
まぁよく降ること降ること…まだ降っております。
幸い、朝方雷に起こされたくらいで、何事もありませんでしたが、梅雨時のようにべたべたして…。
ついにエアコンの除湿をかけました。
さて、連休でもありますし、それでなくともこのところのんびりなのですが、
トップ写真のモノが、大雨の中届きましたので、準備だけでもするかな…と。
見たまんま「プリントできる布」です。普通のプリンターでOKです。但しインクジェットプリンターです。
A4サイズが2枚で、割引価格735円…。
うらに接着剤が付いていますので、アイロンでほかのものに接着できます。
写真にもあるように、切り抜いてTシャツの胸に貼ったり…ができるというわけですね。
これをなにに使うか…まずはこちらがプリントしてみたもの。
下に白い紙を置いてしまったので(アホです)、わかりにくくなってしまいましたので
ちょっと下の方だけ線で囲みました。下左が「プリントした布」、上、後ろが「お試し」に普通の用紙にプリントしたもの。
ほとんど色目もかわりませんでした。(元の写真とは少し変わります)
じゅばんの柄や、羽裏、大島はハギレです。いずれも写真を加工したものを1枚のA4サイズにはめ込みました。
これをどうするか…例えば、です。
こちら、私の「過去の栄光の保管品??」、サイズ26インチのGパンです。8オンスの薄手。
当時ブリーチというのがはやりはじめのころで、これはマッキャンベルのアイスブルー。
単にサイズが合わないだけで、まだ穿けるのですけれど…片足もはいりまへん…。
そこできれいなところをカットして使おうと…この形、今はこういうのをブーツカットとかいいますが、
当時は「ベルボトム」といいました。
ここにですねぇ、こんなふうに貼り付けて、点線のような巾着にしたろかいなと…。(大島のハギレです)
プリントして20分は放置(印刷を安定させるため)というので、待ちきれず置いただけで撮りました。
実物をパッチすればいいではないか…なのですが…。
もちろん、ハギレはたくさんありますから、ソレもできます。
ただ、例えば上の写真で言うなら「人物の絵」、じゅばんなので、そこだけ切り抜きたくはない…とか、
真ん中の大原女さんは、傷みがあって裏打ちしても洗濯に耐えられるかどうか…なのです。
そういうものだったら、プリントして使えば柄を楽しむことはできますよね。
もちろん、お召しや酒布などのいいものを使って作るバッグなどには、イミテーションは使いたくありませんから、
手持ちでカットできるハギレを使いたいと思っています。
でも、コットン地で、こんな感じのちょっとした巾着とか、小物だったら、これでも柄が楽しめるなぁと。
そんなわけで、おタメシをしてみたというわけです。
A41枚で、正規の価格だと400円くらいですか、ちょっとたくさん買う気にはなりませんが、
よく考えて並べてプリントすれば、おしゃれな小物つくりには便利かなと思います。
まだ作っていないので、あとは洗濯にどれくらい耐えるか…ですねぇ。
注意事項は目が痛くなるほど、細かく書いてあります。
普通に考えても、毎日ガシガシ洗うようなものには、使わないほうがいいと思いますねぇ。
というわけで、連休後半突入日、大雨の音を聞きながら、ちょびっとやってみました。
いいかげん、やんでくれまへんかねぇ…洗濯物がブランブランですがな。
私は不器用ですけど。
でも聞いて。
半幅帯を二本、こないだ作ったんですよん♪
リバーシブルの。
気に入って買って、長いことしまったままだった和テイストの綿素材です。
なかなかいーです(てまえみそ?)
あまりお目にかかれないこういう素敵な和柄は、小さな和装用のバッグに仕立てても雰囲気があってお洒落!!!
きっちりインクジェットですね。
それにしても用紙は高価です。
インクが反応染料ならそれ用の下加工をした用紙(用布?)なら反応時間が過ぎれば定着する筈。
結構耐光性も強く、選択しても落ちない可能性があります。
顔料インクだとそのままでも強いのですが、アイロンをかけてやるとより強くなる筈です。
こんな用紙生地が出来るのは時代ですね。
インクジェットが席巻する筈です。
すごい世の中に・・・・
興味を広げているとんぼさん、
いろいろ探して試していらっしゃる!!
さびつくばかりの私は、
驚くばかりです。
そして、世の中には興味があれば、
どこまでも広がるアイテムがあることも
知りました。
手仕事は、やらないと禁断症状が出ます。
ちょこっと作れるものなら、手作りはなにより大事にできるものです。
半幅帯、締めるのが楽しみですね。
このプリントはなかなかです。発色は確かにインクジェットですからいいですよ。
ほんとにこんなものまでできて…。
20分放置のあと、アイロンで更に確実な接着を…とありました。
色的に洗濯には強いとは思うのですが、心配なのは、
接着のキワが剥がれてくることです。
アイロンパッチのアップリケなども、洗濯がすぎると、
貼ってある端っこからはがれてきたり、ほつれたりするのです。
できれば手洗いで…ですね。
しかし、振り袖にこれは…やっぱりナシです。
あくまで「普段用、汎用小物」ですよ。
プリンターに入るサイズでないと…ですから、
おのずと限られてきますが、
それにしてもインクジェットプリントは、プリンターさえあれば、
どこでもできる…なんか恐ろしいですわ。
やっててこれだ…。
今は例えば型紙作りも、それを作る専用紙が、イロイロ出ています。
新聞紙や広告にわかりづらいのを苦労しながら線をひいていたのが、ウソみたいです。
それなりにお金が…とは思いますが、耐久性があったりと、
メリットを考えると、これは使ってもいいな、というものが、
たくさん出ています。
逆に、これくらいは自分で作ってよ…なんてものも。
手芸用品のHPを見ると、いろいろなもので眼が点になったり、
眼から鱗だったり、おもしろいですよ。