ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

まだ「節子さま」…へへへ

2014-06-13 21:31:03 | 着物・古布

 

何度でもパラパラとめくって読みたくなる本…なもんで。

これは今回、購入したもの。実は以前に本屋さんでみつけて、ほしいなと思ったのですが、

その時すでに手には「着物本」が二冊…ん~このつぎっ、と諦めていたものです。

 

「グラン・シャレの手作り暮らし」…タイトルからして、まぁ…ねぇぇぇ。

我が家じゃせいぜい「スダーレ・サンシェーード・ハウス」くらいなもんです。

で、内容は「手作り」とあるように、ご自身の針仕事や手芸がいろいろ。

実は、最近以前の「立ち読み」で見ていたページのアイデアをマネをさせていただいとります。

こちら・・・。

 

      

 

もちろんっ、節子さまの優雅さに比べると、天と地、なのですが…。

この本の中に、幅の広いクリスマスカラーのきれいなリボンの先に、

かわいいハサミとイチゴの形の針刺しがついている「肩掛けお裁縫セット」というのがあります。

節子さまは、リボンや紐、包装紙など、すべて取っておかれる…あぁ母のよーだ…。

それをいろいろ選んで使われるわけで、首にさげても色のいいこと…。

それからすると、まぁどうしてこう違うかと思うような「私のぶらさがりもの」ですが、

実は「解きもの」をするとき、いつも敷紙を広げてお座りして…なのですが、

途中で、終わったものだとかを寄せたり、どこを解くか広げたりしているうちに、

ハサミがどこかに行ってしまう…。小さいものなので生地の間にはまり込んだり、

膝の上に置いたのに滑ってどこかへ隠れたり…。

要するに、一つ一つちゃんと動作を確認すればいいだけのことなのですが、

ついパッと置いてしまうわけで…。一度あぁもぉぉぉと生地を振ったら、

ハサミが落ちて太ももにチックーンとなったこともあります。

小さな箱を脇に置いて、手から離すときはそれに入れて…とやったら、

今度はその箱ごとひっくり返す有様です。

そこで、あっあのアイデアをいただこう…と、紐の先にハサミをぶら下げました。

握りバサミを主として使うのですが、どうしても洋バサミの方がいいこともあります。

以前使っていたパッチワーク用が、先を欠けさせてしまったので、

これは「髪切り用」、先が細くて縫い目に入りやすいのです。

このほかにも、場所によってはカッターやリッパーもいるのですが、

それを箱に入れてちと離したところに置き、ハサミはこのまま首にかけます。

紐は長め、テーブルでの仕事ではないので、短いとぶらぶらして危ないし、仕事がしづらい…

なので、ポケット二つのエプロンをして、使ってないほうはポケットに入れています。

握りバサミは先が開いているので、気を付けないとポケットの中をいためますが、

どうせ古いものをしていますし。それくらいは私流「見て見ないふり」…ははは。

紐を手繰ればハサミが出てくる…重宝してます。

 

この本には、着物のリメイクやインテリア小物などいろいろ載っています。

型紙や作り方の載っているものもたくさんあります。

遠い異国で、着物を着続けながらも、それだけにこだわらず、スイスの山の暮らしに溶け込み、

四季折々に洋も和も、上手に取り入れておられます。

おつくりのものの色柄、私にはニガテというものもあります。

私ならここはこうするかな、もあります。でもそれでいいと思ってます。

着物姿での訪問先の写真もありますが、着付け教室の先生が見たら、

「ここがこうタルむのは、実はここが…」なんて言われそうな着方のお写真もあります。

それでもまたそれが自然でいいんですねぇ。私もこんな感じだもんなぁと、頷いたりして。

本はこちらです。

 

グラン・シャレの手作り暮らし -節子・クロソフスカ・ド・ローラ
クリエーター情報なし
世界文化社

 

 

今日はいっとき危ない空模様でしたが、なんとかお日様が照ってくださったので、

あれこれ大騒ぎでお洗濯や外回りのおそうじに追われました。

ふと見ると、お隣の「ヒメシャラ」が目に入りました。

我が家に向いて伸びている一本が、ただ今養生中なので、ちと表側からまわって咲いてるのを一枚。

今日は空も青くて、緑と白が、とたも映えました。

 

       

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2014-06-13 23:49:19
どこかで見たり聞いたり読んだりした事で
ヒントをもらうことってありますね。
首に下げる、なるほど。
着物などかさばる物を広げると確かに
ハサミは?ヘラは?と探す事が結構ありますね。
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Unknown (とんぼ)
2014-06-14 10:35:53
陽花様

これは便利です。
いろんなヒントやアイデアをみつけると、
なるほどねぇ…と感心します。
「解き」は、ほんとにあれこれ広がるので、
糸だらけにはなるし、すぐどこかに隠れて、
いつも探すんです。
あわてて探して、指先つついたり…。
そそっかし私向きのアイデア…?!です。

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Unknown (みけ)
2014-06-14 14:15:17
ドレスなどのお直しのアルバイトをしていた時
にぎり鋏にゴムひも(30センチくらい)を結びつけてエプロンに安全ピンで留めてポケットに入れていました。

節子さまのご本、本屋さんで立ち読みしたことはあるのですがちゃんと読んでみようとおもいます。



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Unknown (とんぼ)
2014-06-14 17:53:07
みけ様

「つなげておく」って、いいアイデアですよね。
そのうちボールペンだの、ものさしだの、
みんなぶらさげそうです?!

いつの場合も好き嫌いはあるものですが、
年齢からいって、私などはしっくりくるお話が多いですよ。
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