昭和32年11月号とあります。48年前の本です。
母からもらいました。表紙には「和服とふとん」とあります。
当時は布団も、家庭で作ることが珍しくなかったんですね。
そういえば母が狭い部屋の中で、てぬぐいを広げて銀行強盗よろしく
眼だけ出してうしろでしばり、綿と格闘していたのをかすかに覚えています。
この写真は、いってみれば「今月の特集」ページで
「配色と装い」というテーマで7色の着物を並べています。
左の赤い着物なんて、古さは感じますが、柄そのものは「モダン」ですよね。
ちなみに右の紺絣、モデルはいまやニュースか国会中継でしかお目にかかれない
「扇 千景」様です。イラストは「長沢 節」氏で、内容はそれぞれに
若い人向きとか、小物はこう合わせるとよい・・というアドバイスです。
この本には、このほかにも着物の工夫仕立てや、家族の着物計画、
着物からのリフォームに家族中の着物の縫い方など、もう情報テンコ盛り!
都会と農村の働き着・・なんてページもあって、
都会の方は「通勤に着物を着る人もますます増えて・・」えぇーっ!
短めの着物や、カンタンに着られるおはしょりを縫っちゃった着物、
農村のほうは、作業用の半纏や手甲まであります。ちょっとびっくり。
実はこれ「主婦の友」の付録です。付録だけで十分一冊の本ですー。
カラーページは少ないですが、使われているモデルさんは当時の有名女優さん。
東宝、大映など懐かしい名前が並んでいます。
こんな古い本、役に立つの??ハイっ立ちます。なんたって着物ってのは
色柄や着方に流行りはあっても、作り方はぜーんぜんかわってませんから、
とき方洗い方干し方、リフォームのアイデア、今でも十分通用します。
着物って、やっぱりいいなぁ、便利だなぁ!!
どこにこんなこまめさと時間とガッツがあるの?
参りました。(ーー;)
内容もお見事、見事!! あっぱれとんぼ。
残念なのは NO IMAGE ってとこかな(笑)
もうそろそろデビューされてはいかがですか?!
これからもずっと応援しています。
がんばれ~!!
追伸:睡眠はとってくださいよ!
いやぁ、書き始めると止まらない・・。
時間はないので、ほかの時間を削ってる、
ガッツはキモチだけで体力はない・・
だいじょーぶなんだろうか、とんぼ・・。
な・なんとかなるでしょう!
写真はただいま「大幅修整中!!」
いやー自信ないわ・・。
応援よろしくお願いします。
やっと書き込む時間が取れました。
とんぼのすけさんは、ほんとに手先が器用なんですね。私のできない事ばかりです。
尊敬してしまいます。洗い張りに伸子張りですか。ふー大変そう。
子供の時に、母が、洗った布を木の板に貼っているのは見ていました。
庭の芝生の上で蒲団の綿入れをしているのも覚えています。むかしは押入に打ち直した綿が、薄い紙に包まれてたくさん入っていたものですよね。
私のブログとはぜんぜん趣が違ってとっても楽しい。
これまら、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
古いものや、昔の暮らしを懐かしむのは
年のせいかなと思いつつ、
やはり「いいものはいい!」と、
勝手に決めてバク進しております。
昔話が多くなるかもしれませんが
またお立ち寄り下さい。