写真は、早くも来年の暦…です。
またドキュメンタリーからの話題です。
今日で11月もおわり、明日からは最後の月に入ります。
また、あれよあれよという間に、あらクリスマス、あらお正月…ですね、きっと。
こうして平成25年も終わろうとしているわけですが、
テレビで「平成も四半世紀」といったので、あららほんとに四分の一だわ、と
改めて思ったわけです。
平成元年は、その前に天皇陛下のご病状が連日報道され、やがて「崩御」の号外が…。
小渕さんが「新しい年号は『平成』であります」と、額に入った文字を立てて示したあの場面、
昨日のことのように思い出します。
昭和が長かったですから、平成になったとたんに、年齢の数え方がめんどくさくなり、
いまや西暦の方が便利…。ちなみに平成元年は1989年です。
いわゆる「バブル景気」と呼ばれる時代は、ウィキによると1986年12月から1991年2月、
だそうです。ほんの5年ほどのことだったのですね。
ドキュメンタリーでは、バブルとその崩壊…そして今の時代…と、わけてリポートされていました。
私は39歳で平成を迎えましたが、当時は息子の病気などが次々わかったりで、
人生で一番てんてこ舞いの時期、バブル?なんやそれ…食べられるんか?…なんてね。
主人の勤めてた会社は、良くも悪くもあまり影響はなく…でした。
「これがバブルか」と、唯一感じたのは、マンションを買ったときのこと。バブル直前でした。
当時ですでに築10数年、手すりも金属製で錆びていたり、床が鴬張りのように鳴ったり、
ガス給湯器は、たいへんな時代物だったり、今では珍しい?7階建てでもエレベーターは
1・3・5階しか止まらない建て方。それでも、地理的には理想どおりだったのです。
3 LDK 、70㎡くらいでしたか、それで1450万でした。
そこで12年いたわけですが、まずそこに引っ越したのが1985年、バブル前年ですね。
しばらく経って…不動産バブルが始まり、チラシが入るたびに、値が上がってゆく…
あっというまに2000万を越え、あれよあれよと更にあがり、中古というより古々マンションなのに、
ついに最高額は3800万にまでなりました。
たった1年違いで、安く買えた私たち、息子のおかげです。
で、バブルがはじけたとたんに、またどんどん下がり始めましたっけ。
さて、私の事情はさておいて、平成の始めは世の中浮かれまくっていた時代でしたが、
その後は…およそ明るいハナシのない、とんでもないことばかりの時代であったと思います。
大手といわれる会社が破綻、倒産、撤退、合併…。
あれから少しはよくなっているんですかねぇ。
番組では、ジュリ扇降って遊びまくっていた女性の現在もやりました。
就職、結婚、出産、離婚、資格とって起業…の25年間。
娘さんは今年19歳、母親が「お宝」と持ってきたポーチには、ブランドものの化粧品がごっそり、
娘さんは冷静なもので、それを見て「なにこれ」…彼女が出したポーチの中には、
「これも100均、これも…」とそんな化粧品ばかりでした。
働ける年になっているのだから働かなきゃなと思っている、とバイトもしていて、堅実に見えました。
ただ、単純に堅実、というより、それだけまだハタチにもなっていないのに「夢」がなかなか持てない…。
彼女に限りませんが、今の世の中、なにやったって、これはこんなもん…みたいな?
さめた時代になっていると思います。
震災は、たいへんな災害だったし、被災された方、犠牲になられた方々には、
言葉もありませんが、あの時期は原発も震災も、私たちに「カツ」をいれてくれる気がしました。
でもねぇ…2年をすぎて、もうすぐ3年目だというのに…、なんだか喉元すぎれば、です。
日本人ってこんなにあっさりしてましたっけ。
平成という年度も、いつか終わります。
将来「平成」って時代はさぁ…と話すとき、どんな時代だといわれるのでしょう。
50年、100年経って、「…明治・大正・昭和・平成・○○・△△・・・」となったとき、
少なくとも「この時代は輝かしい時代で」とはならないのでしょうねぇ。
できれば「浮き沈みがすごい時代だったけど、日本人の底力で、あれはこうなったんだよ、
これはこうしたんだよ、そしてオリンピックもやったんだって」なんて、
そんな風になってくれたら、と思ってしまいます。
今夜のうちに、カレンダーをめくります。
パソコン横のカレンダー、最後の図柄は、雪の降り積もる森の中の大きな樹のそば、
トナカイの夫婦でしょうか、こちらを向いて静かに立っています。
寒くても、穏やかで、なにごともない…そんな年明けだといいなぁと思っています。
私も、34で子供を持ちましたから、
学校へ行くと、10歳年下のお母さんなんて、
ざらにいたわけです。
そのジェネレーション・ギャップには、
驚くことばかりでした。
ちょうど「多感といわれる時期」や「成人したての時期」が、
どんな時代であったかは、将来にも大きく影響するものだと、
最近とみに思います。
そこから何を学ぶか…それをしなければ、
どんな時代に生きても、ちゃんと伝えられないのかなと、
すでにチカラも下降線の私は、
そんなことを思っています。
ほんとに、繰り返してはならないこと、を、きちんと
見極めてほしいですね。
若いころの25年、例えば10歳から35歳までと、
最近の25年は、長さが違うかと思うほど、
あっという間ですね。
バブルの時代は、いまや「平成の御伽噺」と
言われているそうです。
あんな夢まぼろしみたいな時代は、
もうこなくて結構ですね。
お付き合いをしていますが、
時代背景などは大きく違い、
唖然とさせられることが
多いのですが、
それも当たり前と捉えていますが、
彼女たちの親は団塊の世代でしょう。
世の中は烈しく移り変わり
それぞれの世代はそれに振り回されて
きています。
今の世相はそんな積み重ねで
できているのでしょう。
もう力もなくなってきている我々は
ただ眺めているだけになってきています。
さびしいことですが、
今の人たちを引っ張っている人が
団塊世代の年齢ならば、
過ちは繰り返さないで!!と
最後の声をあげたいですね。
もうすぐ25年も過ぎるんですね。
平成になった時には娘は高校生、共働き
していたので、扇子を持って踊っている姿に
いつまで続くのかと思いましたが、あっという間に
姿を消しましたね。