雨だったーのお話しばっかりでしたので、せめて八重桜の写真です。
東寺の庭内、すぐそばに池もあって、気味悪いほどの大きな鯉がたくさんいました。
さて、久しぶりの京都には何を着ていくかと、さんざん楽しく悩んだのに、
結局洋装で三日すごすハメになりました。天候異変が恨めしい~。
せめて「予定」していたものを、お福ちゃんに着てもらおうと思います。
往復は新幹線にも乗るし、初日は弘法さんを歩き回るし…と思い、
汚れが目立たない黒系で、あの「かたばみ」柄の紬にする予定でした。
半衿は白大島のはぎれ、薄ぼんやりと花がひとつふたつあります。
帯は10年位前に母からもらった八寸帯、なんたってフニャンフニャンなんです。
でも締めやすいフシギな帯で、織が変わっていてちょっと面白い地模様です。
お太鼓柄、もう少し上ですよね、すみません。
全体が黒、茶、白とジミ目なので、帯周りは赤系。
海老茶のちりめん帯揚げに、帯締めは陽花様に組んでいただいたもの。
表と裏で色が違うのですが、うしろのお太鼓の中でひとねじりして、
左右で色がかわるように締めました。
長じゅばんは、あの薄いピンクに唐辛子柄。
気温がはっきりしませんでしたが、どちらかというと
「4月も下旬にはいるのだから暑いかも」という想像で、単羽織を出していました。
とんでもなく大ハズレでしたが…。
黒いですが、光を当てるとこんなに透けます。
ウサギさん柄の地模様、ざらっというかしゃらっとしたお召しです。
羽織紐は組みひものモノトーン、磁石式の無双紐です。
二日目の「遊工房さま」へお伺いするときは、こちらの着物でと思っていました。
あの薄紫の紬です。
帯はこれまた「もらいもの」の作り帯です。縮緬の染め帯。
白地に鳥さんと花柄。私にしては、かわいくて色柄華やかな帯ですが、
着物が無地感覚なので、春らしくていいかなと…。でも当日は10度なかったんですよね。
帯周りは春らしく薄緑と黄色の染め分け綸子の帯揚げに、
これも陽花様に組んでいただいた、帯留め用のモスグリーンの帯締め。
帯留めはこの前作った「大島紬」のはめ込みです。
ここが今回のボケ・ポイント、ダメですねこりゃ。ツヤある帯留め…さがそ…。
襦袢はすみません、うっかり写真をとる前に半衿をはずしてしまって…。
薄い灰紫の絞りをつけていました。襦袢はこちら、あの姉様人形と矢絣。
そして何より、これを着ていきたかったのです。遊様で染めていただいた
「かわほりさんの道中着」、あら、前が反り返ってます、すみません。
かわほりさんのアップです。
反物も選んでいただいたのですが、地模様も凝っていてとてもステキなんです。
色は黒に近いグレーです。
染めていただいてからまだ一度も着て行ってないんですよぉ。次こそは!です。
そんなわけで、結局あれこれ上も変えようかなどと迷っているうちに、
降水確率90パーセントで、断念したというわけです。
さて、丸々一式の着物を入れていこうと思っていたバッグはこちらです。
日帰りとか、帯つきくらいの荷物なら、もうひとつの小型でやわらかい素材の
着物バッグなんですが、今回のような旅行の時は、やっぱりしっかりしていたほうが安心。
これは「キモノカフェ」さんで購入しました。今なら安売り中です。
ちゃんと立つので新幹線の中でも脇に立たせて置けます。
中はこんな感じです。中の手前の方に白い部品が見えていますが、小さいローラーです。
入れ忘れてしまったのですが、ここにプラ製の棒がはめ込みになっています。
着物や帯を掛けられるわけですね。
着物を着るお出かけのときの荷物というのは、いろいろですよね。
たとえば今回のように、着物一そろいを持っていく場合、
着物で行って、帯だけとか帯と羽織を持っていく場合。
着物だけ着替えを持っていく場合、肌着や襦袢の着替えだけの場合…。
その時々によって使い分けだと思うのですが、
これだと、スーツケースのように使えるので、洋服の場合のものも入れられます。
ちなみに、今回は二日目の「着物・じゅばん・帯・道中着・肌着・小物・草履」
全て入って、まだちょっと洋装の肌着くらいは入りそうでした。
