そりゃあもぉ、どピーカンに晴れ上がり、写真のような雲なんっにもなしの空っ!
あしたもまだ続くんですとぉ…、洗濯バンバンですねぇ。
で、まさかこんな時期に「伸子張り」がてきようとは…、
やっちゃってます、しっかりと。
これは絽の着物でした。色は濃いんですが流れに船、涼しげな柄です。
これは絽ちりではないので、縮みませんから針打ちも数は少なめで足りました。
もう少し間あけてもいいんですが、ちょっと折り線がきつかったので、
しわ伸ばしのつもりで少し細かくさしました。
柄アップです。これは「猪牙(ちょき)舟」、江戸時代の小型船です。
使われだしたのは明暦のころからといいますから、初期のころからですね、
屋根のない3間くらいの細長い船です。足が速く、小回りが利きましたから、
人も物も良く載せて、便利に使われました。
猪牙と言うのは、その形がいのししの牙に似ているから…まんまですわ。
この船は船首の形がきれいなせいか、よく柄として使われます。
夏物には最適な柄ですね。
今は川を船で下るというのは「観光」くらいしかなくなりましたが、
昔はいわば水上タクシー、吉原通いもこれで行きまたし、
庶民には徒歩しか手段のなかった時代、ちょっとした遠出には、
これで川を下ったわけです。また「渡し舟」としてもよく使われました。
また、江戸時代の物流は「陸路」より「海路」、遠くから大きな船で、
港まで運ばれた荷を分散してこの猪牙にのせ、それぞれの蔵まで運び、
更に細かい水路や掘割を通って、店の裏手などまで運んだわけです。
かの時代の江戸の町には、ベネチアみたいに「水運路」が
網の目のように広がっていたんですね。
さて、これは着物着分ありますが、ちょっとシミや汚れ部分があります。
よく調べなおしてみようと思いますが、布力もまだまだあります。
イマドキはないこんな絽の着物、涼しげな顔をして(実はムッチャ暑くても)、
さらりときこなしてみたいものです。
先日のアマリリス、この晴天続きで思ったより早く咲いてくれました。
ちょっと丈が短くてバランス悪いのですが、
アタマデッカチさんでがんばって開いてくれています。
もうひとつ向こう側のも、すぐに開きますね。
色は開いてから、そーだこんな色だった…と思い出しました。
やさしい色ですねぇ。見てると顔もはにゃ~んとなりそうなんですが、
その前に暑さでへにょお~ん…ですわ。
あしたもまだ続くんですとぉ…、洗濯バンバンですねぇ。
で、まさかこんな時期に「伸子張り」がてきようとは…、
やっちゃってます、しっかりと。
これは絽の着物でした。色は濃いんですが流れに船、涼しげな柄です。
これは絽ちりではないので、縮みませんから針打ちも数は少なめで足りました。
もう少し間あけてもいいんですが、ちょっと折り線がきつかったので、
しわ伸ばしのつもりで少し細かくさしました。
柄アップです。これは「猪牙(ちょき)舟」、江戸時代の小型船です。
使われだしたのは明暦のころからといいますから、初期のころからですね、
屋根のない3間くらいの細長い船です。足が速く、小回りが利きましたから、
人も物も良く載せて、便利に使われました。
猪牙と言うのは、その形がいのししの牙に似ているから…まんまですわ。
この船は船首の形がきれいなせいか、よく柄として使われます。
夏物には最適な柄ですね。
今は川を船で下るというのは「観光」くらいしかなくなりましたが、
昔はいわば水上タクシー、吉原通いもこれで行きまたし、
庶民には徒歩しか手段のなかった時代、ちょっとした遠出には、
これで川を下ったわけです。また「渡し舟」としてもよく使われました。
また、江戸時代の物流は「陸路」より「海路」、遠くから大きな船で、
港まで運ばれた荷を分散してこの猪牙にのせ、それぞれの蔵まで運び、
更に細かい水路や掘割を通って、店の裏手などまで運んだわけです。
かの時代の江戸の町には、ベネチアみたいに「水運路」が
網の目のように広がっていたんですね。
さて、これは着物着分ありますが、ちょっとシミや汚れ部分があります。
よく調べなおしてみようと思いますが、布力もまだまだあります。
イマドキはないこんな絽の着物、涼しげな顔をして(実はムッチャ暑くても)、
さらりときこなしてみたいものです。
先日のアマリリス、この晴天続きで思ったより早く咲いてくれました。
ちょっと丈が短くてバランス悪いのですが、
アタマデッカチさんでがんばって開いてくれています。
もうひとつ向こう側のも、すぐに開きますね。
色は開いてから、そーだこんな色だった…と思い出しました。
やさしい色ですねぇ。見てると顔もはにゃ~んとなりそうなんですが、
その前に暑さでへにょお~ん…ですわ。
《猪牙》・・、池波正太郎さんの小説などではよく出てきますね。ドラマの時代劇でも、それと知って眺めていると、「成る程、江戸の街というのは水路で支えられていた(殆どは運河らしいですが)水の都だったのか・・」と、少し違った見方ができて楽しいです。当時の町人の女房は、こういった船を扱う技術も、ひとつの才能・・というか、たしなみとして身に付けておくと重宝されたそうですね。とんぼさん、ひとつ挑戦してみてはいかがですか?
