拓庵思考~妻との日々・映画と音楽の毎日

巴座ホーム社長の私的なつづれ織り【妻にだけ弾くギタリスト 猫6人の父になる】

ニューヨーク・ニューヨーク

2015-09-18 17:19:36 | 日記・エッセイ・コラム

2013年8月12日に『2015年12月ハリウッドに行く!』と題して私はスター・ウォーズ エピソード7をアメリカ本土でいち早く観る!と宣言した。その後 タイトル『フォースの覚醒』と公開日がアナウンスされた....残念というか....世界同時公開になってしまい...ハリウッドまで観に行く理由がぼけてしまった....

ついにはセブンイレブンには垂れ幕が掲げられ、テレビCMで前売り券まで発売されている。さすがディズニー社だ....ルーカス・フィルムとは営業戦略が違う。...が、しかしだ...私のちょこっと下がった気持ちを自分で上げるべく私は自ら決断した。ハリウッドには行かない。ニューヨークに行くぞ!と...

私は行動が早い。2016年1月1日 私と妻はマンハッタン島に足を踏み入れる。航空チケットとホテルはすでに確保した。2016年の元旦にニューヨークで自由の女神を拝むとする。

亡き父は何回もニューヨークに行った。あけぼの印の漁業会社の海外大型漁船の機関長をしていた父は海の男だった。私が小さい頃、お土産は自由の女神とエンパイアー・ステート・ビルの置物だった。私の机の上はリトル・ニューヨークになっていたものだ....昨日、妻と『キック・アス』を観て笑いころげたがエンパイアー・ビルが映ると気持ちが高揚する...亡き父は大きい船でニューヨークに立ち寄ったのか....私はデルタ航空でニューヨーク入りする。なにやら父を想いだしてしまい別の感情が気持ちを熱くさせている。ヨーロッパの移民の多くが船でニューヨークに渡ってきたという...

もともと自由の女神はフランスから送られたものだ。先だってフランスに行った際にドゴール空港からセーヌ川沿いにホテルに向かう道すがらエッフェル塔と同時に自由の女神が目に入った。ニューヨークの自由の女神と違い、かなりスモールサイズの自由の女神である。ただこれもオリジナルなので、いでたちは『アフロディーテ~ミロのヴィーナス』のような顔だ。ルーブル美術館でヴィーナスのうしろ姿を拝んだ...素晴らしい姿であった。

花の都パリ。漢字で書くと巴里。巴の里か....フランス人はケルト人がルーツである。私は前世は殆んどがケルト人で構成されていると隠居された女性の阿闍梨に言われたことがある。阿闍梨(あじゃり~僧侶で厳しい千日回峰行をこなした先達)様とは仲良しで、三重県菰野町の湯の山温泉にある三岳寺にはよく泊まらせていただいた....お寺のお風呂も源泉で、私は信長に狙われた秘仏が鎮座しているお堂の隣の部屋にもよく泊まらせていただいた....織田信長から僧兵が守ったお寺なので日本のVIPもたくさん来る。名前は言えないが誰でも知っている日本有数の企業のトップがお忍びで阿闍梨さまに相談しているのを見かけたこともある。私は縁あってこの寺に行きついた。「拓ちゃんは愛の伝道師やで...」「しゃば世界で愛を与えんとな...」とよく盛り上げていただいた...単純なので私は愛の伝道師だと今でも自負している。だから恋愛を真面目にしない人間は好まない。

ケルト人は情熱的で恋愛においても熱烈で嫉妬深い....まさに私もそうである。だから妻を情熱的に愛せるが嫉妬深い私は世界一の焼きもちやきでもある。...フランス人がまさにそうで嫉妬するから浮気なんて許されない。当然 離婚率も高い。色の感性もケルト人特有があると思う。私の色の感覚は日本人ばなれしている。

今、このブログを書きながら気が付いたのだが..妻はヨーロッパ人の体型をしている...絵画の『ヴィーナスの誕生』のヴィーナスのくびれや身体の曲線は酷似している。そして私はケルト人だったのなら...そうか...色の好みといい、女性の好みといい...嫉妬深さや情熱など...がてんがいる。実際に妻を初めてキャンパスで見かけたときにその体型に惚れてしまい。見事なまでのクビレや大きいお尻に一目ぼれしたのであった...

そんな私の好み100点満点の妻が53歳になった。プレゼントは『ベルサイユのばら』の全巻とパリで買えなかったボンボン・ウォッチを銀座の日本代理店から購入しておいた。『ベルサイユのばら』をゆっくり読むためにシルバーウィークの最終日にふたりで温泉宿で読書大会をすることにした。私はニューヨークの本を持っていこうかな....添乗員さんやガイドさんもいないニューヨークの旅は私がプロデュースする。アーティスティックでロマンチックな旅にしたいものだ...『スター・ウォーズ フォースの覚醒』もニューヨークで二回目を鑑賞したい。できれば『スーパーマンVSバットマン』がアメリカ本土での先行上映になっていればいいのだが....スター・ウォーズとぶつけるのは避けて2016年3月公開はアメリカも同じかな...

2017年から建設が始まるディズニーランド・カルフォルニアのスター・ウォーズ・テーマパークにはたいへん期待している。ミレニアム・ファルコン号に乗れるアトラクションなんて...胸がときめく。今後のスター・ウォーズはエピソード8と9とハン・ソロのスピンオフ映画が決定しているのでディズニー社としても早く完成させたいところだろう。完成したら娘たち、孫たち、息子も全員連れて行きたい。娘たちとビバリーヒルズやディズニーランド、ユニバーサルスタジオを訪れたのは随分昔のことだ....当時、ロサンジェルス・ドジャースには野茂がいて娘たちとナイターを観に行った。野茂の全盛期でその日の野茂は最高だった。次の日、娘たちにドジャースのキャップをかぶらせてロデオドライブに繰り出すとハイタッチの連続で「ヒデオ ヒデオ」とアメリカ人が野茂を讃えていた。

よし。娘たち、孫たち全員連れて行こう。すごいツアーだ....