入れ方は自由ですが、私は草履を片方ずつポリ袋に入れて、ふたの裏右側の
ビニールポケットに入れましたが、小判型の草履がきっちり入りました。
左のビニールポケットに、草履カバー(雨用)と紐や伊達締めなどを入れた巾着。
足袋は足袋入れに入れて着物の間にはさみました。
けっこう入ります。ちょっと値が張りますが、一つあると便利です。
実は私も安売りの時に買いました。横の柄がいろいろあるのですが、
人気商品らしく、すぐに売れてしまいます。
私が見たときは、この琉球絣柄しか「ジミ目」が残っていませんでした。
ほんとは汚れが目立たない濃い色にしたかったのですが…。
とまぁこんな感じで、ついに今回は夢物語に終わってしまった着物旅行でしたが、
次回はまた着物で楽しく悩んでみたいと思っています。
明日もまだ京都のお話、お土産のことなど書く予定です。
もうしばらく「旅のお話し」にお付き合い下さい。
それにしても帰ってきてから晴れるなんてぇ~~。
追記…すみません、さきほど「キモノカフェ」さんのリンクが間違ってました。
直しましたので…。
東寺の庭内、すぐそばに池もあって、気味悪いほどの大きな鯉がたくさんいました。
さて、久しぶりの京都には何を着ていくかと、さんざん楽しく悩んだのに、
結局洋装で三日すごすハメになりました。天候異変が恨めしい~。
せめて「予定」していたものを、お福ちゃんに着てもらおうと思います。
往復は新幹線にも乗るし、初日は弘法さんを歩き回るし…と思い、
汚れが目立たない黒系で、あの「かたばみ」柄の紬にする予定でした。
半衿は白大島のはぎれ、薄ぼんやりと花がひとつふたつあります。
帯は10年位前に母からもらった八寸帯、なんたってフニャンフニャンなんです。
でも締めやすいフシギな帯で、織が変わっていてちょっと面白い地模様です。
お太鼓柄、もう少し上ですよね、すみません。
全体が黒、茶、白とジミ目なので、帯周りは赤系。
海老茶のちりめん帯揚げに、帯締めは陽花様に組んでいただいたもの。
表と裏で色が違うのですが、うしろのお太鼓の中でひとねじりして、
左右で色がかわるように締めました。
長じゅばんは、あの薄いピンクに唐辛子柄。
気温がはっきりしませんでしたが、どちらかというと
「4月も下旬にはいるのだから暑いかも」という想像で、単羽織を出していました。
とんでもなく大ハズレでしたが…。
黒いですが、光を当てるとこんなに透けます。
ウサギさん柄の地模様、ざらっというかしゃらっとしたお召しです。
羽織紐は組みひものモノトーン、磁石式の無双紐です。
二日目の「遊工房さま」へお伺いするときは、こちらの着物でと思っていました。
あの薄紫の紬です。
帯はこれまた「もらいもの」の作り帯です。縮緬の染め帯。
白地に鳥さんと花柄。私にしては、かわいくて色柄華やかな帯ですが、
着物が無地感覚なので、春らしくていいかなと…。でも当日は10度なかったんですよね。
帯周りは春らしく薄緑と黄色の染め分け綸子の帯揚げに、
これも陽花様に組んでいただいた、帯留め用のモスグリーンの帯締め。
帯留めはこの前作った「大島紬」のはめ込みです。
ここが今回のボケ・ポイント、ダメですねこりゃ。ツヤある帯留め…さがそ…。
襦袢はすみません、うっかり写真をとる前に半衿をはずしてしまって…。
薄い灰紫の絞りをつけていました。襦袢はこちら、あの姉様人形と矢絣。
そして何より、これを着ていきたかったのです。遊様で染めていただいた
「かわほりさんの道中着」、あら、前が反り返ってます、すみません。
かわほりさんのアップです。
反物も選んでいただいたのですが、地模様も凝っていてとてもステキなんです。
色は黒に近いグレーです。
染めていただいてからまだ一度も着て行ってないんですよぉ。次こそは!です。
そんなわけで、結局あれこれ上も変えようかなどと迷っているうちに、
降水確率90パーセントで、断念したというわけです。
さて、丸々一式の着物を入れていこうと思っていたバッグはこちらです。
