ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

ここはどこ?わたしはだれ?そして、今はいつ?

2012-12-28 | 季刊誌なな色メールより
『立冬を過ぎました。秋と冬との狭間であるこの立冬から食事や服装なども変わり、体感的に冬の訪れを感じるようになります。冬の気配を感じると冬支度というように、内側を物質的に満たしていく陰の働きが強くなるので人・物・金などの経済的に循環が活発になるのが特徴です。…この時期は個々の関係を細かく深く掘り下げていく機運に溢れていますので、これまで得た縁を育んでいきましょう。ここでの取り組みが再び5月上旬の立夏に繋がっていきます。農事なども冬へ向けた仕事が繁忙期を迎えています。冬を快適に過ごすための種撒きをしましょう。
「ふゆ」は「冷ゆ(ひゆ)」「振るう(ふるう)」「震う(ふるう)」や動物が出産するという意味の「殖ゆ(ふゆ)」などからきた言葉です。冬になると山の動物は冬ごもりし、大地からは緑が消えます。新しい一年の始まりとなる春までの充電期間でもあります。
~HELIOSTERA惑星通信~

この前のなな色メールでは、旧暦の暦を用いた自然と調和した生活を提案してくれた冨田貴文さんのワークショップからいろいろ紹介させてもらいましたが、11月6日(火)秋田での冨田さんのワークショップ第二段へも参加し、今回はいよいよマヤの暦〔13の月の暦〕についての詳しいレクチャーを聞いたので今回はそれを紹介したいと思います。
 実は私は前回のワークショップの後に小原大典さんの『13の月の暦』と『マヤのリズム』の二冊を購入。フェイスブックでも“13の月の暦”という所からメッセージを受け取り、独自に勉強し始めていましたが、本来の目的は使ってシンクロを感じること、なので頭でっかちの状態を抜け出て、これから個人的に本にあるワークを少しづつ奨めながら愉しみたいと思っていました。不思議で頭の中も???でいっぱいですが、何となく面白く文章も宇宙的で素敵なのです。心に響きワクワクするものがあり、届くメッセージを胸に刻んで暮らしています。
《暦のワークショップ》
★ 『13の月の暦』は太陽暦。月のリズムを組み込んでいますが、地球が太陽の周りを一周する365日(地球の公転周期)を一年とする太陽暦である。

★ ひと月は28日、1年は13ヶ月(28×13=364)と時間をはずした日(+1)で一年

★ 1年の始まりはグレゴリオ暦で7月26日

★ ひと月は4週間、1年で52週間。毎月の日付と曜日は、ずれ行かないで1日は必ず日曜日で始まり、28日は必ず土曜日となる。

★ 週には色と意味があって、赤、白、青、黄と繰り返し、もう一色、緑が“時間をはずした日”に!(5色で現されるというのが、新しい発見でした!)緑はハートチャクラの色でもある。

★ KINナンバーのKINとは、日や人のことを現す。地球が自転するときの音、静かな山奥でキャンプしたときに耳をすませると聞こえていたあの音!?頭の中から聞こえてくる気がして怖かったけど。)
時間は音楽(リズム)、4+4+4+1(12+1=13)

★ “銀河の音”:時間の運動や流れを反映・右脳・○・陰を表す/ ・(1を表す)と ―(5を表す)で表記
され、13個の音で成る。   
磁気の音、月の音、電気の音、自己存在の音、倍音の音、律動の音、共振の音、銀河の音、
太陽の音、惑星の音、スペクトルの音、水晶の音、宇宙の音
それぞれ、意味がある。キーワードがあり。イメージしていくと面白い。

★ “太陽の紋章”:時間の循環を表現する・左脳・□・陽を表す/20のパートを反映している。20個のマークで成る。色が4パターンを繰り返し並ぶ。キーワードあり。
   赤い竜、白い風、青い夜、黄色い種、赤い蛇、白い世界の橋渡し、青い手、黄色い星、赤い月、白い犬、青い猿、黄色い戦士、赤い地球、白い鏡、青い嵐、黄色い太陽

★ “銀河の通路”:“銀河の音”と“太陽の紋章”を組み合わせた一日のこと

★ “銀河の署名”:人は生まれた日の力を担って、この世に生を受ける。(生まれた日の“銀河の通路”のこと)
「今日はKIN162、・・・“銀河の音”では13個のうち6番目の音「律動」、そして“太陽の紋章”では 「白い風」で、今日は“銀河の通路”では「白い律動の風の日」 (キーワード「律動」:同等、組織する、つり合わせる/「白い風」:スピリット、伝える、呼吸) となる。考えると、つながろう・・・や、暦のお話を伝える・・・というワークショップは今日あるべくしてあったような気がしました。
それから、銀河の署名を知りたいですか?と手帳の表を使って、それぞれKINナンバーを出して、それからツォルキンの表でその数字が対応している太陽の紋章と、銀河の音の数を希望者は調べました。皆、出た「黄色い倍音のひと」や、「青い共振の夜」などのキーワードやイメージで納得したり、ヘエー、と感嘆したり…。ただ、占いのように人の意見に左右されず、自分で個々に感じてくださいとのこと。例えば、毎日「今日は何の日?」とキーワードを気にして、どんなことが起こったか書き記し、周期的に観ていく。自分の誕生日は260日で巡ってくる。これを目安にしてもいいとのこと。

