先日の「友人から頂いてきたもの」の中の一枚、訪問着です。
袖がつめてある形跡があり、訪問着にしては肩や背中にもハデに柄があり、
元は振袖だったのではないかと思います。
わずかに青みを帯びた白地で、大きくて華やかな柄です。
こういう感じの、柄が大きくて色が鮮やか、花が一杯…というのが、
このころの流行だったようです。
私が中学生のとき、お正月用晴れ着にと買ってもらったのも(ポリでしたが)
ちょうどこんな柔らかい地色に、大きなはっきりした柄でした。
なぜか、女の子用だというのに上前に「鷹柄」があった記憶があります。
普通「鶴」でしょー…、いかつい顔と翼に銀糸の刺繍がありました。
こんな感じの柄の最後アタリではないかなーと思っています。
上の着物は、友人のお姑さんから譲られたそうですが、
たぶんお姑さんの若いころのもの、友人はどうにもハデで好きじゃない、と
一度も着なかったそうです。柄のアップです。
きれいですが、ちょっとおおざっぱな柄ですね。繊細とはいいにくい…。
こちらは右の袖の外側の柄です。
このころは、着物が洋装に押されている時代ですから、
古典的な細かい「京友禅」のようなはんなり柄よりも、
こんなふうにパキパキとはっきりした柄を打ち出したのかもしれません。
この着物は衿に着た汚れがそのまま残っています。
友人は着ていないのですから、かなり昔の汚れですね。
そのほかにも保存中のシミが何箇所かあり、手入れして着るにはちょっと…。
柄のいいところだけ切り出しになりますね。
「捨てるしかないから」と、もらってきたのだそうですが、
着物としてはムリでも、何か別のものにして助けたいですね。
さて、昨日アップしました「名前のわからない植物」…、
みょうが様から「三時草、別名照波」ではないか、とコメントを頂きました。
三時ごろからしか咲かない…とのことで、おぉそうなのかと思い、
今日「見張って?」ました。ほんとに!咲かないんですよずっと…。
午前8時ごろ、9時ごろ…と一時間おきくらいに見に出たのですが、
昨日のあのピンボケ写真の状態で、筆の先みたいなまま。
午後2時半ころ見たら、ちょっとだけほどけてきた感じ!
そして午後3時すぎ、ちゃんと開いたんですー。ほんとに「三時草!」
こちらです。ふしぎ~~。右下は今度は午後5時過ぎです。
ちょっとずつすぼまっていきます。まぁ一日3時間営業ですか~。
でも、おもしろいですね。それに時間で開いたり綴じたりといっても、
時計を持ってるわけじゃなし、お天気は最初曇りであとは晴れ、
明るさセンサーでしょうかねぇ。自然って面白いです。
みょうが様、おかげさまですっきり致しました。ありがとうございました。
もっと咲かせたくなってきました。
袖がつめてある形跡があり、訪問着にしては肩や背中にもハデに柄があり、
元は振袖だったのではないかと思います。
わずかに青みを帯びた白地で、大きくて華やかな柄です。
こういう感じの、柄が大きくて色が鮮やか、花が一杯…というのが、
このころの流行だったようです。
私が中学生のとき、お正月用晴れ着にと買ってもらったのも(ポリでしたが)
ちょうどこんな柔らかい地色に、大きなはっきりした柄でした。
なぜか、女の子用だというのに上前に「鷹柄」があった記憶があります。
普通「鶴」でしょー…、いかつい顔と翼に銀糸の刺繍がありました。
こんな感じの柄の最後アタリではないかなーと思っています。
上の着物は、友人のお姑さんから譲られたそうですが、
たぶんお姑さんの若いころのもの、友人はどうにもハデで好きじゃない、と
一度も着なかったそうです。柄のアップです。
きれいですが、ちょっとおおざっぱな柄ですね。繊細とはいいにくい…。
こちらは右の袖の外側の柄です。
このころは、着物が洋装に押されている時代ですから、
古典的な細かい「京友禅」のようなはんなり柄よりも、
こんなふうにパキパキとはっきりした柄を打ち出したのかもしれません。
この着物は衿に着た汚れがそのまま残っています。
友人は着ていないのですから、かなり昔の汚れですね。
そのほかにも保存中のシミが何箇所かあり、手入れして着るにはちょっと…。
柄のいいところだけ切り出しになりますね。
「捨てるしかないから」と、もらってきたのだそうですが、
着物としてはムリでも、何か別のものにして助けたいですね。
さて、昨日アップしました「名前のわからない植物」…、
みょうが様から「三時草、別名照波」ではないか、とコメントを頂きました。
三時ごろからしか咲かない…とのことで、おぉそうなのかと思い、
今日「見張って?」ました。ほんとに!咲かないんですよずっと…。
午前8時ごろ、9時ごろ…と一時間おきくらいに見に出たのですが、
昨日のあのピンボケ写真の状態で、筆の先みたいなまま。
午後2時半ころ見たら、ちょっとだけほどけてきた感じ!