日帰りとか、帯つきくらいの荷物なら、もうひとつの小型でやわらかい素材の
着物バッグなんですが、今回のような旅行の時は、やっぱりしっかりしていたほうが安心。
これは「キモノカフェ」さんで購入しました。今なら安売り中です。
ちゃんと立つので新幹線の中でも脇に立たせて置けます。
中はこんな感じです。中の手前の方に白い部品が見えていますが、小さいローラーです。
入れ忘れてしまったのですが、ここにプラ製の棒がはめ込みになっています。
着物や帯を掛けられるわけですね。
着物を着るお出かけのときの荷物というのは、いろいろですよね。
たとえば今回のように、着物一そろいを持っていく場合、
着物で行って、帯だけとか帯と羽織を持っていく場合。
着物だけ着替えを持っていく場合、肌着や襦袢の着替えだけの場合…。
その時々によって使い分けだと思うのですが、
これだと、スーツケースのように使えるので、洋服の場合のものも入れられます。
ちなみに、今回は二日目の「着物・じゅばん・帯・道中着・肌着・小物・草履」
全て入って、まだちょっと洋装の肌着くらいは入りそうでした。
入れ方は自由ですが、私は草履を片方ずつポリ袋に入れて、ふたの裏右側の
ビニールポケットに入れましたが、小判型の草履がきっちり入りました。
左のビニールポケットに、草履カバー(雨用)と紐や伊達締めなどを入れた巾着。
足袋は足袋入れに入れて着物の間にはさみました。
けっこう入ります。ちょっと値が張りますが、一つあると便利です。
実は私も安売りの時に買いました。横の柄がいろいろあるのですが、
人気商品らしく、すぐに売れてしまいます。
私が見たときは、この琉球絣柄しか「ジミ目」が残っていませんでした。
ほんとは汚れが目立たない濃い色にしたかったのですが…。
とまぁこんな感じで、ついに今回は夢物語に終わってしまった着物旅行でしたが、
次回はまた着物で楽しく悩んでみたいと思っています。
明日もまだ京都のお話、お土産のことなど書く予定です。
もうしばらく「旅のお話し」にお付き合い下さい。
それにしても帰ってきてから晴れるなんてぇ~~。
追記…すみません、さきほど「キモノカフェ」さんのリンクが間違ってました。
直しましたので…。
けっこう気に入った組み合わせなんです。
草履は、別に持っていくつもりだったんですよ。
黒いほうは、往復と骨董市なので、
よくあるつや消しの皮のこげ茶色に渋め鼻緒。
紫の方には「カラス表」を履くつもりでした。
「畳表(つまり白いの)」は、鼻緒が白なら
(実際にはちょっと金銀が入ったほうが
いいとおもいますが)礼装にも使えます。
昔の武士の奥方の履物ですね。
磁石、私も気になって、これを着たときは、
ケータイを帯に挟まないでおこうと
思っていました。実際どうなんでしょうねぇ。
組み合わせて…はいそこまで~って、
ほんっとお預け!ですよぉ。
ほんとに碁盤みたいですよね。
母はオセロすきだったし…。
なんか「ここへ打って…」なんて
やりたくなります。
やっとお天気も安定してきたみたいですから、
そろそろ着たいですー。
ありがとうございます。
着たかったですー。
この羽織紐、なんだかおもちゃみたいですわ。
便利ですけれど、情緒ありませんよね。
かわほりさんはちっともきていかれなくて…。
お里帰りさせてあげたいのに…です。
このどちらにも合う履きものは、どんな物を予定してらしたんですか?気になります^^
磁石式の羽織紐って、初めて見ました!
帯にケータイ差してたら、ちょっと不安?それほどの磁力でもないものなのかしらん。
つい・ぱちぱち留め直して遊んでしまいそうです。
こうして取り合わせを見せていただくと、拝見しているだけでも残念な気持ちが伝わってきます。
上の帯、五目並べみたいに見えますね。
下の帯のはんなりした色味が春らしくて素敵です。
ちかいうちにどちらの取り合わせもお召しになる機会がありますように~!
素敵で、着姿を見せてもらいたかった
と本当に残念です。
磁石付きの羽織紐素敵ですねぇ。
帯の柄とも合ってお見事!
紫の着物にかわほりさんの道中着も
おしゃれですね。