こちらの羽織については、当時詳細がわかりませんでしたが、
その後やっとわかってきましたので、書き直しました。
2008.6.28の記事をご覧ください。
こちらの記事も、未熟な記述のまですが、残させていただきます。
これは、ネットオークションで手に入れた女物の羽織です。
羽裏として写真が載っていて「きれいな羽裏です」というコメントつき。
これならそのまま額にいれてもいいし、衝立に作ってもいいし、
タペストリーもいいなぁと。
コストはかかりますが、その分お高く販売して・・などと、
「捕らぬたぬきのなんとやら・・」でそろばんパチパチはじいておりました。
ところが、いざ届いてみてびっくり!「絽の『袷』の羽織」だったのです。
着物をお召しになるかたならご存知と思いますが、
「絽」というのは夏物で、羽織にしろ着物にしろ「裏」はつかないのが普通。
ところがこれは裏も表も「絽」、しかも良く見ると完全に「リバーシブル」、
つまり普通に着ると「紋のついた黒羽織」、ひっくり返すと「絵羽織」なのです。
悩んでしまいました。こういうものは見たことがありません。
多少着物には詳しいつもりでしたが、もー完全にお手上げ・・・。
まだまだやん・・とため息つきながら、プロのかたに「お助けぇ~」と
救助信号を発しました。たまたま、こちらへくる用があったのできていただき
さっそく見ていただきました。「珍しいわねぇ」と笑いながら見てましたが、
結局のところ「見たまんま絽の羽織」だというのです。
よほどおしゃれ、でもって「リバーシブル」というのはそのまんま
「一枚で2度おいしいとこをねらった」のであろうと・・・。
つまり、夏場の冠婚葬祭で「紋付の羽織」を着なければならない時には
「紋」のあるほうを着る。表から模様が見えてしまわないか・・というと、
これが透けて見えるのですが、思ったほどではなく、僅かにすけて
柄織りの感じ・・。平絽ではなく「絽ちり」であることの効果でした。
そして、夏に涼しげな着物を着ておしゃれに絽の羽織をひっかけるときは
もようも涼しげな絵羽織にして着る・・というわけです。
いやそうはいっても・・・暑いでしょう・・・というと、
「オシャレのためには伊達の薄着、あ~んど 伊達の厚着?」ですと。
これを着て涼しい顔して、人目をひく・・なるほどねぇ。
でもこうなると珍しさゆえ、解きたくはないからこのままとっておく、
でも、ただとっておくというのもなぁ・・と迷っていたら、
「少し色あせもあるけど『アンティークもの』ってとこでOKでしょ、
気合入れて着なさいよ、シャレてるわよ・・」と。
そうはおっしゃいますが、人一倍暑さに弱いわたし・・
これ着て涼しい顔なんか・・・できるわけな~~い!!
あぁ~~衝立が・・タペストリーが・・。
その後やっとわかってきましたので、書き直しました。
2008.6.28の記事をご覧ください。
こちらの記事も、未熟な記述のまですが、残させていただきます。
これは、ネットオークションで手に入れた女物の羽織です。
羽裏として写真が載っていて「きれいな羽裏です」というコメントつき。
これならそのまま額にいれてもいいし、衝立に作ってもいいし、
タペストリーもいいなぁと。
コストはかかりますが、その分お高く販売して・・などと、
「捕らぬたぬきのなんとやら・・」でそろばんパチパチはじいておりました。
ところが、いざ届いてみてびっくり!「絽の『袷』の羽織」だったのです。
着物をお召しになるかたならご存知と思いますが、
「絽」というのは夏物で、羽織にしろ着物にしろ「裏」はつかないのが普通。
ところがこれは裏も表も「絽」、しかも良く見ると完全に「リバーシブル」、
つまり普通に着ると「紋のついた黒羽織」、ひっくり返すと「絵羽織」なのです。
悩んでしまいました。こういうものは見たことがありません。
多少着物には詳しいつもりでしたが、もー完全にお手上げ・・・。
まだまだやん・・とため息つきながら、プロのかたに「お助けぇ~」と
救助信号を発しました。たまたま、こちらへくる用があったのできていただき
さっそく見ていただきました。「珍しいわねぇ」と笑いながら見てましたが、
結局のところ「見たまんま絽の羽織」だというのです。
よほどおしゃれ、でもって「リバーシブル」というのはそのまんま
「一枚で2度おいしいとこをねらった」のであろうと・・・。
つまり、夏場の冠婚葬祭で「紋付の羽織」を着なければならない時には
「紋」のあるほうを着る。表から模様が見えてしまわないか・・というと、
これが透けて見えるのですが、思ったほどではなく、僅かにすけて
柄織りの感じ・・。平絽ではなく「絽ちり」であることの効果でした。
そして、夏に涼しげな着物を着ておしゃれに絽の羽織をひっかけるときは
もようも涼しげな絵羽織にして着る・・というわけです。
いやそうはいっても・・・暑いでしょう・・・というと、
「オシャレのためには伊達の薄着、あ~んど 伊達の厚着?」ですと。
これを着て涼しい顔して、人目をひく・・なるほどねぇ。
でもこうなると珍しさゆえ、解きたくはないからこのままとっておく、
でも、ただとっておくというのもなぁ・・と迷っていたら、
「少し色あせもあるけど『アンティークもの』ってとこでOKでしょ、
気合入れて着なさいよ、シャレてるわよ・・」と。
そうはおっしゃいますが、人一倍暑さに弱いわたし・・
これ着て涼しい顔なんか・・・できるわけな~~い!!
あぁ~~衝立が・・タペストリーが・・。
この様なものがオークションに出るんですか。
それにしても トラタヌ になってしまいましたね。
でも、こんな素敵な羽織なら是非にお召しになって下さいな。
お似合いになりそうですよ。
来年の夏までに「クリーニング」して
背中に「アイス○ン」とか「冷え○タ」とか
貼って着ますか!
ヤフーのオークションは、見ているだけでも
おもしろいですよ。
私は仕入れのためにやっていたんですが、
このごろは、見て楽しむだけ・・。
たまーに買いますが・・。
「オークション」の中の「和服」です。
みるだけなら、誰でもみられます。
特に「和服」の「その他」に「骨董品」が
でます。五箇谷さんに行けないし・・、
こっち見て「飢え」を癒してる??
メール、いただいたメルアドで送信したのですが
戻ってきてしまいました。
とりあえず、ハガキの件、大丈夫です。
ありがとうございます。
ヤフオク、私もハマってましたよー(最近は自粛気味)。
帯〆揚セットで新品でも破格で手に入ったりしますもん。
そりゃあ高価な品物と比べたら見劣りしますが、私ごときあれくらいで十分です。
見始めると1日見てます(なので自粛気味)。
私は最初がシゴトのための「仕入れ」だったので、
連日オークション三昧。わずかばかりの資金を
やりくりするのに、いかに安くていいのをみつけるか
もー血走った眼ェしてやってました。
競ったりするとPCの前でケンカ腰!
今、少し落ち着いて自分のもの・・なんて見ると
あれもいいこれもほしい・・で、
また別の意味で血走ってきます。
やっぱ自粛ですよね。