準備しようかなと思って外を見たら、こんなお客様が…。
見えますか?私のカメラでは、これが限界なのですが「蜂さん」です。
黒っぽいし、足が見えないし、ズングリさんですから「アシナガ」ではありませんけれど。
春から夏は、鉢植えの花やらご近所さんの花を目指して、
蜂がやってくるのは珍しくないのですが…。
この蜂さん、なんというか「偵察?斥候?」それとも「休日のモデルハウスめぐり?」
いやもう私のブログ名そのままに「ホバーリング」したまま動かないのです。
時々ちょいっちょいっと、縦横に流れるのですが、
我が家のちょうど二階の軒あたりをじーっと見ている感じなのですよ。
やがて右90度、左90度、と見渡したりして…。
ひょっとして「ここの軒先におうち作るかなぁ」なんて考えてんじゃないだろーかと。
思わず「ここは日当たり不良、吹きっさらしで風アタリ強し、
前の電線は鳥さんたちの休憩所ッぽいし、敷金も礼金も高いよっ!」(蜂蜜とるぞって?)
みつけてからしばらく見ていて、カメラを取りに行って、何枚か写して、
それでもまだいたんです。蜂さん苦手なので、伸子張りは後回しになりました。
蜂さんオネガイッ!新居はべつに探してね!
というわけで、せっかくのお日様には午後からお手伝いいただいたのですが、
今回も「ふのりナシ」…だはは。それというのもこれは羽裏だけが目的でしたので。
表はそのまま丸めてまたあとで…と思っていたのです。
ところがイザ解こうとしてよくよく見たら、なんともシャレた薄い縞でして。
「絽」ではありませんが、うすい…。トツプ写真をもう一度…こんな感じで透けます。
下の棒みたいなのは、コンクリートに映った雨よけ屋根の影、
左側は日差しの強さで真っ白にハレーション…です。
ちょっと傷があったりして、こんな生地ですから、
ちょっとした糸のツレ傷がけっこう目立つのです。
でももったいないし、とりあえず洗うだけ洗ってみるか…と、やってみたわけです。
水はもぉこげ茶色でした。染めの色の落ちもありましたが、
なにしろ解いていてちょっとひっぱると、縫い目からホコリが立つ…すごかったです。
とりあえず、さっぱりさせてみてチェックですね。
袷の仕立てですが、こんなに薄くて軽いなら「単羽織」の方がいいかなと。
紋は入っていませんでしたから、ちょっと柄なんか描いてもらうといいかな~。
で、こちらがはずした羽裏、例の「二人袴」です。
これを解くために畳んで置いてある時に、呉服屋さんの奥さんが立ち寄られました。
「なにしてんの」のお話しで、これを解いて羽裏を洗う…といったら、
「お願いだから、羽裏はうちで洗わせてちょーだい」と…。
「こんな珍しい柄はいまもうないから、シミもちょっと調べてきれいにするから」とおっしゃる。
よーするに「アンタがガシガシ洗ってダメになったらどーすんのよ」という、
「信用されてない」って話しですな。
というわけで、これは呉服屋さんでお風呂に入ります。
もう一枚も、以前ご紹介したもの。緞子の羽裏です。
イマドキはドンパはもう作るヒトもいない…んですよね。
珍しいねぇとこれも「自分で洗うなビーム」をガンガン飛ばしながら、
奥さんは帰っていかれました。洗っちゃうもんねぇ…。
ドンパは光るのでフラッシュがたけないとか、ホワイトバランスいろいろやっても
真っ暗とか、もうほんとに写しにくいんです。暗くてスミマセン。
着物の下にあるのは「香」を焚き染める道具と思われます。
これからおでかけでしょうかねぇ。
玄関先で、日の入り加減があいまいなもんですからちゃんと映ってませんが。
色は上の写真の方がホンモノに近いです。
小袖には青海波や菱模様が細かく織られています。軍配柄、豪華ですね。
こちらは今で言うところの「乱れ箱」に入っている、たぶん「掻取」、
