まずは一枚目の写真、この前京都に行ったときの写真を整理していて、
あっこれわかりやすーい、と思いまして。
つまり「衿を大きく抜いた着方」です。舞妓さんですから、髪を結います。
後ろに大きく抜くだけでなく、横にも少し大きめに…。
うしろから見るとよくわかるでしょう?その結果、肩が外側に落ちる…。
昔はみんなこういう風に来ていたわけです。
今より身幅の大きい着物を、大きく半衿を出し、しかも後ろにも横にも
広げて着る…すると、どうしても帯は幅が広いもので、胸高に締めないと、
着物が外側に崩れてしまうわけです。
浮世絵などの着物の着方は、半衿も普通の着物ほど大きく出して着ています。
それもくしゃんとしていたり外側に広がっていたり。
つまり、今よりラフに着ていたんですね。
髪型も小さくなり、暮らしが洋風になるにつれて、
キリキリとさっさとうごけるように、着物が「体にぴったりするように」
着付け方も変わったわけです。結局、着づらくしてしまったようなカンジですね。
礼装はともかく、普段着はもっとラフに…と言うのは、
だらしなく着るのではなく、ゆったり着る…ということなんです。
さて次は…友人が送ってくれました。
しばわんこの切手です。
しばわんこの「和のこころ」は本になってますし、テレビでもやってますね。
ほんわかした絵と、しばわんこのまったりした性格?、
ニャンコのやんちゃぶりがかわいいです。
一昔前の下町風の家、縁側があって、座敷には座卓。
お客様を迎えたとき、何か贈り物をするとき、
そんな日常の「日本の習慣」を、しばわんことニャンコでやって見せてくれます。
割烹着に姉さんかぶりのわんこと、フツーの人間が「こんにちは」なんてやると
なんかもう、ほんとにこうだったらいいなぁなんて思っちゃいます。
この切手は「振込み」で申し込むそうなので、来週申し込むつもりです。
締め切りは、12月15日です。
さて、考えてみると(かんがえなくても)連休にしてお休み…というかたも
多いんですね、明日まで。紅葉にはいい季節ですし、
ご旅行のかたもいらっしゃることでしょう。
私も今日は、みじかめで。
かわいいですよねぇ!
手に入れてもつかわないんだっ!
ぶりねぇ様
当然そうだと思います。
髪を結わなくなったり、ピッタリ着るようになったり
そうやって着物の形はすこしずつ
かわっていったんでしょうね。
今より半衿を大きく、この写真に近い着方を
していたと思われる昔の着物は裄が短い、
というより袖幅が小さいんですよね。
体格の差もあるでしょうが、肩にひっかけるみたいな
着方だったんでしょうね。イカリ肩もめだたなくて
よかったでしょうね。
そのように仕立てているのではないかと思うのですが。
職業や身分で、衿のあき具合違っていましたし、
個別には、首の長さに応じて、裁断・仕立て加減を
変えいました。 古着をまとめて見る機会が
あったので、比較して、よくわかりました。
これ、絶対手に入れよう!
母も「割烹着」使ってました。
近所のおばあちゃんは、襟のところに
いつも手ぬぐいを折ったのをかぶせてたし…。
懐かしい風景です。最近みませんねぇ。
私達の子供の頃は、母や近所のおばちゃんたちも
みんなそんな風にしていましたが、今の若い人達は
現実には見ていないのではと少し寂しい気がします。