まずは本日の一枚です。
袖は長いし色柄も鮮やか、若い娘さんのものですね。実際はもっと紺色です。
なんとも豪華というかハデというか。でもとても品のいい色目です。
袖も長いですー。地模様がまたかわっていて「渦に波」、目がまわるぅ!
ハトのくちばしなどには刺繍がしてあります。
残念ながら、金が少し変色しているところがあります。
目立ちませんが、そこここに薄く黒くなった部分があります。
表が大胆で、ちょっと男性的な柄行だからでしょうか、
羽裏はにはこんなかわいい柄が使われています。
さて、何度も中断ばっかりで、ちーとも進まない「怪講座」ですが、
このへんでちょっとおさらいしてみましょう。
あっ「おさらい」ってよくいいますが、字はご存知ですか?
「御・浚い」です。どぶさらいも同じ…って、
いきなりそこにいってしまうとなんだかなぁですが、
要するにやったことを底からさらうように、復習してみましょうってことですね。
まぁ、これしきの怪しい講座、底から浚うこともありませんが、
とりあえず間がポンポンあきましたので(ダレのせーじゃ!)、
ちょっと振り返ってまとめてみましょう。
まず、元々は「着物のメンテ」のお話からでした。
☆ 着物には洋服と違うタイプのメンテがあって、
すべて人頼みにすると お金がかかる。
☆ 頼みたくはないが、今の時代は「洗張り・伸子張り」などを
個人でやる場合はあまりない。
☆ 和裁を出来る人が少ないため、自分で縫い直すことができない。
☆ せめて、着物を大切に着ることと、なんとかできるあたりは自分でする
工夫をする。
というようなあたりから始まりました。そして
☆ 絹物はムリでも木綿なら扱いやすいから、肌じゅばん、裾よけ、
うそつきじゅばんくらいは縫ってみたらどうだろうか。
になり、それでは「肌じゅばん」を縫うとしたら…と、
ごく基本になりそうなことのお話へ。
☆ できれば「本」を買ってみよう。
☆ 実物があったほうがわかりやすいので、できれば一枚ムダにするつもりで
解いてみるくらいのほうがわかり易い。
☆ 和裁のためのちょっとした「知恵」について。基本的な運針のコツ。
☆ とりあえずは、道具・支度のお話。肌じゅばんなら全部揃ってなくても
ナントカなる。あったほうがいいものは代用・手作りで対応する。
☆ まずはどんなものなのか、それと和裁特有の裁ち方や縫い方の紹介。
と、ここまできたわけです。
さっさと縫い始めよーよぉ…なんですが、もう少しだけお待ちください。
とりあえず、和裁をはじめられる入り口には立ちました。
図を描いて説明するなら、うちにある本をコピーして、
それを書き写したらそれですんでしまいます。
この図のとおりにこーやって、あーやって、と書けば
それでオシマイなんですが、それじゃもったいないです…。
たった一枚の肌じゅばんだけど、それを作るというチャンスに、
いろんなことをついでにお話したいと思っているのです。
そうはいっても、枝葉の話し、余分な話しになってしまうと思うのですが。
正確にいうと、寄り道しながら…になっちゃいそうです。
かえってわかりにくくならないように、散漫にならないように…と、
今、順番を考えています。毎日思わせぶりでごめんなさい。
これだけじゃあんまりなので、現在同時進行のHP用写真で、
こんなのとってみました。帯留め…何が使ってあるかというと、
真ん中にあるのは「鼈甲の指輪」です。
もちろん「ヤスモン」でんがな…2000円くらいだったか。
向かって左の黒い帯締めが「陽花様」に組んでいただいた三分締め、
右は母にもらった一分を二本使いました。
(紐のかけ方、ちょっと乱れてますね、撮り直しだなぁ)
こんなオシャレも楽しいと思いませんか?
袖は長いし色柄も鮮やか、若い娘さんのものですね。実際はもっと紺色です。
なんとも豪華というかハデというか。でもとても品のいい色目です。
袖も長いですー。地模様がまたかわっていて「渦に波」、目がまわるぅ!
ハトのくちばしなどには刺繍がしてあります。
残念ながら、金が少し変色しているところがあります。
目立ちませんが、そこここに薄く黒くなった部分があります。
表が大胆で、ちょっと男性的な柄行だからでしょうか、
羽裏はにはこんなかわいい柄が使われています。
さて、何度も中断ばっかりで、ちーとも進まない「怪講座」ですが、
このへんでちょっとおさらいしてみましょう。
あっ「おさらい」ってよくいいますが、字はご存知ですか?
