カミカミカミ…アゴが疲れるぅ

 

おかげさまで、風邪症状もなくなりました。ご心配いただき、ありがとうございました。

今日は雨なので、続けてゆったりすごしております。

 

さて…実はこの２週間ほどで１キロやせました。

いえいえ、風邪でおなかにきたからではありません。

いわゆる「カミカミ・ダイエット」です。

元々はダイエットをするつもりではなく、先日歯茎にばい菌が入ってエライひどいめにあいましたので、

歯と歯茎にきをつけなければ…と、今まで以上に歯茎をよく磨いたり…。

噛み合わせだのよく噛むことだのと、いろいろ気にしていました。

そんなとき、テレビであの「タニタ」社員食堂のリポートがありました。

よく噛むこと。

以前にも見ていましたが、いいことだとはわかっていても、なかなかねぇ…。

その時のレポートでも「噛むと満腹感が得られる」…と、以前にも聞いたお話が聞こえていました。

しかーし、そのあとの一言が…まるでイケメンのお兄様がコッチを見てニッコリ笑ったかのように（オイオイ)、

私の心をムギュッと掴んだのでアリマス…。

その「一言」とは「よく噛むことは、体内の脂肪燃焼を高める」…！

「脂肪燃焼」、これが年とともにさがるのですねぇ。

以前「股関節（スクワット)ダイエット」をやっていました。いえ、やめたのではなく、今でもやるのですが、

毎日続けるのが、私のようにいつお風呂にはいれるか、いつ寝られるかわからない暮らしですと、

つい「あっ忘れた」…が続くんですよね。それでも「効果」というのはわかりました。

たしかに「筋肉」は、しまってきます。太ももの横なんか、ひっこみましたから。

ただ最初からスポーツインストラクターの友人に、

「筋肉を締めるのには効果あっても、そこから脂肪を落とすのが更にたいへんなのよ」といわれていました。

年齢的なものもありますね。それでも続けていけば…と思っても筋肉がしまったところで、あっ忘れた…で。

 

テレビでは「個人差もあるし、年齢的にも燃焼率の上がり方は違うので」と言ってましたが、

実際その男性リポーター、たぶん３０代かと思いますが、一週間で１キロ以上減ったというのです。

元々噛まなきゃ…がありましたので、始めてみました。

例えばごはん一口入れたら、最低２０回…と言ってましたか、それでも私４０回にしました。

まず「早食い」ができなくなります。つい忙しくてパパッと食べるのが習慣づいていましたが、まずゆっくり食べる…。

それと惠様に教えていただいたのは、おかずの中に「豆や牛房」などの硬いもの、

繊維質の多い野菜など、よく噛まないと喉にいかないものを入れること。

私は幸いにも、豆、牛房など好きですし、そのほかにも練り物(かまぼこやちくわ)を添えたりして、

とにかく「カムカム、エブリバディ」…違うってば…。

 

やってみて「満腹感」と言うのは納得しました。

脳と言うのはりこうなようで、ちと抜けているところがあります。

例えば「眼の錯覚」。たまにそんな番組がありますが「眼で見たものについて、今までの経験から、

勝手に想像してこうだと決めてしまう」、そのせいで広いほうが手前とか、大きいほうが長いとか…、

そういうことで「眼の錯覚」が起きるのですね。

「満腹感」については、専門家のお話を聞いたわけではありませんが、

通常人間って、数回噛むと、どんどん喉の方に送り込んじゃうんですね。

だから「回数多くかむ」と、「こりゃ一杯食べた」と判断する…のではないかと思います。(正確ではありません)

それで、実際どうかというと、満腹感あります。

いままで「もう少しほしい」と食べていたご飯やおかずを食べなくなりました。

最初は、とにかくいきなり「一口４０回」を始めたら、アゴが疲れるし、顎関節が痛い…。

正直「もういいわ」で食べなくなったのですが、慣れてくると、実際いつもより食事量は減りました。

満腹感があるわけですね。

 

実は「ダイエット」ということは、それほど期待していなかったんです。

それよりも「時間を決めてゆっくり食べる」ということ。私は息子も食事は別ですし、一人で食べることが多いので、

ついついあわただしく食べたり、とんでもない時間に食べたり、とちゅうで別のことしたり…。

栄養的なことにはきをつけるのですが、食べ方についてはもう「いいかげん」でして…。

それを改めたくて「さぁごはんを食べよう」…と、しっかり意識を持ち、ちゃんと「食べている」と意識して、

かみかみかみかみかみ…をしたわけです。一週間たって、ふと鏡を見て気がつきました。

アゴの下の「お肉」…二重アゴだったのが少し「へっこんだ？」

確かにまだふっくらしていて、ちょっとアゴをひくと二重アゴになります。でも以前に比べてかなり平らです。

ここは食べるのによく使うからだろう…と思ったのですが、ためしにおなかの肉を触ったら…

いままでがっしりつかめていたおなかの肉が「プヨン」としているのです。

 

よく、おなかの肉をつまんで(というよりつかんで)電話帳くらいあったら危ない…とか言ってたことがありました。

いまや「電話帳」もすっかり薄くなってますが、いえそうではなく、実際昔の電話帳くらいつかめる…感じでした。

それがなんか掴むとぷよぷよしているのです。ゆるんだ感じ…ですかね。

それで体重測ってみたら、しっかり減っていたというわけです。

このまま効果が続くのかどうかはわかりません。ただ、今までのナンタラダイエットより、

なにしろ毎日三度三度の食事のことですから、噛むことさえ続ければいいわけです。

ズボラな私にもできるかなと。ちょっと、何かをつまむのがアブナイ…。

たとえおせんべい一枚でも、口の中でとけてなくなろうとも、意識的に「カミカミ」しています。

いい加減に食べていると、なんだか間食も増える気がします。

満腹感と言うのは魔物だなと思いました。

 

脂肪燃焼がすすんでいるかどうかは別として、実際自分で自分の体を触った感じが違うのは確かです。

春にもなることですし…なにより着物のサイズを変えなくてすむなら…がんばってみまっしょい。

お願い、あと４キロ、やせたいのです～。