結婚記念日・・・忘れないようにって平成8年8月8日に籍を意地でも入れると言い張り、夕方区役所へタクシーで一人で行ったっけ。思えばあそこから違うかってん!・・・毎年パーティーでも開くつもりやったんかいな?
夏に設定したのが間違いやったわ。子供の夏休みは忙しい、田舎のお店は帰省の客が来て忙しくなる、おまけにまだ新婚のころ勤めた皮膚科クリニック、夏が繁盛時期と来たもんで、結婚記念日はスルーするのが常になってしまったわけだ。気がついたら過ぎていた系。
勿論、今なんてわかっていても知らん顔・・・聞いてください家族周期です!
この夏、私は訪問看護師の養成講座なるものを5月から受講しています。訪問看護とは”在宅で暮らしながら療養する方を支援する”というものです。その方の環境やご家族の介護、看護力の度合いによっても私たちの関わりは変わってきます。ご家族への無理のない教育、指導をすることで、利用者もご家族も、私たちも負担や疑問なく、安心した暮らしの中でいられるということが一番だと何となくわかってきました。看護師の職業は、秒いいないだけで完結せず、在宅の方へ関われるのが醍醐味という先人の講師の方々の意見に頷けます。在宅、地域への関わりの奥の深さ、他職種間の調整など多義に渡る配慮も必要であるなど、まだまだエキスパートになるまではかかりそうです。
先月受けた講義の中に家族の発達段階についてのものがあり、紹介したいと思いました。この講義のテーマは「地域医療連携」でしたが、利用者に関わるためにはご家族の状況も察知し、寄り添うことの必要性、また、地域のインフォーマルなサービスも知っておき、無いなら創る!ということなどお話されており、目から鱗でした。
家族の発達段階は、社会の発展とともにその概念も変わってきていること(明治時代では家制度があり、家長に権限があった)今は血縁のみの繋がりではないものが大切にされていることや、単身赴任、遠距離(国外)別居でも絆がある家族や、同居していても他人より距離ができている心的離婚状態などもあると。
家族の定義、家族社会学では夫婦・親子・兄弟などの少数の近親者を主要な成員とありますが、文化人類学では「火(台所)の共同」です。そして昨今の日本での状況では、事実婚だけの関係を敢えて選択するカップルや同性同士のカップル、血縁ではない者同士が一緒に暮らし「家族」以上の存在だとして生活を送る人々などもいることから、家族を家族たらしめているのは「自分たちは家族である」という成員の意識以外にないと言えるとのこと。
家庭崩壊と嘆くよりは、新たな絆の発生が自然発生しているようで、これもありなのでしょう。
家族の成員数については小規模化が進んでおり、夫婦2人や、独居が増えているのは確かです。家族周期という家族の発達には段階があり、課題がそれぞれの段階であるようなのです。
周期の変わり目が危機を生む。日本では分離期から充実期への以降時期が危機的状況に陥りやすいと。・・・・親離れ、子離れの時期が双方一緒ではないと支障があることも
つづき
夏に設定したのが間違いやったわ。子供の夏休みは忙しい、田舎のお店は帰省の客が来て忙しくなる、おまけにまだ新婚のころ勤めた皮膚科クリニック、夏が繁盛時期と来たもんで、結婚記念日はスルーするのが常になってしまったわけだ。気がついたら過ぎていた系。
勿論、今なんてわかっていても知らん顔・・・聞いてください家族周期です!
この夏、私は訪問看護師の養成講座なるものを5月から受講しています。訪問看護とは”在宅で暮らしながら療養する方を支援する”というものです。その方の環境やご家族の介護、看護力の度合いによっても私たちの関わりは変わってきます。ご家族への無理のない教育、指導をすることで、利用者もご家族も、私たちも負担や疑問なく、安心した暮らしの中でいられるということが一番だと何となくわかってきました。看護師の職業は、秒いいないだけで完結せず、在宅の方へ関われるのが醍醐味という先人の講師の方々の意見に頷けます。在宅、地域への関わりの奥の深さ、他職種間の調整など多義に渡る配慮も必要であるなど、まだまだエキスパートになるまではかかりそうです。
先月受けた講義の中に家族の発達段階についてのものがあり、紹介したいと思いました。この講義のテーマは「地域医療連携」でしたが、利用者に関わるためにはご家族の状況も察知し、寄り添うことの必要性、また、地域のインフォーマルなサービスも知っておき、無いなら創る!ということなどお話されており、目から鱗でした。
家族の発達段階は、社会の発展とともにその概念も変わってきていること(明治時代では家制度があり、家長に権限があった)今は血縁のみの繋がりではないものが大切にされていることや、単身赴任、遠距離(国外)別居でも絆がある家族や、同居していても他人より距離ができている心的離婚状態などもあると。
家族の定義、家族社会学では夫婦・親子・兄弟などの少数の近親者を主要な成員とありますが、文化人類学では「火(台所)の共同」です。そして昨今の日本での状況では、事実婚だけの関係を敢えて選択するカップルや同性同士のカップル、血縁ではない者同士が一緒に暮らし「家族」以上の存在だとして生活を送る人々などもいることから、家族を家族たらしめているのは「自分たちは家族である」という成員の意識以外にないと言えるとのこと。
家庭崩壊と嘆くよりは、新たな絆の発生が自然発生しているようで、これもありなのでしょう。
家族の成員数については小規模化が進んでおり、夫婦2人や、独居が増えているのは確かです。家族周期という家族の発達には段階があり、課題がそれぞれの段階であるようなのです。
周期の変わり目が危機を生む。日本では分離期から充実期への以降時期が危機的状況に陥りやすいと。・・・・親離れ、子離れの時期が双方一緒ではないと支障があることも
つづき
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