「御・浚い」です。どぶさらいも同じ…って、
いきなりそこにいってしまうとなんだかなぁですが、
要するにやったことを底からさらうように、復習してみましょうってことですね。
まぁ、これしきの怪しい講座、底から浚うこともありませんが、
とりあえず間がポンポンあきましたので(ダレのせーじゃ!)、
ちょっと振り返ってまとめてみましょう。
まず、元々は「着物のメンテ」のお話からでした。
☆ 着物には洋服と違うタイプのメンテがあって、
すべて人頼みにすると お金がかかる。
☆ 頼みたくはないが、今の時代は「洗張り・伸子張り」などを
個人でやる場合はあまりない。
☆ 和裁を出来る人が少ないため、自分で縫い直すことができない。
☆ せめて、着物を大切に着ることと、なんとかできるあたりは自分でする
工夫をする。
というようなあたりから始まりました。そして
☆ 絹物はムリでも木綿なら扱いやすいから、肌じゅばん、裾よけ、
うそつきじゅばんくらいは縫ってみたらどうだろうか。
になり、それでは「肌じゅばん」を縫うとしたら…と、
ごく基本になりそうなことのお話へ。
☆ できれば「本」を買ってみよう。
☆ 実物があったほうがわかりやすいので、できれば一枚ムダにするつもりで
解いてみるくらいのほうがわかり易い。
☆ 和裁のためのちょっとした「知恵」について。基本的な運針のコツ。
☆ とりあえずは、道具・支度のお話。肌じゅばんなら全部揃ってなくても
ナントカなる。あったほうがいいものは代用・手作りで対応する。
☆ まずはどんなものなのか、それと和裁特有の裁ち方や縫い方の紹介。
と、ここまできたわけです。
さっさと縫い始めよーよぉ…なんですが、もう少しだけお待ちください。
とりあえず、和裁をはじめられる入り口には立ちました。
図を描いて説明するなら、うちにある本をコピーして、
それを書き写したらそれですんでしまいます。
この図のとおりにこーやって、あーやって、と書けば
それでオシマイなんですが、それじゃもったいないです…。
たった一枚の肌じゅばんだけど、それを作るというチャンスに、
いろんなことをついでにお話したいと思っているのです。
そうはいっても、枝葉の話し、余分な話しになってしまうと思うのですが。
正確にいうと、寄り道しながら…になっちゃいそうです。
かえってわかりにくくならないように、散漫にならないように…と、
今、順番を考えています。毎日思わせぶりでごめんなさい。
これだけじゃあんまりなので、現在同時進行のHP用写真で、
こんなのとってみました。帯留め…何が使ってあるかというと、
真ん中にあるのは「鼈甲の指輪」です。
もちろん「ヤスモン」でんがな…2000円くらいだったか。
向かって左の黒い帯締めが「陽花様」に組んでいただいた三分締め、
右は母にもらった一分を二本使いました。
(紐のかけ方、ちょっと乱れてますね、撮り直しだなぁ)
こんなオシャレも楽しいと思いませんか?
この指輪ワザ、戴かせてもらいますっ!!
これ、後ろは一本ずつ、普通に結んでるだけですか?
今度、早速やってみよっと、かわいいですね。(o^^o)
専用の帯締めを持っていないので
できないと思いこんでいました。
でも、3分紐で、こうすれば、
長さの点でも結び目のゴロゴロということも
きっとクリアーできますね。
真似させてくださ~い。
V字に開くので、うしろでまとめて結んでしまうと
だんだん合わさってきちゃうと思うんです。
なんせ実践していないのでわかりませんが…。
上野紐は上で、下の紐は下で結んだほうが
いいでしょうね。変則的ですが、
「アリ」だと私は思っています。
どうぞいろいろ試してみてください。
「穴」のあるブローチなんてのはねらい目です。
「通せれば」いいのですから。
細い一分を何本も色違いで持っていると、
いろいろ楽しめます。
でも、とってもおしゃれで私も真似しちゃおうっと
思う一人です。
組んでいただいたのは、こういうとき
なんでも合うので重宝ですねぇ。
同じ太さで、別色お願いしよーっと。
地紋のワッカは的?・・・まさか。
帯締めのアレンジをみて、ついあやとりも可能かと妄想したわたしです。
みんな、いそがしいってのに。
三味線のお稽古日なので
帯の前はあっさりすっきりです。
名前クリックで飛びます。
よくも着たものだと思います。すごい言い方ですが。
色はもう少し濃い、紺に近い色なので、
よけいにはっきりくっきりですね。
地紋のわっかなんですが、波しぶきも一緒なので
もしかして「鳴門」近くの人?なんて…。
四国には独特の着物なども残っていますし、
結構古着もいいのがでるんですよ。
いろいろ想像たくましくしてます。
うまこ様
早速の実践、ありがとうございます。
拝見しました。あっさりしていてそれでいて
色が使える…、楽しいですね。
28日のブログで、ご紹介させていただきました。