ちょっと手作りクリスマス

アイデアというのは、とんでもないときに浮かぶものでして…。

ネットの「懐かしいお菓子」だったかで「パラソル・チョコ」を見たときに

「円錐形のとんがり帽子みたいなツリー」と思いつき、早速ごそごそと探しましたが、

お目当てのものをだしてきましたら、ちと大きいなぁ…。カットするのももったいないし…。

で、手芸やさんをウロウロとハシゴして、見っけました「発泡スチロール円錐形」、

これってなかかないんです。まん丸のだと「スチ・ボール」とか「素ボール」であるんですが…。

実はフラワーデザインの台なんですと…。

とりあえずそれをチェックしながら「何を貼るか…」、最初はクリスマスプリントを貼ろうかとか 

いっそ自分で塗るかとか…いろいろ迷っていてふと見つけたのが「ハンパもの毛糸」、

たいへんお安いですー。よしこれでいこう…と「円錐スチ」と「毛糸一個」購入。

台はどーする？こういうときは「トールペィンティング素材」にいいのがあるんです。

我が家の「在庫」のザル豆腐のザルだとか、そうめんの木箱だとかを思い浮かべつつ見ていると…あった！　

よっしゃこれでいきましょう…。ほかにいくつか台になるものを買いまして、

あとは自分ちの「クリスマスもの材料在庫」の中から、生地、リボン、ベル、ピック、グラスボール、

それに工作用紙にはさみ、ボンドにグルーガン…。使いそうなものは一応全部出します。 

注文品が着くのにちょっとかかりましたが、全部そろいましたので、まずはプレゼント用、

気合を入れて作りまして「かわいがってもらうんだよ」と送り出しました。さぁツギは自分ち用…。

 

手首の動きが鈍いのと、腱鞘炎の中指がゆーこと聞かないのですが、

こういうことをしているときは、へっへっへ…フッフッフ（イケマセン…）。

台には両脇ワイヤー入りリボン（シーズンオフだと安くなります）を両面接着テープで貼り

裏はフェルトを貼りました。金色の「メリークリスマス」も１０年位前に買ったリボンを、

毎年ちょっとずつ使ってます。これもテープ貼り。台の大きさは手のひらを隠すくらい。

 

　　　　 

　　　　　

ツリーは、円錐土台に両面接着テープを少しずつ貼りながら、上から毛糸をグルグルグル…、

ちなみに毛糸はこんなのです。

 

　　　　　　　

 

飾りと「止め」をかねて、赤いマチ針をさします。てっぺんは、別の飾りから落ちちゃったもの。

こうやって巻いてから、下が見えてるとか、でこぼこの具合を修正します。

　　　

　　　　　　　　　　　　　

 

さて、あとは何と何をどう載せるか…こりゃもぅいきあたりばったり…。

えーと、これは台が小さいんだから、ごくごくシンプルにいこう…でこうなりました。

天使くんとグラスボールに、楽器のピックです。

 

　　　　　　　　　

 

「円錐」と一緒にみつけておいた「天使くん」、カードスタンドなんですが、かわいいでしょ。

最初雪だるまかと思ったら、うしろにちゃんとホンモノの羽がついているんです。

カードスタンドには、これもいつ買ったか覚えていないほど古い、オーナメントの「靴下」、

「メリークリスマス」の字は台の方にリボンで貼ったので、カードのかわりにこれを掲げてもらいました。

「プレゼントちょーだーい」ですね。

 

リボンなどは両面接着テープで貼りましたが、動かないようにしたいものはグルーガンです。

これがねぇ…コツがいるんですわ、糸ひくし…熱いし…。気をつけないとヤケドします。

でも、接着は強力！ほらね、逆さまにしても落ちないんですよ。

 

　　　　　　　　　　　　

 

さて、この台、なんでしょうか…。もうお分かりですよね。

メモばさみ…でした。このななめになってるところが使えそう…と思ったんです。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 毛糸やリボンは、１回作って全部使うわけではありませんし、

台なども、空き箱や１００均でみつけたカゴだとかでもいいわけです。

今回のものは、細かく計算してみても、多分１５００円いくかいかないか…。

高いのは市販のオーナメントですが、この天使くんは１個４３０円、

リボンが相当高くて、柄がいいと１ロール２０００～３０００円ですが、

安いときに１ロール買っておくと、何十回分…です。

我が家のリボン類は、毎年少しずつ使ってますが、１０年経っているものもあります。

メモばさみは「いろいろお買い得３個組」でしたので１個３００円ちょっと。

ピック類は、大きさによりますが２００円とか３００円とかそんなもんです。

円錐スチロールは７４円！

わざわざ全部買わなくても、お菓子についていた赤や金色のリボンなども使えますし…。

（だからモノが捨てられないのですわ…）

クリスマスカラーの「赤、緑、金」があれば、それらしくなります。

手近なもので、やってみてください。