へびの夢を見た。
窓からばさっと入ってくる夢だった。色は白っぽくて目は黒く...はっきり私を見ている。夢の中の私は怖くて部屋の外に逃げ出すのだが...夢の中のへびはすごい力でドアを押してくる...というところで夢は終わった。
あくる日、なぜか北東の方角に行きたくて車を走らせた。お盆休みの後半の日本ロマンチック街道は少しだけ混んでいた。白沢村(現在は沼田市白沢町)の野菜直売所の『焼とうもろこし』の看板を見つけてUターンをした。「とうもろこしを2本下さい」「お茶でもどうぞ」......トマトのほかにプラムを購入して冷たいキュウリをいただきながらトウモロコシが焼きあがるのを待っていた....驚いた...昨日の夢に出てきたへびにそっくりな大きさの【蛇の抜け殻】が額に飾られているではないか....「うわッ...昨日みた蛇だ!」と私。「あら。だんなさん。お金がたくさんはいってくる前兆だっていうわよ。抜け殻もこんな大きいの珍しいし、お金が入ってくるっていうから飾っているんだわ」と店のおばさんたち....店の中では店のお孫さんが冷たいプラムをおいしそうに頬張っている。
亡くなった父は蛇の掛け軸を竜神様といって祀っていた。今は私が管理?している。私が生まれる前から祀られていて黒い大蛇が二体と白い蛇。ひとふで書きの掛け軸だ。その掛け軸にまつわる話もある。嫁いだ娘たちが幼いころの実話なのだが...娘たちはその掛け軸の存在を気味悪がっていた。そんなある日近くのお寺の前を散歩で通りかかったとき「あっ!!竜神様だ!」娘が叫んだ...なんと私たちの目の前に掛け軸と同じ大きさの白い蛇がゆっくりとベロを出しながら移動していた。私が合掌すると娘たちも必死に小さい手を合わせていた。
それから数日後、実家の函館に帰省して姉にその話しをした。「北海道に、蛇なんていないよね見たことないもの」...と、その二日後にまたしても驚くことになる。函館空港の近くの戸井町の浜辺で磯遊びをしていた帰りに私と姉と姪と妻の前に大きな黒い蛇が現れて大きなベロを出しゆっくりと消えていった。姪がやはり必死に手を合わせていた....
我が家の掛け軸の竜神様という名の掛け軸の蛇はどれもベロを出している....申し訳ないが今では私も持て余していてお供えもしてはいないし、手も合わせてはいない。
ちなみにあれから数日たったが...大金も入っていない....
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