作り方(本の写し) と 甚平のお話し です。よろしかったら…。
あ~夏話題なのに、明日は最高でも20度、4月の陽気ですって。ストーブがしまえない~。
テンカフをおでこや首にはたき浴衣を
着て、線香花火をしたり怪談を聞いたり
した事を思い出します。
とお~い記憶になりました。
6月なのにこの涼しさはいつまで続くの
でしょう。
おかしな陽気ですね。
縁台だして 片手に団扇 片手にビール 足元に蚊取り線香。
祖母は浴衣をゆったり着てた・・・
母と私は・・・浴衣やスリップドレスだったような?
行水、私もやりました。
なんだか楽しかったですね。
テンカフ、天花粉のことですよね。
我が家も「ほれ、テンカフつけなアカン」なんて
やられてました。匂いを思い出します。
今日は20度行かなくて、半袖で要られませんでした。
長梅雨にならないといいですね。
よく将棋をしていたおじさんたちを覚えています。
時々ぺチッと蚊を叩きながら。
子供たちも、ラムネ飲んだり花火したり…。
夏の思い出は、あつかったことより楽しかったことが多いです。
みんなゆったり着てましたよね。
おばあちゃんなんか胸が見えてました。
スリップドレス、これも懐かしいです。
母が縫ってくれたのを着てましたね。
いまや「てーしゃつに短パン」…。
かわいげもなんもありませんわ。
家の中でコレひとつなら、かなり涼しく過ごせそうです。
最近は柄物のステテコがよく売れているようですし、
それに合わせてこんな甚平も流行るとうれしいのですが。
ちなみにボクなら、家の中ではステテコ穿きません。
下はふんどしだけなら、相当涼しくて気持ちよさそうです。
ぜひとも試してみたいものです。
最近出始めてますよ。
今度は逆に「丈長甚平」と名前がついて…。
こちらなど…。
http://item.rakuten.co.jp/fuwari/10000286/
丈長甚平とか長甚平で検索すると出てきます。
まだ少ないですが…。
あぁ涼しそうだぁ、うらやましいですー。
いろいろ調べてみたいと思います。
ありがとうございました。
そうなんですよ。なんか最近出てきたような気がします。
見直されたんですかねぇ。
それにしても…こりゃ涼しいわぁ、
ステテコはいて、着ようかなぁ。