ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

すみませんでしたー!

2006-05-26 23:16:40 | 着物・古布

昨日は、申し訳ありませんでした。
千兵衛様ご推察の通りパソコンと格闘・・じゃありませんてば・・。
いや、それも実はやっておりましたが、まずはこのところ「とりあえず」と
置いてあった「着物の古着」を片付け、ついでに「洋服」のほうも、
もう着ないものなど、いとこに送るべく着物と洋服とはぎれに埋もれ、
ダンボールと格闘しておりました。
写真は、整理して入れ替えました「いずれ販売予定」の「訪問着」です。
写真ではわかりませんが、鮫小紋です。仮絵羽仕立てになっています。


そのあと第2ラウンド?は、PCと格闘!
まずは気分一新で、ブログのテンプレート変えてみました。
HPの表紙は、お客様をお迎えする玄関ですから、
季節ごとに手持ちのハギレの写真などを使おうとか、あれこれやっております。
今回は、イメージ・カラーを決めたり、文字色の変更などをにトライしました。
ブック・マークの「和之介」のところ、以前は「和物工房 和之介」でしたが、
今回の再開で、小物にこだわらず「布・着物・小物」など、
いろいろ載せたいと思い「こぎれ庵」と、改名しました。
こぎれの「こ」は、はぎれや小物を表す「小」と、古いことを表す「古」と、
かけてあります。バナーも作り変えました。
まだせっかくの道具を使いこなせていなくて、次どこをどうするんだったっけー、
の連続ですが、好きなことなので気合は十分!?おっしゃあ!!!
で、今日の私はちょっと「とんぼ」から変身して最強の「ドラゴン」でっす!
火ィ吹いて、がんばっとります。ほんとは「ひぃひぃ」とないてたりして・・。
実は主人が「辰年」なので、ちょっとキャラクター借りました。
とんぼが火をふいても迫力ありませんしねー。



さて、お待たせいたしました。おとといの続きです。
スイッチきりかえまーす!

着物が「特別」なものになってしまった現代では、
どうしてもグズグズにきて表を歩くというわけにはいきません。
先日お話した「帯締めしめすぎ」の女性、あれも本人が
「こう着ているのが一番私らしいのよね」・・というなら、
それでもいいのですよね。ついついあれこれ批判的な目で見てしまったのは
私も現代に生きる人間ですから、今風に迎合しているということでしょうか・・。
ただ、いつの場合も、人の目・・というのは、やはり相手のために、
気にしなければいけないこともあると思います。
相手に不快感を与えないように、清潔に、きちんと・・というのは、
洋装・和装変わらぬ「約束事」だと思います。

昨日の「補正」ですが、皆様はそれぞれに「ずん胴ホディ」目指して?
いろいろ工夫なさっておられることと思います。
私の場合でいいますと、皆様もそうだと思いますが、家の中では
補正は全然していません。外に出るときは、襟元だけを少し・・。
なんせ胴体のほうは、自分の「お肉」で補正パッドを「調達」しておりまして、
便利なんですが「今日は補正いらない」というときも、
はずせないってのが難点ですー。
正直なところ、いわゆる「中年太り」と呼ばれる現象が始まり、
今までの胴体のタオルというのがいらなくなったときは「こりゃラクだー」と
ダイエットなんて考えもしなかったのですが、ちょっと「パッド」が
大きくなりすぎてきまして・・今パッドを減らすべく・・、です。
とりあえず、自分の体型がそうなったとき、やはりずん胴であることは、
形よく着られるだけでなく、ラクに着られるのだ・・と実感しました。
年齢とともに、衿元も詰め具合が緩み、帯の締め位置も下になったこともあって
ちょうどいいところで帯がしまってくれる、とまってくれる、というのを
実感しました。やっぱり着物には「ずん胴」なんですね。
江戸時代の帯は、いまより幅が広いものが多いです。
やわらかい帯をゆったり巻いていたのでしょう。
現代に生きる私たちが、そこまで一気にさかのぼったファッションを実践するのは
ちょっとムリがあります。今の状況の中で、きちんとする時はきちんとし、
ラクにきていいときは、もっとラクに着ようよ・・というのを広めるには、
やっぱり今日からでも、始めなければ「始まらない」わけです。
お互いアイデアを貸したり借りたりして、少しでもラクに着られるように
工夫していきたいものです。