なんぼうそつきでかためても、暑いものは暑い。
今年は早くも夏物はダウンです。
八月の終わりごろに姪が結婚することになりました。
絽の留袖、なんと38年前の嫁入りに親が持たせてくれたのを、おそるおそる出してみようかな。なにせ一回も着たことない。柄は忘れています。あまりに今の私にそぐわなきゃ、一昨年作った訪問着かなとも思っています。
40年近く前、どんな柄はやってましたっけ。
なんだか派手な柄がついていたような。
夏の着物、もう見てるだけ。です。
私が 嫁入りする頃 張り板も入っていました。
伸子張りの下を鬼ごっこしていました。
針の打ち方で 布の目がよじれるので 仕立てる母からうるさく言われていました。
伸子張りの 道具今でも 手に入るのでしょうか。
この手の柄を見ると、ふらふら~っと、よろめきたくなります。
脱衣婆 だったんでしょうか。
着物を着ていたんですがこの頃は余程の事が
無い限り暑い時の着物は遠慮しま~す。
アマリリスつぼみで見ている時は白かしらと
思っていたのですが、きれいなピンクのぼかし
ですね。
西の方は「水不足」が深刻になりますから、
よけいたいへんですよね。
こちらはなんやかや言いながらも「断水」などは、
めーったにありませんが…。
猪牙を操る…「剣客商売」の
小兵衛さんのわっか~いおかみさんですね。
いやー、すわって漕ぐボートでさえ、
「私はどこへいくのでしょー」なんですから、
立って竹ざお一本なんて、差したらそのまま
ドボンですわ~。
蜆子様
姪御さんおめでとうございます。
昔はお客のことを考えて、結婚式は
春秋に集中したもんですが
最近は真夏真冬、関係ありませんものね。
38年前のものが、まずは御身に合いますように。
私は前幅変えにゃ着られません。
穴熊の女房様
着物にはしませんので、糊付けはナシですが、
小物つくりのために、けっこうまとめてやります。
「張り木と伸子」は、たまにオークションで
出ますが、状態のいいものをみつけるのがねぇ。
京都ではまだ作っていますよ。
Suzuka様
脱衣婆にしちゃ、怖くないしぃ…、
橋姫にしちゃぁ、つつましいしぃ…、
きっと水の眷属、竜?カッパ?こらーっ!
なんにせよ、水にまつわる柄は、
動きがあってステキです。
陽花様
ほんと…どうしても着るときは、
かなり気合がはいりますね。私も浴衣どまり…かな。
アマリリスは、私も最初白で、ふちだけ少し
ピンクかな、と思っていたのですが、
咲いたらけっこう色が出ました。豪華です。
うれしいものですね。
来年は続けて咲かせたいので、
これからネットで育て方調べようと思います。
今、夜中の2時半。丑三つ時です。ヒュ~ドロロン!
トイレに立ったんだけど、寝られなくなっちゃって、
寝られないからコメントするわけじゃないけど、でも、
結果的には、同じか?(爆)
とても良い構図の反物で気に入りました。
私、今まで色合いはともかく、絵柄で気に入った反物って、
余り記憶がないのですが、この構図はとてもいいね!
白黒の猪牙舟に水の流れが溶け込んでいて、しかも、具象だと
水の流れは舟の下になるだろうに、あえて前面に押し出して涼しげ。
藍地の色彩と相まって、柳腰の美人が着たならたまんないよね?
ええ!もちろん、とんぼさんに着てもらいたいっていう意味!(爆)
大胆だけれど、うるさくなくて
色合いがまた涼しげで
かの時代の江戸の町は風情があったのですね
想像しています。
アマリリス、健気!
一生懸命に咲いてくれましたね
ご友人のお嬢様のイメージなのかしら?
この柔らかな色
まぁほんとに「とんでもないお時間」です。
昼間眠くなりますよ。
この意匠は、色がとても濃いのですが、
うるさくかんじませんね。
とてもモダンだと思います。
柳腰じゃなくて「うなぎ腰」の私じゃあねぇ…。
船がしずみそーになりまっさ。
もも様
水の渦のところがとてもいい動きですよね。
今じゃ浴衣にもありません。
アマリリス、後ろにもう一個小さい蕾がでました。
三個、ちゃんとさいてくれるといいですけれど。