まず、「私には聞くだけしかできません。」と最初に伝えるとのこと。これで相手は「聞き流しますよ」と受け止める。
但し傾聴は、ただ受身の聞き流しとは違い耳で聞くだけでなく心を働かせることが必要で、心が働かなければ口が動く(日常会話)だけになってしまう。
沈黙しても構わない、かけ手と相談員が対話する中で互が自分自身を見つめつつ、「人間とは何か」「生きること、死ぬこととは何か」を一緒に考え、さらにこれ . . . 本文を読む
NPO法人サンネット青森の代表根本さんとスタッフの方と、当事者の方4名が実際の生活をお話ししてくださいました。
その中の1人はサンネットの就労スタッフとしてもリーダー的な存在となっていらっしゃいます。
お子さんと一緒にグループホームに入居されている方はお子さんの将来について心配されていて、何にも一般の母親と変わりはないのだな、と思いました。
当事者さんたちが悩みながら仕事を頑張られていて、そんな活動の場を作ってきた支援者がいて、バリアフリーな生活がある。当たり前な暮らしを地域の中で治療しながら送っている。それが当たり前な世の中になっていくには、まずは支援者の心をバリアフリーにしていくことでしょうか。
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神科医の名越康文の著書『自分を支える心の技法』も読んでみました。対人関係、セルフコントロールに役立つ具体策が紹介されています。
そこでまた発見!私が起こりっぽいのは欲(理想)があるから!
仏教では怒り(嗔)をさらに二つに分類し、欲深い「貧」と、無知「痴」と言い、この3つの煩悩を克服すべきであるとどの宗派でも説いているとのこと。
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企業の考えを上から押し付けてくる職場の上司との人間関係もストレスで、心の切り替え方を学ぼうと数冊セルフカウンセリング用に心理学の本を購入していました。お薦めは、おのころ心平さんの『ibマッピング』です。
今後の目指すべき方向性が見えてきます。どうしたらいいか。どうしたらより自分を大事に出来るのか。
勉強になりました。 . . . 本文を読む
青紫の色調を多用したイラストが素敵な『LITTLE TERN』(リトルターン)ブルック・ニューマン作、五木寛之訳の小さな本に出会ったのもその頃でした。(リサ・ダークスという人の絵が本当に素敵です。)
ある日突然、飛翔できなくなったリトルターン(あじさし)がその喪失のうちに“旅”へとライフシフトを変え、その間に出会った自己の感情、友人たちとの関係、友情が描かれています。今、私は精神科疾患の方と仕事で関わっています。壊れた自身を自覚しているリトルターンが彼に重なります。
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