イラストは私の母が作って長年使っていた「ずん胴製作パッド」??です。
もう30年前のアイデアですからちょっとれとろ~。今ならマジックテープとか
スナップテープとか、いいものがいろいろ出ていますから、
そういうものもうまく使えば、もっと便利なものができると思います。




①は、さらしを袋に縫って大きなポケットのように作り、その中に、
必要なだけのタオルを入れる・・というもの。紐が下に付いているのは、
重なる部分で紐が真ん中に付いていると、紐を引いたときに下になったほうが
上にあがってくるのを防ぐため。今ならベルクロを使えばいいですね。
これ用のタオルは、母はもらい物の薄いタオルを専用にして、
端の固いフチは解き、ざくざくとぐし縫いでくけておりました。
これのいいところは、洗うときバラバラにして一枚ずつ干せること。
さらしとタオルですから、乾くのも早いわけです。
②の方は、それ以前に使っていたもので、単純にタオルを必要な厚みに重ねて
はしを三角におり、紐を付けたもの、これが洗濯すると乾きが悪くて、
上を考えついたらしいです。こちらは普段用に格下げしてました。

どちらも重なる部分は後ろにして、腰の上のくぼみも一緒に補正してました。
腰の後ろってけっこう着物着るときには「くぼみ」を感じるものですよね。
いずれにしても、サイズは個人差、長さも幅も、入れるタオルの枚数も、
母自身が年齢で変わっていきました。私はといえば「いーよぉ」と、
そのつどタオル・・作るのが面倒だったし「作って」なんぞといおうものなら
「自分のもんやろが」・・と雷落ちるのわかってましたので・・。

それと昨日「衿」のところで書き忘れたのですが、私の「首の鎖骨下の補正」は、
一枚「そういう補正がついている着物スリップ」というのを買ったのですが、
とにかく高額です。たかだか木綿の下着なのに・・と思い、
自分で肌襦袢の衿のところにポケットをつけりゃいいんだと(気が付くのが遅い)
その下着を見本にして、さらしでポケットをつけました。これが半月型で、
中に入れるパッドも半月型、これも自分で作ればいいと思い、さてスポンジか
キルト芯かと考えていて、ふと「これでいいじゃん」と思ったのが、
いらなくなった服の「肩パッド」・・でした。ちょうどあのカッコです。
あまりしっかりしたスーツのものなどは厚みも大きいので、
ブラウスとかニット用などの薄手で、単純に半月になっているもの、がいいです。
私は元々肩パッドが嫌いで、付いていても取ってしまうことが多いのです。
肩パッドがないかた、手芸店でも売ってます。

さてさて、「補正」については人の体は千差万別、それぞれの体にあったもの、
暮らしの中で便利なもの、いろいろ工夫してみましょう。



今日の「どらごんちゃん」は、下のかわいいバナーの素材やさん
「HP・メール素材 カツのGIFアニメ」様からお借りしました。



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2 コメント

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Unknown (陽花)
2006-05-27 10:23:18
とんぼ様



鮫小紋というとほとんどが色無地

状態だと思っていたのですが、絵羽に

なっているのは珍しいですね。



こぎれ庵 和之介のページ見に行きました。

とっても綺麗な表紙ですね。

開店楽しみで~す。
返信する
ジミでしょう・・でもステキです (とんぼ)
2006-05-27 10:32:33
陽花 様

昨日は写真のせたのにはいってなかったり、

メールがまったく開かなくなったり・・。

週末の深夜は「渋滞」しますー。

イラストぬけててごめんなさい。今入れました。



こぎれ庵、表紙ばかりで中身伴わないなんてことに

ならないように・・とは思っているんですが・・。

がんばりまっすねー。

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