ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

似て非なるモノ

2010-11-18 06:35:27 | 着物・古布

 

 

いえ、柄でなくて「モノ」です。

モダン銘仙…ありますねぇ、たまに見かけますこういうモダン柄。

ほら例えばこんなの、私けっこう好きなんですよ。

 

       

 

着られる状態の着物であっても、柄大きいし、私にはとても着られない柄なんですが、

なんというかノスタルジックというのとは、またちょっと違う感じ。

行ったこともないくせに、昔旅した外国を思い出しているような…。

で、白い着物ですが…銘仙に見えますが実はウールです。

実物もちょっと離れたら、「ウール」という感覚より先に、

柄からキモチが「銘仙」を思い起こさせるんです。

 

      

 

もちろん「落札」のときからウールというのは承知していたのですが、

梱包を開けてポリ袋越しに見ても「えぇっほんとにウール??」と思うくらい。

でも触ったらしっかりウールでした。いやぁ楽しいわん。

近寄ってみると…ほらね、染なんです。

 

       

 

しかも、こんなに白いのに、汚れはほとんどなし、白というより「ミルク色?」

真っ白よりちょっとほっこりする柔らかさ、たたんだ線のあたり、わずかに色がちがうかな~

という程度のところはあるんですが、ほとんど目立ちません。

これを持っていた人も、きっと「銘仙」を意識していたんでしょう、

袖口と裾回しだけ、薄いピンクの裏がついているんです。

こんな「だまし」ならいくらでもぉ~の気分です。

もう一枚はこちら、これは絹です。紺地に赤い花柄。(あ・・・帯締めズレとるし…)

 

                

        

 

大島…みたいだけど大島じゃないんです。

これくらいにしてみると、はっきりわかります。どこがどう?いずれお話ししましょうね。

 

       

 

かわいすぎる柄ですが、もんぺにしたいと思って買ってあるのです。

もんぺなら、このくらい赤くてもはけますから。

でもねぇ大きなダメージないもんで、ハデだからと切ってしまうのはちょっとなぁ…と、

またしても「誰か着ないかな」になってます。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さえ)
2010-11-18 07:22:18
上の着物は名前の通りモダンで、下の着物は
可愛い柄ですね。
モンペもすごく可愛いですが、羽織でとんぼさんがお召しになる、、、のはだめですか^^;
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Unknown (陽花)
2010-11-18 07:46:25
銘仙の柄みたいだけどウール、
大島みたいだけど大島じゃない、
柄の先入観があるからそう見える
のかしら。
触ってみないと分からないのって
楽しいですね。

ダメージが無いのに切るのは本当に
もったいないと思いますね。
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Unknown (とんぼ)
2010-11-18 11:43:02
さえ様

白い方、こういう柄は今じゃカーテン?
でも今でも使える柄ですよね。

この赤さは、羽織にしても私には…ですねぇ。
実物は、もう少し赤が沈んでいるのですが、
なんせ「赤」の量が多いですわ。
実物みたら状態いいので、切る気になれなくて、
またもんぺは手持ちのジミィィなのになりそうです。
もんぺくらい派手でもいいかと思ったんですけどねぇ。

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Unknown (とんぼ)
2010-11-18 11:47:10
陽花様

こんなウール、楽しいですね。

この紬の方は、胴裏がまっ茶色…なんです。
なんたって1100円だったので、
もんぺに…と思ったのですが、
あんまり表地の状態がよくて、切れなくなりました。
もんぺなんて、どっかボロってるくらいので
十分ですからねぇ。
ヘンなとこで悩んでます。
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