★ グレゴリオ暦は人間の生活に合わせたものだが、13の月の暦は「自分時間」の暦である。52歳のとき、シリウスが一周するので一通り銀河的な学びを学んだということになる。人は生まれる日、場所、親を選んで生まれてくるが、自分の目的を一旦忘れて誕生する。インディオは12才になると、ビジョン・クエストという儀式で瞑想状態を経て、自分の生きる意味をわかります。チベットでは最初に“死”を学び、死に向かって生きていくという考えがあり、『死者の書』というものもある。日本人は“死”を忌み、遠ざけた生活となったことで、自分の死についても考えなくなり、後のことも考えない。だから、後始末を考えない社会となり、原発がどんどんできてしまった。

★ 13こある月にも名前がついており、銀河の音と同じ名称。例えば1の月/磁気の月、 2の月/月の月、 3の月/電気の月・・・という様に。一ヶ月ごとに次の一年へのステップアップのための流れが意味されている。

★ 時間をはずした日は一年の最終日(大晦日)にあたり、7月25日。それまでの13の月、28日の時間の枠組みから解き放たれ、次の新たな一年のサイクルに入り込むための一日とされる。「緑の日」「プラスワンの日」「銀河の自由の日」と呼ばれる。

★ 暦なので使っていかないと意味がない。(前回の旧暦と同じく。)日記、メモ(手帳の使用お奨め!)をつ

けるとシンクロがわかってくる。4のリズム“1・2・3・4(ひふみよ)”、(4は“世”=私のこと&世界のこと、どちらも表すもの)、4つのリズムで完結する起承転結のリズム。4週間の流れでもある。そこに“5(い)”(命)が来ると真ん中、スピリットという意味があり完成となる。これは緑色(ハートチャクラの色)、“調和”。2012年の冬至以降は緑の世界へ転換すると言われており、全てが明るみになる夜明けの意味があり、最悪の夜明けかもしれない…。そこからどう変わっていくかが大事。(2万6千年のサイクルで巡る)
小原さんの本『13の月の暦』でも13カ月の流れを感じながら生活することを最初のワークとしています。
ひと月28日周期を味わう・・・月のキーワードを意識して生きてみる。

 磁気の月(7/26~8/22) 目的を見出す(目的は何か?) コウモリは目的を統一する
 月の月 (8/23~9/19) 挑戦を見出す(挑戦は何か?) サソリは挑戦を分極する
電気の月 (9/20~10/17) 奉仕を見出す(どうしたらベストの方法で仕えることができるのか?) シカは奉仕を活性化する
自己存在の月(10/18~11/14) 形を見出す
(奉仕はどのような形になるのか?) フクロウは形を定義する
倍音の月  (11/15~12/12) 指揮をとる(自分自身に最高の権限を与えるには?) クジャクは輝きを授ける
律動の月  (12/13~1/9) 同等を命じる(同等を他の人にも拡張するには?) トカゲは同等を組織する
共振の月  (1/10~2/6) 調律を命じる(自分の奉仕を他の人にもあわせるには?) サルは調律を通す
銀河の月  (2/7~3/6) 無欠性を命じる(自分の信じている通りにいきているか?) タカは無欠性を調和させる
太陽の月  (3/7~4/3) 行為を公式化していく(どうしたら自己の目的に達するのか?) ジャガーは意図を脈動させる
惑星の月   (4/4~5/1) 挑戦を現す
(行為をどのように仕上げるのか?) イヌは現われを仕上げる
スペクトルの月 (5/2~5/29) 奉仕の解放(どのように解き放ちなすがままにさせるのか?) ヘビは解放を溶かす
水晶の月   (5/30~6/26) 形の協力(生きとし生けるすべてに自分自身をどのように捧げるのか?) ウサギは協力を捧げる
宇宙の月  (6/27~7/24) 魔術飛行に乗る(喜びと愛をどのように広げるのか?) カメは存在を持ちこたえる
時間をはずした日 (7/25)   次の一年へはレベルアップ!!

