先日、お隣の県山形県の鶴岡市へとても久しぶりに出向きました。
鶴岡市は商店も面白そうな店舗名の看板が掲げられていたり、活気がありうらやましく思いました。だから、まちなかキネマのような映画館もあるのですね。
鶴岡市のとある協会を会場にして、沖縄県からお二人の女性を招いてのお話会があったのです。主催は沖縄へ応答する会@山形の方で、沖縄の米軍基地問題を話し合おうというものでした。
沖縄から来られた岸本セツ子さん、知念栄子さん、そして東京や福岡からも基地引き取り運動をされている女性、現在広島大学の教授で書籍『無意識の植民地主義』の著者野村浩也さん、翌日の25日に新潟県での会を主宰する福本さんなどがいらっしゃっていました。
会は最初、ハープの調べの中、絵本『りゅうこの白い旗』という絵本の朗読で始まりました。全文を読むのは長くなるという事で、九条を守る会のご婦人方で編集してとのことでした。
洞くつで民間人たちが隠れ潜み、米兵に白旗を掲げて出ていく際、子どもを最前に使うことを日本軍の将校たちが言い出し、戦火の中を逃げ延びる様子など、実話を元に書かれたものだということで、地獄だったと思いました。
そして、その後の岸本さん、知念さんの言葉も、戦火時に一番弱者であった乳幼児で、生き延びられ、戦後の苦しい環境で生きてこられたお二人の言葉は、とても他人の苦労話で終わらせてはいけないものだと感じました。
私の母と同世代のお二人、この世代の人口は沖縄ではとても少ないのだとのこと。後で野村浩也さんがお話しされていました。あの戦火時に乳幼児であったという事は、生き延びることがどれだけ困難であったか・・・。絵本で地獄のような状態を聞いたことで、その苦労が慮られました。
沖縄の基地問題に反対運動をしている人の中にも、沖縄だけが米軍基地の負担を追っていることにおかしいと思っていても、それを本土に、と訴えるのは、出来ないし、いけないと言う人もいる、でも、だからと言って、諦めてはいられないと訴えたいと、沖縄からのお二人の声。
野村さんの書籍は、2005年に出版されたものがさらに再編集されこの8月に再出版されるとのことで、以前出版時に、命を脅かすような表現でバッシングを受けたが、負けずに来られたという話もされていました。
野村さんは、お話の始め、ラップ?コールを元気に歌いだし、聴衆も呼びかけられたのですが・・・付いていけず・・・。でも、積極的平和の考え方。平等でなければ平和ではないの考えが歌われたものとのこと。「If it there not justice, and If it there no peace!」合っているか…?
沖縄の米軍基地問題は、安保理条約を反対してもね・・・と放置してきた本土の人も再度きちんと向き合わなくては解決しないし、解決していないまま放っておくことは、いじめを傍観して加害者となっている事なのです。それは平和主義ではありません。運動家にならなくては、という事ではないのですが、平和な社会を望んでいないことになっていると思います。
さて、私はどうすればいいのか・・・。『いのちの海』を秋田で上映して、呼びかけることを始めの一歩に。
本土への基地引き取りについての秋田県内での取り組みも起こせると良いのですが・・・。
鶴岡市は商店も面白そうな店舗名の看板が掲げられていたり、活気がありうらやましく思いました。だから、まちなかキネマのような映画館もあるのですね。
鶴岡市のとある協会を会場にして、沖縄県からお二人の女性を招いてのお話会があったのです。主催は沖縄へ応答する会@山形の方で、沖縄の米軍基地問題を話し合おうというものでした。
沖縄から来られた岸本セツ子さん、知念栄子さん、そして東京や福岡からも基地引き取り運動をされている女性、現在広島大学の教授で書籍『無意識の植民地主義』の著者野村浩也さん、翌日の25日に新潟県での会を主宰する福本さんなどがいらっしゃっていました。
会は最初、ハープの調べの中、絵本『りゅうこの白い旗』という絵本の朗読で始まりました。全文を読むのは長くなるという事で、九条を守る会のご婦人方で編集してとのことでした。
洞くつで民間人たちが隠れ潜み、米兵に白旗を掲げて出ていく際、子どもを最前に使うことを日本軍の将校たちが言い出し、戦火の中を逃げ延びる様子など、実話を元に書かれたものだということで、地獄だったと思いました。
そして、その後の岸本さん、知念さんの言葉も、戦火時に一番弱者であった乳幼児で、生き延びられ、戦後の苦しい環境で生きてこられたお二人の言葉は、とても他人の苦労話で終わらせてはいけないものだと感じました。
私の母と同世代のお二人、この世代の人口は沖縄ではとても少ないのだとのこと。後で野村浩也さんがお話しされていました。あの戦火時に乳幼児であったという事は、生き延びることがどれだけ困難であったか・・・。絵本で地獄のような状態を聞いたことで、その苦労が慮られました。
沖縄の基地問題に反対運動をしている人の中にも、沖縄だけが米軍基地の負担を追っていることにおかしいと思っていても、それを本土に、と訴えるのは、出来ないし、いけないと言う人もいる、でも、だからと言って、諦めてはいられないと訴えたいと、沖縄からのお二人の声。
野村さんの書籍は、2005年に出版されたものがさらに再編集されこの8月に再出版されるとのことで、以前出版時に、命を脅かすような表現でバッシングを受けたが、負けずに来られたという話もされていました。
野村さんは、お話の始め、ラップ?コールを元気に歌いだし、聴衆も呼びかけられたのですが・・・付いていけず・・・。でも、積極的平和の考え方。平等でなければ平和ではないの考えが歌われたものとのこと。「If it there not justice, and If it there no peace!」合っているか…?
沖縄の米軍基地問題は、安保理条約を反対してもね・・・と放置してきた本土の人も再度きちんと向き合わなくては解決しないし、解決していないまま放っておくことは、いじめを傍観して加害者となっている事なのです。それは平和主義ではありません。運動家にならなくては、という事ではないのですが、平和な社会を望んでいないことになっていると思います。
さて、私はどうすればいいのか・・・。『いのちの海』を秋田で上映して、呼びかけることを始めの一歩に。
本土への基地引き取りについての秋田県内での取り組みも起こせると良いのですが・・・。
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