写真は頂き物の中から選んだウールです。
一番上は、まぁ厚手でずっしりと重いです。
最近よく耳にする「SDGs」、「持続可能な開発目標」の略だそうです。
17の目標があります。多いので、詳しいことはこちらをどうぞ。
この17の目標の12番目に「作る責任、使う責任」という項目があり、
目標は「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」ということ。
繊維や衣服のエコ、というのはここに多くかかわりますね。
時間がたっぷりかかることではありますが、長い時間をかけて、
私たちは100年先200年先を生きる人たちのために、
がんばらなきゃいけない時代に暮らしているのだと思います。
さて、そんなエコの一つとして…というには、ちと別の問題を含んではいるのですが、
この「モンダイ」については、また別だてで書くつもりです。
とりあえず…私のところに来てくれたウールの着物、無事なものもあれば「なんでぇ」と
なきたくなるようなダメージのものもありますが、なんとか使い切れるところまで…と思っています。
たまたま、遠くの友人ではありますが、かつて洋裁をやっていた人がいまして、
今でもお友達のものなど、ちゃんと型紙起こして作っているとか。
それでいずれお店が開けたら、そこで「こんな風にもリフォームできますよ」という見本として、
着物リフォームのものを出したいと思い、話をしたら作ってくれることになりました。
メールもあれば宅配便もある、スマホで画像を送れるし、ほんとに便利な世の中。
ずっと「お店できたら行くね」と言ってくれていたのですが、こんな時期、動けやしない!
というわけで、あれこれ送ったり送られたりでやってみようということになりました。
とりあえずはよくあるタイプの「きものリフォーム」、作務衣とパンツとか、ブラウスとか…。
解いて洗って送らなきゃと思っていたら、最初にこの話を持ち込んでくれた友人が、
「それは私がやる。私は縫えないし~」と言ってくれたので、そのまま送れることになりました。
まずは着物も色柄のバリエーション持たせて、濃い色、薄い色、厚手、薄手、と
あれこれチョイス。型紙もまとめて入れて、どれを何にするかも全部お任せしてお願いします。
トップ写真の着物のうち、一番下のものは、パッとみたとき「昔の男物ゆかた」だと思いました。
いかにもの柄行…なのにサマーウールの小紋でした。何の柄?と言われても説明に困る柄です。
いくら首をひねっても、あぁあれね、というすっきりした答えが出ませんでした。
う~消化不良だぁ。
コロナはいろんなものを止めてしまったり消してしまったり、ほんとに物言わぬ悪魔ではありますが、
だからこその反撃、静かにメラメラと闘志燃やしていきますです。
急がないからと言ってありますので「こんなの作ってもらいました」は、
ずっと先になると思いますけれど、楽しみに待つことにします。
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