最初の4つの月で行為の基礎を確立する 次の4つの月では行為のリズムを拡張する 太陽の月からの4つの月では行為を変換する 宇宙の月は次の年へと輸送する という流れがあるのです。
この13の月の暦を使っているうちに、心の時間とシンクロニシティ(共時性)を感じることが起こってくるとのこと。・・・ユングも因果律の背後により高次な人間の深層心理や集合的無意識を説いている。偶然は必然である。自然界はすべてつながっている。


お昼は会場となった『農家民宿 重松の家』のお膳に舌鼓を・・・。鮎の塩焼きとミョウサクの甘辛和え、ドジョウの天ぷら、トマトの寒天と、だまこ汁、美味しいものばかり!重松の家は経営三年目で、大豆から味噌をつくる体験をさせてくれるなど、スローライフを提言している長閑で素敵なところでした。
午後は富田さんを囲んでの座談会形式で、参加者同士シェアしたいこと、読んで良かったと思う本の紹介をしました。
私からの話題;琵琶湖の水場のある暮しや、布オムツ、布ナプキンを提案することについて話し合った。“農業世界遺産”というものもあり、トキが帰って来る新潟、佐渡、岩手三陸地方の漁師合成洗剤禁止地区と木を植える活動など参考になる場所も全国にはあると富田さん。
Aさんから;冷えとり生活(靴下の重ね履き、服部みれいさんの本)の紹介、自作のフリーペーパー『SENSUOUS!第1号~依存から抜け出した暮し~』の紹介。
Bさんから;ウォルドルフ人形(シュタイナー教育におけるイメージを膨らませるための自然素材の布製人
形)を作ってみると楽しかったこと。
Cさんから;マクロビを始め、こんなにと思うほど体が変わったことに驚いた。
Dさんから;自然食、自然育児友の会のこと。
カップラーメンやコンビニのお弁当、おにぎり、など良くないとわかりながら摂る場合は、なるべく自分なりに手を加えたり、また良く噛むことで酵素で毒を中和させるといいのでは?と富田さん。電子レンジ(マイクロウェーブ)の加熱も、細胞が破壊された死んだ食物となるので良くない。手抜き、手早さ、手短さを好む生活は誰かの犠牲を気に留めない意識 → 無責任→原発が日本中に53基もできたことにつながっている。
Eさんから;節約について。キューバは経済制裁を受け物が無かったから、色んな工夫がなされ、違った発展をしている。面白い指導者が出てくるには、面白い人間が増えないと受け入れてもらえない。生産力をつける、修理して消費を抑える。これが慎ましい生活では?
読んだ本を個人の本棚にしまっておくだけでは勿体無いと話し合いました。交換会、フリーマーケットで売る、図書館に寄贈など意見が出ました。(富田さん;ライブラリーカフェを考えている。)
今、気づいた自分を責めずに、折り合いをつける。 自治体のやり方がおかしい。(北九州では瓦礫受け入れに反対する人を卑怯な手口で反対を諦めるよう働きかけている。)
秋田県は食品内の放射性物質の測定所が少ない。→『子どもを放射能から守る会in千葉』のサイトで紹介されている。フクシマの原発からはまだ放射性物質は7000万ベクレル/秒出ている。甲状腺検査は個人負担であること。観察と記録は大事。数値を見ていくこと、市民間での情報の共有。
本の紹介 『週間金曜日』  『整体的子育て2』  『草木染』 『シタイナーの経済講座』
染色は布地によっても同じ染料でも出る色が違って面白い。手間をかけた生活を愉しむこと。染色のワークショップも行っている。シュタイナー幼稚園では茜色の染物を使っている。 

『今日(11/1)から「与える黄色い南の城」です。この51日目に今年の冬至KIN207があり、翌日のKIN208でこの城は完成します。5200年前、KIN208からKIN209の魔術飛行でこの地球は時間泥棒に時間を盗まれました。その時間を取り戻す絶好のタイミングがこの52日後にやってきます。
レインボー・ブリッジ・メディテーションの日は冬至まであと数回となりました。深呼吸をして、心を鎮め、虹の橋の架かった地球をイメージし瞑想しましょう。そうイメージし、ハートから調和の世界を創りましょう。』           
~11月1日のフェイスブックの「13の月の暦」~
さて、皆さん、冬至までの間、今一度自己の本音と向き合い、ひたむきに生きてみようではありませんか。
私は我が儘なやり方を反省して、家族、職場の人など相手を思いやれるように忍耐力を養いたいです。

さて、この記事を書いた時季より、今は冬至を過ぎ、クリスマス騒ぎも終わり、年末となっています。新しい緑の世界の時代に入ったのです。
が、相変わらず、自民党が政権を取り戻し、穏やかな世界が勝手にやってくるわけではない事が伺えます。
一人ひとりが、自分で考えて、声をあげて、活動していかないと、平和はないと思います。引き続き、平和を祈りながら、目の前、周囲の平和から実現していきたいですね。

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