関西では「うちかけ」、龍の正面ガオというすごい柄です。雲海もきれいですね。
これは羽裏でももちろんいいと思いますし、まだ使用可能ではあります。
ただ、緞子の羽裏は女物にはちと重さがあるのと、ハリがありますのでねぇ。
もったいないけどカットしてみたら…と、置くだけおいてみてみました。
帯にしたら、なーんか当たり前ですかねぇ。こりゃ却下…かな。
実は大きなシミがあるんです。シミばっかりはねぇ…洗って落ちる感じには見えますが、
緞子はこするとけばだったりしますから。
やっぱり「自分でやっちゃダメよ」かなぁ…と、弱腰になっています。
連休のお天気、ありがたいです。明日の仕事を今から準備…です。
見えますか?私のカメラでは、これが限界なのですが「蜂さん」です。
黒っぽいし、足が見えないし、ズングリさんですから「アシナガ」ではありませんけれど。
春から夏は、鉢植えの花やらご近所さんの花を目指して、
蜂がやってくるのは珍しくないのですが…。
この蜂さん、なんというか「偵察?斥候?」それとも「休日のモデルハウスめぐり?」
いやもう私のブログ名そのままに「ホバーリング」したまま動かないのです。
時々ちょいっちょいっと、縦横に流れるのですが、
我が家のちょうど二階の軒あたりをじーっと見ている感じなのですよ。
やがて右90度、左90度、と見渡したりして…。
ひょっとして「ここの軒先におうち作るかなぁ」なんて考えてんじゃないだろーかと。
思わず「ここは日当たり不良、吹きっさらしで風アタリ強し、
前の電線は鳥さんたちの休憩所ッぽいし、敷金も礼金も高いよっ!」(蜂蜜とるぞって?)
みつけてからしばらく見ていて、カメラを取りに行って、何枚か写して、
それでもまだいたんです。蜂さん苦手なので、伸子張りは後回しになりました。
蜂さんオネガイッ!新居はべつに探してね!
というわけで、せっかくのお日様には午後からお手伝いいただいたのですが、
今回も「ふのりナシ」…だはは。それというのもこれは羽裏だけが目的でしたので。
表はそのまま丸めてまたあとで…と思っていたのです。
ところがイザ解こうとしてよくよく見たら、なんともシャレた薄い縞でして。
「絽」ではありませんが、うすい…。トツプ写真をもう一度…こんな感じで透けます。
下の棒みたいなのは、コンクリートに映った雨よけ屋根の影、
左側は日差しの強さで真っ白にハレーション…です。
ちょっと傷があったりして、こんな生地ですから、
ちょっとした糸のツレ傷がけっこう目立つのです。
でももったいないし、とりあえず洗うだけ洗ってみるか…と、やってみたわけです。
水はもぉこげ茶色でした。染めの色の落ちもありましたが、
なにしろ解いていてちょっとひっぱると、縫い目からホコリが立つ…すごかったです。
とりあえず、さっぱりさせてみてチェックですね。
袷の仕立てですが、こんなに薄くて軽いなら「単羽織」の方がいいかなと。
紋は入っていませんでしたから、ちょっと柄なんか描いてもらうといいかな~。
で、こちらがはずした羽裏、例の「二人袴」です。
これを解くために畳んで置いてある時に、呉服屋さんの奥さんが立ち寄られました。
「なにしてんの」のお話しで、これを解いて羽裏を洗う…といったら、
「お願いだから、羽裏はうちで洗わせてちょーだい」と…。
「こんな珍しい柄はいまもうないから、シミもちょっと調べてきれいにするから」とおっしゃる。
よーするに「アンタがガシガシ洗ってダメになったらどーすんのよ」という、
「信用されてない」って話しですな。
というわけで、これは呉服屋さんでお風呂に入ります。
もう一枚も、以前ご紹介したもの。緞子の羽裏です。
イマドキはドンパはもう作るヒトもいない…んですよね。
珍しいねぇとこれも「自分で洗うなビーム」をガンガン飛ばしながら、
奥さんは帰っていかれました。洗っちゃうもんねぇ…。
