これはかなり前に入手した「鬼ちりの襦袢」です。
長さは袖と身頃分、ちゃんとあるのですが、
もう薄くて薄くて、穴もちょこっとあります。
加工するなら、裏を貼らねばなりませんね。
色がうまくでない…というのも、これ、柄の全てに「細かーい横縞」が、
わざわざ染められているのです。
そのため少し離れると、色が混じって印象が変わります。
まん丸の柿ですが、実は全体はこんな柄…。
そういう型なのだと思いますが、
「縞」がはっきりした柄をやわらかく見せる効果になってます。
それにしてもにぎやかな柄です。
柿をメインにだしましたが、実は大根もありーの、ビワもありーの…。
ナスに唐辛子にブドウ…、四季の収穫、ですね。
縞柄をドアップで。かわいい大根でしょ?
こんな色合いなので、汚れもあまり目立ちません。
帯にしたら、おもしろいでしょうね。
これしめて朝市に野菜を買いに行く…やってみたい…。
柿などの形はさらりと描かれていますが、「葉」がとてもていねいで、
生き生きしていると思います。
また言いたくなります「なんで今は、こういうのが…」お題目みたいですわ。
解いたのもだいぶ前なので、あまり記憶がはっきりしないのですが、
男物だったと思います。いいですねぇ、こんなの着たオトコ…。
カオにもよりますが、コラコラ…。
今は特に男性の「着物ビト」がすくないですから、
なかなか「男物」のいいものが増えません。
どうしても「木綿・紬」が多く、それもありきたりの亀甲柄などばかりです。
色もだいたいは紺系かこげ茶系…さみしいですね。
確かに古着で求めても、そういうのしかありませんし、
また男性の場合は対丈ですから、長さがジャストサイズのものでないと、
なんともなりませんからねぇ。
もっといい柄、それと同じ絹でもお召しとかちりめんとか…。
見たいものだと思います。
こちらは頂き物の「男物」、呉服屋のご主人様の「普段着」…。
ちょっと近くで撮りすぎて、色が飛んでしまったのですが、
とてもいい小豆色、濃いめです。
実物は、この地模様ももっと沈んでいて、
少し離れると無地感覚です。八掛はこげ茶のパレス。
長く着られていたそうで、多少の色代わり部分などもありますが、
切られる状態、なんですけれど…モンダイは丈、でして、
これをお召しだったご主人、私とほぼ同じ背丈なのです。
つまり150そこそこ。私でも、きも~ち長いかなっていう程度ですからねぇ。
イマドキの男性では「つんつるてん」です。
前後の揚げもかなりありますので、仕立て直せば…と思いますが…。
下さったときには、普段の羽織にでもすれば?だったのですが、
さて、どうしたものかと、たたんだきりもう何年?
あぁ、持ってるばっかりで何も進まないとんぼんち、
もう一棹、和ダンスがホシヒ…。
長さは袖と身頃分、ちゃんとあるのですが、
もう薄くて薄くて、穴もちょこっとあります。
加工するなら、裏を貼らねばなりませんね。
色がうまくでない…というのも、これ、柄の全てに「細かーい横縞」が、
わざわざ染められているのです。
そのため少し離れると、色が混じって印象が変わります。
まん丸の柿ですが、実は全体はこんな柄…。
そういう型なのだと思いますが、
「縞」がはっきりした柄をやわらかく見せる効果になってます。
それにしてもにぎやかな柄です。
柿をメインにだしましたが、実は大根もありーの、ビワもありーの…。
ナスに唐辛子にブドウ…、四季の収穫、ですね。
縞柄をドアップで。かわいい大根でしょ?
こんな色合いなので、汚れもあまり目立ちません。
帯にしたら、おもしろいでしょうね。
これしめて朝市に野菜を買いに行く…やってみたい…。
柿などの形はさらりと描かれていますが、「葉」がとてもていねいで、
生き生きしていると思います。
また言いたくなります「なんで今は、こういうのが…」お題目みたいですわ。
解いたのもだいぶ前なので、あまり記憶がはっきりしないのですが、
男物だったと思います。いいですねぇ、こんなの着たオトコ…。
カオにもよりますが、コラコラ…。
今は特に男性の「着物ビト」がすくないですから、
なかなか「男物」のいいものが増えません。
どうしても「木綿・紬」が多く、それもありきたりの亀甲柄などばかりです。
色もだいたいは紺系かこげ茶系…さみしいですね。
確かに古着で求めても、そういうのしかありませんし、
また男性の場合は対丈ですから、長さがジャストサイズのものでないと、
なんともなりませんからねぇ。
もっといい柄、それと同じ絹でもお召しとかちりめんとか…。
見たいものだと思います。
こちらは頂き物の「男物」、呉服屋のご主人様の「普段着」…。
ちょっと近くで撮りすぎて、色が飛んでしまったのですが、
とてもいい小豆色、濃いめです。
実物は、この地模様ももっと沈んでいて、
少し離れると無地感覚です。八掛はこげ茶のパレス。
長く着られていたそうで、多少の色代わり部分などもありますが、
切られる状態、なんですけれど…モンダイは丈、でして、
これをお召しだったご主人、私とほぼ同じ背丈なのです。
つまり150そこそこ。私でも、きも~ち長いかなっていう程度ですからねぇ。
イマドキの男性では「つんつるてん」です。
前後の揚げもかなりありますので、仕立て直せば…と思いますが…。
下さったときには、普段の羽織にでもすれば?だったのですが、
さて、どうしたものかと、たたんだきりもう何年?
あぁ、持ってるばっかりで何も進まないとんぼんち、
もう一棹、和ダンスがホシヒ…。
無難なぼかしや花柄ぐらいで・・・
濃い色の襦袢は上に着る着物によってうつって
しまう心配もありますが、袷の着物になら
おしゃれですてきですね~
欲しい~!とジタバタしてしまいました。
えへへへへ
食べ物柄に弱い私ですが、この柄は並べ方がものすごく面白いと思います。
大根の葉の影から枇杷が出てきてるなんて・・・
長襦袢地は今物も頑張ってる布屋さんがあって、結構面白い物も出ているのですが、こういう間抜けっぽい(お手持ちの物に対して済みません!褒め言葉です。)楽しさというのは、やっぱりなかなか無いですねぇ。
みんな、キッチリ真面目過ぎるんでしょうか?
実寸着丈の男物は、古着を探すのは本当に大変そうです。
「女性は良いですねぇ」と仲良しの若いおニイちゃんにいっつも羨ましがられます。
彼は180くらいありますから、もう古着はほぼ全滅だそうで、全部新しいのを作るって大変ですよねぇ。
見えないところがいいところ。
女性は袂からちょっとだけ襦袢が見えますから、
こんなのが覗いたら、シャレてますね。
そうなんです、お間抜けっぽいでしょう?
なんかふふふと笑ってしまう!
岡重さんでしたかの復刻があって、
野菜だとかあるんですが、
きれいすぎて面白くない感じがします。
こんなのできたーって感じのがいいですね。
男物の古着は確かにあっても小さい…
私が着られるんですもん。
シャレた小紋の着流しオノコに出会うなんて、
いなかでヒッキーの私には
七夕さま以上の確立ですわ。