ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

被衣(かつぎ)

2005-11-05 00:27:24 | 着物・古布
着物を着られる方なら、1枚目の写真をご覧になって 「あれっ?なんかヘン」と思われるでしょうね。 そうです、着物をこういう形に広げた時、衿はここにきません。 (わかりやすいように衿を裏側に折り返しました。赤いところです) もっと上、肩線に衿が乗りますね。このまま着ると、背中があまっちゃいます。 これは「かつぎ」と呼ばれるもので「着る」ものではなく「被るもの」です。 それで漢字では「被衣」と書きます . . . 本文を読む
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私物ですー

2005-11-04 21:34:45 | つれづれ
カテゴリー「つれづれ」より「古布」に入れたほうがいいんじゃないの? といえそうな、古いものばかり・・。僅かに「白」の帯締めのみ「新品」です。 私が普段よく使うもの・・です。いつの間にか帯締めは、 端が「房」でないものを好むようになりました。 別に房が嫌いなわけではないんですが、ちょっとかわったもの・・と 探して選んでいたらいつのまにか、房の方が少なくなってました。 一番上のは、真ん中で片方が5 . . . 本文を読む
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この写真もcief様よりの借り物です。

2005-11-03 22:28:09 | 昔の道具・暮らし
この前の「櫛」のページにコメントをいただきました。 「くしけずる」という言葉についてです。 なんか「けずる」ってほんと、痛そう・・。 そのことは、漢字の読み方から・・ということではないかと思うんですが。 「けずる」というとホント、髪の毛ゴソッと抜けそうですよね。 でも実は「けずる」とまではいかなくても、その表現でいいんじゃないか・・ という思いをいだいたことがあるんです・・。 女性が垂髪からま . . . 本文を読む
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この写真は素材屋さん「cief」様からお借りしました。

2005-11-02 23:16:18 | 昔の道具・暮らし
つれづれの「扇子のお話し」の続きです。 平安時代、扇子というと女性用の「檜扇」がパッと思い浮かびます。 もともと「木簡」をつないだものが原型といわれています。 男性用だと僧侶などが使った「中啓(ちゅうけい)」と呼ばれるものが、 「あ~あれね」とわかりやすいでしょうか、あの先が少し開いた 「三味線のバチ」みたいなかっこした扇子です。 あれもひらこうと思えばひらけるのですが、お飾りみたいなもので め . . . 本文を読む
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秋だというのに扇子?

2005-11-02 21:49:12 | つれづれ
この扇子は特別古いものではありません。 単なる私の持ち物・・。実は10年ほど前、つまり体質の変わり目?? そのころから「暑がり」になりました。やたらと汗もかきます。 最近は、真冬でも建物、乗り物の中は暖房完備、これが辛いときがあります。 それで、私のバッグには一年中「扇子」が入っています。 大きいほうが好きで男物も使います。真冬はさすがに大きいのでバタバタと 仰ぎまくるのも気恥ずかしいので、一番 . . . 本文を読む
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一番最初に使った画像ですが・・

2005-11-02 00:36:01 | 着物・古布
アケビ、もうとっくに終わっちゃいましたが、 今日は「実」ではなくツルの方のお話し・・。このアケビは実家の玄関先に 毎年大きな実をつけます。実は私は「実」より「ツル」の方が欲しいのですが、 父は「いっぱいはダメ」と、3年にいっぺんくらい、 リース1個分くらいのツルをくれます。なかなか丈夫なものです。 日本は農耕民族で、国には四季があります。いろいろな植物に恵まれ それを生活にいろいろ利用してきま . . . 本文を読む
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こちゃごちゃしてますが・・

2005-11-01 00:44:58 | 着物・古布
これは長襦袢です。真ん中の柄が違うところが「背縫い」で、 右と左にちょっとだけ見えているのが「袖」です。 この画面のすぐ上が衿です。わかりにくくてすみません。 なんでこんなにいろんな模様が入っているかといいますと、 これは「染め見本」を使って作っているからです。 「染め見本」というのは、呉服屋さんや染め屋さんで、 お客様がこれを見て、白生地に染めてもらう柄を選ぶものです。 染めの見本ですから、 . . . 本文を読む
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