先日、久しぶりのツーリングへ出掛けて帰宅して点検すると・・・
ブレーキキャリパーが濡れてる!!
ありゃー!フォークオイルが漏れてるジャン!
そろそろオイル交換と思ってましたがシールがイッてしまいました。
ブレーキキャリパー側はダストが入り易いとは思っていましたが
結局、漏れてから直す私でした^^
ビューエルの純正は入手困難?
ネットで諸先輩方が公開していた品番を頼りに取り寄せる私です。
ほんじゃ、届く前に分解しよう!
って事で、倒立サスの分解は初めてです。
何やら特殊工具が必要なようですが・・・・
アウターチューブを引き下げると見えてきたのがスプリングカラーです。
この穴にピンを刺して引き下げるらしい^^
安くて簡単な方法を考えた結果!
日曜大工でDIY♪
鉄アングル類は高価で作るのが面倒だから木製にしました^^
押し下げるのでは無く押し上げる方法♪
イメージはこんな感じ^^
ピンは先端が引っかかるヤツが良いとネジ類を探すと
良いもの発見♪ アンカーボルト! オイラのバイクはファイヤーボルト^^
俺って天災♪ ちゃう天才^^
しかし、ハンドドリルで真っ直ぐ穴が開かない(^^;)
上がフリーハンド
下は・・・・
部屋に転がっていた小物入れでセンターを出してドリルスタンド代わり
そして完成したのが、これ^^
下からジャッキで押し上げると
ニョキニュキってダンパーのロックナットが見えてきます。
スパナをさし込んでアジャスターロッドを取り外して
スプリングを抜き取ってオイルを出すと・・・・
うひゃー!まっ黒け^^ ダメじゃんねぇ
今回は、初分解と言う事でシールだけ取り寄せますが
ダストシールも交換が必要なので今回の作業は終了(中断)
ん~メタルガイドもブッシュガイドも交換した方が良さそう^^;
サイズだけ計って純正部品を探してみよう
そして、この日の夕方は新入生歓迎会があり久々の飲み会^^
宴会も終わって自宅へ帰ると、オイルシールが届いていました。
お気に入りの、夏限定焼酎を飲みながらシールの形状を見ると・・・
これは美味しい♪
あれ?? サイズが違うじゃん!
上の左が取り外したオイルシール 右がダストシール
下のが取り寄せたオイルシール・・・
ダメじゃん^^;
って事で再注文した週末でした。
それから・・・・・ 一週間
いや~まさかのオイルシール品番間違い^^
今度は間違いない!言う事で組み付けです。
生涯に何度も組み付ける事は無いのでシール打ちこみ器具は持ってません
40φ塩ビ管の継ぎ手を半分に切って治具にします。
これはムズイ^^
普通のフロントフォークなら塩ビ管を割らずに打ち込み治具に使えますが
隙間から狙う打ちこみは気合いと根性が入りますね
擬音で言うと、コツ・・・コツ!!
コンコン! ・・・・!!! ガン!ガン!!うりゃぁぁ!ゴン!!!!
ふぅ~^^
メタルガイドの打ち込み量が意外に重要でした。
21mm以上は打ちこまないと、シールが入りません(実を言うと2回、やり直しています^^)
ほんでオイルシールを!コツイコツコツ・・・・
うにゃぁぁぁ!!!ガンガンガン!!
何とかスナップリングが入る11mmまで打ち込み完了です^^
オイル注入~!
実を言うと(実でも無いですが^^)ビューエルのサスはSHOWA製です。
オイル粘度は#8らしいですが無いので#10を入れる私^^
400cc入れて
赤いですね~
ラジコンのダンパーオイルをチョイスしていた頃を思い出します。
たしか・・・タミヤの赤色ダンパーは#100番だったかな?
それに比べると#10はシャビシャビですね^^
気泡抜きして
何だか急にラジコンが作りたくなりました^^
ここが大事!!
液面調整です。
手作りの吸引器で吸い取ります^^
チューブとパイプを組み合わせてバキューム!!(口です)
注射器があったのに・・・・どこ行ったか分からず1メートルパイプとブレーキキャリパーのエアー抜きで使っているホースを組み合わせて、ちゅー(><)って吸引する俺!
液面はアウターチューブ先端から118mm ←らしい^^
そして分解用のスタンド(オリジナル器具DIY)を改良^^
上部を天板から側面へ移動です。
それは、これアジャストロッドが天番が邪魔で入らないからです^^
挿入~♪
締め込んで
終了!!
ほんで!
今度はグリップ交換です。
年中付けっぱなしのグリップヒーターを外して
ラジコンのスポンジタイヤの張り付けと同じように
両面テープを巻いて(ボンドは嫌いなの(TT)です。
乾燥の遅いアルコールを吹き付けながら
装着完了♪
そして夕方
テストランへ出掛けると言う夜中のプチツーリング♪
虫の特攻にヤラレまくった今日でした。
以上、ビューエルXB9R 通称トメボルト号の倒立サスメンテナンスでした^^