そして午後3時すぎ、ちゃんと開いたんですー。ほんとに「三時草!」
こちらです。ふしぎ~~。右下は今度は午後5時過ぎです。
ちょっとずつすぼまっていきます。まぁ一日3時間営業ですか~。
でも、おもしろいですね。それに時間で開いたり綴じたりといっても、
時計を持ってるわけじゃなし、お天気は最初曇りであとは晴れ、
明るさセンサーでしょうかねぇ。自然って面白いです。
みょうが様、おかげさまですっきり致しました。ありがとうございました。
もっと咲かせたくなってきました。
着ていた訪問着とよく似ています。
あの頃ほんとうにこういう柄ありましたね。
へえ~!三時草ていう名前なんですか。
時間がわかるお利口なお花なんですね。
この三時草は月下美人のようにその日だけ
ていうことはないんでしょうか。
私の成人式は39年ですが、こんな感じの柄でした。
みんな同じような柄で(今も同じと言えば同じ)
この柄はまだすっきりしてきれいですね。
それよりごわごわしたポリエステルの感触の方が印象深いです。
3時草、面白いです。
ほんとに植物は不思議なことばかりですね。
あのころの着物の本を見ると、よく出てきます。
斬新だったんでしょうね。
ちょっと洋風の香りもする柄ですね。
三時草は、今日で蜜か咲いてます。
どれくらい咲き続けてくれるんでしょう。
来年はもっとさかせたいですねぇ。
さくら様
薄い地色になりかけてきたころですね。
私のときは逆に薄いピンクとかブルーの地色が
流行りました。模様はなんか典型的な古典柄を
ドーンとひとつ…みたいなかんじでしたね。
今日もちゃんと三時に咲きました。
ほんとに不思議です。たくさん咲いていたら、
いっせいになんでしょうね。
とてもよく似ています
昭和、40年のころでした。
もう、その頃のものも、懐かしいクラシックとなりましたか・・・
小道具屋としましては、その頃のもの
捨てずにとっときゃあ良かったと
今になって思うのでございます。
三時草さん、ご苦労様。
正確な性格の三時草さん。
洋服ほどではなくても、
着物にも流行があるんですね。
私の着物も、あのあといとこの間をめぐって、
今はどうなっていることやら。
ほんと、とっときゃよかった、なんですよねぇ。
どうでもいいものは、とってあるんですが。
コメントでは 39年40年あたりとか。
やはり ちょっとだけお姉さま方の時代でしたか。
45年あたりは もう少しはっきりした色柄が成人式の会場を
右往左往としていた微かな記憶が・・・
成人式用に振袖を作らず、色無地と訪問着を作ってもらった私は
振袖着用経験が無いのです。
今になって 一度着て見たいな~と思っています。
あっ 結婚式には白無垢と義母の選んだ真っ赤な振袖を着ましたが・・・
当時の夏物の生地は、暑かったんです。
ギンガムチェックのサッカー生地などごわごわしてたし。
今は布の加工技術が発達して夏物は涼しく、冬物は暖かくなっているんですよ。
これは格段の進歩です。
今、いくら可愛くても、暑い服孫に着せるのかわいそう。
振袖って、今もアタリマエのように作りますが、
実際には、着物だけですごしていた昔のように
「数ある着物の中の正装」ではないわけで、
結局ダレに譲り伝えるわけじゃナシ、
一生に何回も着ない…私は今の時代
成人式のためだけなら
ポリでも貸衣装でもいいと思っています。
むしろ結婚後に必要なものをしっかり揃える、
恵様は「先読み」なさって、たいしたもんです。
私の場合は地味めにして袖つめて
訪問着にしましたけれど、友人たちはみんな、
薄いピンクだの鮮やかな朱色だの、
「もうそのまんまよ」ですね。もったいない。
さくら様
私も子供のものはよく作りました。
今でも何着かはとってあります。
私の作ったものと、一才くらいのときの
オーバーオールや靴下なんかを
いずれ「デコパージュ」風に台紙につけて、
周りに写真とかイラストなんかをちりばめて、
額にはめこもうと、思っていたただけで
20年たっちゃいました。
思い立ったときにやらないとダメですね。
私も着物を着る環境に育っていれば、この様な可愛い柄の着物を着られたかなぁ~と思います。
調べるとアフリカ産でとても丈夫な多肉植物みたいですね。
私も育ててみたいです。
また園芸店をウロウロしてみましょうか。
我が屋のブラキカムという紫の小花は、明るい昼間は花びらを広げていますが、暗くなるとクルクルと丸めて閉じちゃいます。
三時草は夜に開店みたいですね(笑)
でもなんで三時なんだろ~?