ドンパは光るのでフラッシュがたけないとか、ホワイトバランスいろいろやっても
真っ暗とか、もうほんとに写しにくいんです。暗くてスミマセン。
着物の下にあるのは「香」を焚き染める道具と思われます。
これからおでかけでしょうかねぇ。
玄関先で、日の入り加減があいまいなもんですからちゃんと映ってませんが。
色は上の写真の方がホンモノに近いです。
小袖には青海波や菱模様が細かく織られています。軍配柄、豪華ですね。
こちらは今で言うところの「乱れ箱」に入っている、たぶん「掻取」、
関西では「うちかけ」、龍の正面ガオというすごい柄です。雲海もきれいですね。
これは羽裏でももちろんいいと思いますし、まだ使用可能ではあります。
ただ、緞子の羽裏は女物にはちと重さがあるのと、ハリがありますのでねぇ。
もったいないけどカットしてみたら…と、置くだけおいてみてみました。
帯にしたら、なーんか当たり前ですかねぇ。こりゃ却下…かな。
実は大きなシミがあるんです。シミばっかりはねぇ…洗って落ちる感じには見えますが、
緞子はこするとけばだったりしますから。
やっぱり「自分でやっちゃダメよ」かなぁ…と、弱腰になっています。
連休のお天気、ありがたいです。明日の仕事を今から準備…です。
逃がした鯛は大きかった。
ついでに元に戻って、布海苔を焚く水加減は水2リッターに布海苔25グラムが基本にしています。
濃いめが良いときは30グラム。
防腐剤を入れておけば冷蔵庫で長く使えます。
またまた、良い羽裏ですね。
ドラえもんのポケットの様に出てきます。
クマバチは熊ん蜂とあだ名される
スズメバチと違い、
おとなしい花専門の蜂です。
黒い光るおしりと羽に黄色いチョッキの
派手な出で立ちにぶんぶんうるさい羽音で
怖がられますが気にせず作業していれば
何事もありません。
間違っても追い払ったりすると
攻撃されたと思って、何かするかもしれませんので
完全無視で静かに作業されれば大丈夫です。
いまやこういう風俗は無いとしても、歴史として残っているのですから、こういう柄を活かせば良いのに~。
これ、帯が素敵だと思いますけど・・・
何か使う先が見付かると良いですねぇ。
横レスで済みません!
クマバチと熊ん蜂の違い、知りませんでした!
ご教授、ありがとうございます。
まだまだあるのです。
羽織で取っておくのは場所をとるので、
順次解いていくつもりです。
お楽しみに?!
ふのりの割合、ありがとうございます。
母の「自分で決めた容器」の割合も、
きっと同じようなものだったのでしょうね。
昔はなんでも「目分量」でしたね。
教えていただいた割合で、一度やって見ます。
はい、上の方にいたので、チョッキが
見えなかったのですが、暑い季節にやってくる
「くまさん」だと思います。
おおむね「かまわなければ」と
知ってはいるのですが、父が刺されてまして、
あの「腫れ」をしっているものですから、
つい敬遠します。音もすごいですよね。
ほんとに「せめて絵で遺して」と思いますね。
これ、やはり左右両方揃っての柄だと思うので、
真ん中で切るのは、なんかもったいなくて。
広いままだと、特大のクッション?
お昼寝ぶとんみたいになりますね。
いろいろ悩んでみます。
「くまばち」と「くまんばち」、
私も大人になってから知ったんですよ。
けっこう混同してますよね。
やっぱり怖いです。
なにもしない蜂でも、何処かへ消えるまで
気になって用事が出来ないです。イヤですね。
素敵な羽裏が何に変身するのか楽しみです。
私はまだ一度も刺されていないのですが、
父が「いたいぞぉ」って言うんです。
突然やってくると、とにかくじっとして
そおっとさりげなく動いてますが、
ひやひやものですよね。
この羽裏、悩んでますー。どうしましょうかねぇ。