久しぶりの「和物」話題…。
さすがに多い「ハギレ用反物」、つまり半幅がないとか、袖がないとかの長いものですが、
ありすぎてもなぁ…で、あれこれやってきました。
そして見つけたのがこちら、「WATALIS」という宮城県亘理町にある一般社団法人のグループです。
トップ写真は、グループのパンフレット。お許しをいただきましたのでご紹介です。
宮城県の亘理町、仙台市から地図で言うとそのまま下に少し下がり、
阿武隈川を渡ってすぐの、海岸近くの町です。すぐそばに「仙台空港」があります。
かの震災では、もちろん甚大な被害を受けたわけですね。
そんな中で、昔ながらの手仕事を…ということで始まった活動だそうです。
オンラインショップは、こちらです。
「ワタリス」という名前は「亘理市町」の地名と「お守り」の意味の「TALISMAN」を合わせたものだそうです。
着物素材のものはどうしても割高ですが、よくあるレーヨン縮緬のペラペラのお土産とは違いますし、
なにしろ一点もの…これは私もかつて作って売ってましたから、一枚の布のどこをどうとるか…
そんな神経も遣い、生地のダメージに気を遣い…という地道な作業の積み重ねです。
そのあたりは、知ってる人は知ってる…ですね。
ここを知りましたので、まずメールさせていただいたところ「明るい色目のもの」、とのご希望でしたので、
できるだけそんな感じのものを選んでお送りさせていただきました。
しばらくして、丁寧なお礼状といっしょに、かわいい「イチゴのストラップ」が贈られてきました。
最初、いつものトートにつけたのですが、ホレ、私はそそっかしいでしょう。
あちこちぶつけて汚したり…なんて考えて、カメラバッグに付け替えました。
カメラは、とりあえずバッグごと、大事に扱いますから。
主人が何を思ったか…いえ、たぶん「長い間、アンタもお疲れさん」という、
24年分のご褒美…だと思うのですが、ペンタックスの一眼レフと、バッグをくれたのですよ。
(先日の台風の原因はこれかも?…)
カメラバッグって、用途上、どうしても普通のバッグのような柔らかいとかかわいいとか、
そういうイメージがありませんから、このイチゴをさげたらちょっと優しくなりました。
このイチゴは「お召し」の地で、「むじな菊」のような細かい菊柄…
着物より羽織とかコートに多いかな、と思われる柄ですね。
ヘタに見立てた紐も、細かくとめつけてあります。
震災の復興は、まだまだ先が見えないところもたくさんあります。
昨今は、妙な事件や悲惨な事件、それにこの天候異変で、ついつい気持ちがあちこち揺れますが、
どんな時でも、被災地では日々「復興」の道を歩み続けているわけです。
若くて身軽だったら、力仕事でもなんでも、お手伝いに行きたいところですが、
今の私にはそれはとても無理…。それでも「忘れない」ことが一番大事、と思っています。
それが戦争という人災でも、台風や地震という天災でも、
日々の当たり前の暮らしが根底からくずれるということは、大変なことです。
再び立ち上がるにも、大変なエネルギーがいります。
少しでも何かできたら、何か考えられたら…そういうことは、ずっと忘れないでいようと思っています。
我が家のお片付けは、相変わらずタラタラと続いております。(なんでこんなにモノがあるんだ…しかもガラクタばかり)
私も少し2階のものを片づけていまして、まぁいろんなものがまた…。
何しろ暑いので、もちろんクーラー入れての作業ではありますが、
それはそれでまた、なんとなく足がだるくなったり…なので、ぼちぼち…やってます。
新しい何かに生まれえるのですね。
ご主人様優しい!
すてきなプレゼントいいですね~
という ご主人様からのプレゼント ですかな
我が家の家の片付けは 後回しになりつつあります。
あまりに抱え込み好きでいるので、
かえってもらっていただいたほうが
きっとお役にたつと思います。
優しい…あとがこわい…両方なんですよぉぉぉ。
さて…そんな殊勝な人だったか…
なんせ離れて長いので、ただ今腹のさぐり合い中?
片づけは、上が片付かないことには、で、
私の方はペースが落ちてますわ。
離れていらしてもちゃんとわかっていらっしゃる。
素敵なご夫婦ですね~
確か以前「WATALIS」を紹介されていたのでは? 検索した記憶があります。
端布も有効に利用していただけそうでいいところを教えて頂いたと思っていたのですが、そのままになっています。
ナカナカ整理が進みません(>_<)。
優しい…のでしょうけれど、アトガコワイというのも…。
ワタリス、以前にもご紹介しています。
今回おたよりとパンフをいただいたので、
それを載せました。
「ふくろ(巾着)」を「ふぐろ」と、お国ことばで言うのが、
なんともあたたかくて…です。